下諏訪

上諏訪 リビセンでお姫さまのお茶会? リビセンを「ハコモノ」にしない。その先にあるもの。

10月22日〜23日 諏訪家族旅

二日目は、待望のリビセンへ!

1日目まではこちら。

二日目の朝。

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昨夜は着いたころにはすでに真っ暗だったからわからなかったけど、山も色づいてきています。

残念ながら急遽、午後には帰宅しなければならなくなったので、9時のオープンと同時にリビセンに突撃するプランで宿を出発。
どっちにしても、チェックアウトが9時だし。

諏訪湖!またくるよ!

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車を走らせること10分でリビセンに到着。

仕込みをしてたカナコさんが、気づいて中へ迎え入れてくれました。
今日のいちばん乗り!もいいとこ。
さっそく中をみて回ります。

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先月、お助け隊で来たときにはまだまだ形になっていなかったところが、ひと月ですっかりカフェになってる!

ああもう、いちいちステキすぎて、歩みが進まん。
そのうち、あまりのステキさに、見るのがもったいなくなってきた。(なにしにきた。)

わたし、とりあえずお茶を飲んで落ち着こう。

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あ〜〜、ホットチャイ!うま!

高校生息子、ケーキ食べてコーヒー飲んで、ペチカストーブの前から動けなくなってる。

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じんわりあたたかい…。

中学生娘、「ここからここまでのケーキ、ひとつずつ全種類くださいっ!」
カナコさん「ほんとに!?お姫さまのお茶会みたいになるけど!?」

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リンゴのスコーン
プレーンスコーン
かぼちゃのプディング
リンゴのクランブル

ひとりでこれだけ並べて、おいしいおいしいいいながら四つペロリと完食ですよ。
ほんと、食欲というより、その図太さ、いったいどうなってる?

そのあと、
娘、「カレー食べたい」

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「うわー、このカレー、すっっっごいおいしいいい!もう一杯食べたい!」

「…」

…さすがに、ストップ!!
ちょっと落ち着いて、満腹中枢が働くのをマテ!!
というか、あなたが働いておいで!!

お手伝い開始。
息子、大好きなたかみーさんにベッタリくっついて、棚作りのお手伝い。

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娘…

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…さっきまで古材の釘抜きしてたのに、どうしてこうなったし…。

…このあとちゃんと、古材洗浄のお手伝いをし、サポーターポイントカードにハンコを押してもらって、今回のリビセン詣では終了。

短い滞在だったけれど、じっくりリビセンを味わえた時間でした。

先月お助け隊でいったときは、すでに現場はかなり終盤の段階にはいってました。
家具、ストーブ、ガラスの職人さんや大工さんなど、技術を持った方々がたくさん来て、惚れ惚れするような手際で作業をすすめてて。

一方のわが家は、なんの技術も力ももたず、でもいろんなひとと同じ目的を共有して力をあわせるリビセンお助け隊は、とにかく楽しかった。
結局、自分たちは楽しかったけど、たぶんあんまり役には立てなかったよなあ…、という思いがどこかにありました。

でも、今回のリビセンで、担当のリョーコさん談。

夏にお助け隊のみんなが、リビセンの建物の工事のほかにも、材木をより分けたり、トタン板を延ばしたり、古材を商品にするお手伝いまでしてくれた。
リビセンがオープンして、ありがたいことにレスキューもすでにいくつもさせてもらって。
だけど、自分たちだけで作業すると古材の整理もなかなか進まない!
夏のお助け隊のみんなのサポートはほんとにありがたかったと、またしみじみ思ってる。

…嬉しかったです。ほんとにちょっとはお役に立ててたんだな、と。
自分が楽しい!と思えるのが大事なんだけど、やっぱり、それがただの自己満足じゃなかったと思えるほうが、嬉しさは増す感じがします。

リビセンで、レスキューしてきた古材を商品に生まれ変わらせる作業はずっと続きます。
今後空き家がどんどん増えていく社会情勢もあって、リビセンの思想がこれだけ支持を得ているというのも事実。
レスキューの要請はひっきりなしでしょう。

まだまだこれからも手を入れながら変化していくはずですが、「建物」としてのリビセンは素敵にスタートを切りました。
でも、そこで関与を終えてしまったら、ある意味いままでの社会とわたしの関係と変わらなくなっちゃうのかな。
「建物ができた、すごいね、よかったわ、終わり」みたいな。
いわゆる「ハコモノ行政」感覚ですね。

リビセンの思想はその先にあるはず。

今後もちょこちょこ通って、おいしいものを堪能しつつ、ステキなものに触れさせてもらいつつ。
できることでちいさいお手伝いをしていこうと思います。

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