キッチン

【鉄フライパン】はじめての「油ならし」のやり方&日々の使い方で気をつけていること5つ まとめ

鉄フライパン「油ならし」の手順:くず野菜をしっかり炒める

鉄フライパンを日常的に使って、20年以上になります。

先日、もうひとつ新しい鉄フライパンを追加しました。

あたらしい鉄フライパンの使いはじめに行う「油ならし」の作業のやりかたと、わたしがふだん鉄フライパンを使うに当たって気をつけていることについてまとめました。

鉄フライパン「油ならし」の手順

鉄フライパンを使い始める時の最初の作業「油ならし」の手順です。

錆止めのために塗られている古い油を洗い落とす

鉄フライパンの表面に塗られている油を、食器用洗剤で洗い落します。

鉄フライパン「油ならし」の手順:洗剤で洗う

火にかけて水分を乾かす

鉄フライパンを火にかけ、表面の水分をさっと乾かします。

鉄フライパン「油ならし」の手順:水分を飛ばす

新しい油を多めに入れる

乾いた鉄フライパンに、新しい油を多めに入れます。

鉄フライパン「油ならし」の手順:油を多めに入れる

火にかけて野菜くずを炒める

鉄フライパンを火にかけ、キャベツの外葉などの野菜くずをフライパン表面に油をなじませるようにしながらしっかり炒めます。

鉄フライパン「油ならし」の手順:くず野菜をしっかり炒める

余分な油をふき取り、洗剤を使わずに表面を洗い流す

野菜くずを捨て、余分な油を紙などでふき取り、洗剤を使わずに鉄フライパン表面を洗い流します。

鉄フライパン「油ならし」の手順:洗剤を使わずに表面を洗い流す

火にかけて表面の水分を飛ばして、できあがり

鉄フライパンを火にかけ、表面の水分をさっと乾かして、できあがり。

鉄フライパン「油ならし」の手順:火にかけてさっと水分を飛ばす

鉄フライパンを使うにあたって日々気をつけていること5つ

  1. 調理のときに、極端な強火は使わない(強火にしなくても十分熱がまわる)
  2. 調理し終わった食材はすぐにお皿やバットなどに移す(入れっぱなしにすると当然サビが出やすくなる)
  3. 使い終わったらすぐに洗剤を使わずにさっと洗う、洗い終わったらすぐに火にかけて水分を飛ばす
  4. 表面がカサっとして見えたら少し油を入れ、薄く煙が出るくらいまで熱してそのまま冷まし、油分を鍋肌になじませる
  5. 表面の油分が落ちてしまうので、トマト煮込み的な調理には使わない

鉄フライパン「油ならし」後の様子

今回、新しい鉄フライパンのはじめての「油ならし」が終わり、最初に作ったのはキムチチャーハンでした。

焦げ付くこともなく、美味しくできました。

次はホットケーキ。

こちらも焦げ付いたりくっついたりすることなくできました。

「油ならし」が済めば、こんな感じでとくに焦げ付きやくっつきなく料理が始められます。

おわりに

鉄フライパンは扱いが難しいと敬遠されることも多いようですが…。

料理が終わったらすぐに洗って乾かすだけなので、とくに手間だと感じることもなく20年以上使い続けています。

木屋の鉄打出しフライパン26cm

日々鉄分を摂取できるとも言われますし、 よっぽどのことがない限りどんどん油がなじんで焦げやくっつきとどんどん無縁になってきますし、テフロンのようにすぐにダメになったりしませんし、なにより料理がパリッとカリッと仕上がる、ほんとうにいい道具。

難しく考えず、自分の肌のスキンケアと同じような感覚で洗ったり保湿したりしつつ、ながーく付き合っていくのもまた楽しいと思います。

▼20年来の愛用者が新しく追加したおすすめ鉄フライパンについては、こちらをどうぞ。

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