キッチン

数は増えても、手間とリスクを減らしたい。まな板は、素材で使い分けています。

食材用まな板は、複数づかい

キッチンにあるまな板は、三枚。

  • パンを切る用
  • お肉、お魚などのタンパク質類を切る用
  • 野菜を切る用

三枚で、使い分けています。

シンプルに暮らしていきたいと思っていますが、これを一枚にまとめる気はありません。

この方が、料理の最中にいちいち洗ったり拭いたりしてまた使う、という労力が省けるから。

大事にしたいのは、モノの数じゃないのです。

まな板の素材選び

基本的に刃あたりの柔らかい木製のまな板が好きですが、タンパク質用には木製まな板を使いたくないと思っています。

お肉などを切るとどうしても脂がつく。

衛生的にきちんと洗おうと思うと、そのまな板を合成洗剤で洗わなくてはならなくなります。

合成洗剤には、界面活性剤が含まれています。

界面活性剤には、浸透作用、乳化作用、分散作用、再付着防止作用があり、この作用のおかげで色々な汚れをラクに落としてくれます。

大変ありがたい界面活性剤ですが、木製まな板に使うには、その「浸透作用」が気になります。

洗剤が、どんどん木部にしみ込んでいく。

毎日数えきれないほどくりかえし使って洗うモノだから、洗剤のしみ込んでいく木の上で食材を切ることになるのは、なんとなく抵抗があります。

ということで、

  • タンパク質は、あとで合成洗剤でゴシゴシ洗えるプラスチック製まな板で切る
  • 野菜は、あとでさっと水で流し、時々熱湯をかければ事足りる木製まな板で切る

という風に使い分けています。

界面活性剤に過剰反応するつもりはありませんが、まな板の使い分け程度でちょっぴりでもリスクを減らせるならば、それはそれでいいかなと思っています。

おわりに

結局、合成洗剤を使わなければ万事解決なのでしょうけど…。

でもやっぱり便利なんです、合成洗剤。

安いし、どこでも買えるし、あぶら汚れもすっきり落ちるし。

合成洗剤もまな板も使いよう、と思っています。

▼タンパク質用に使っているまな板。小回りの効くちいさめサイズ。洗剤でゴシゴシ洗える。便利です。

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