大学の寮に入っていた息子。
この年度末で入寮期限も終わるので、昨年末にひと足早く、寮を出てひとり暮らしを始めました。
わりと自分でなんでもさっさとやってしまう子でわたしが手を出す隙も全くなかったのですが、必要なものをあらたに買いそろえるにあたってひとつだけ、「白い食器はやめといたほうがいいよー!」というアドバイスをしました。
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わたしが白い食器をおすすめしなかった理由3つ
「白い食器は何でも合って使いやすい」と言われたりするけれど…。
わたし自身はまったくそう思いません。
寂しい・映えない
フレンチやイタリアンのシェフのような細部まで計算された彩りあふれるお料理を作れるならいいのですが、わたしが作るようなテキトーな料理は、白いお皿に盛ると
「病院の給食…???」
という感じ(悲しい現実)。
別に日々の食卓が「映え」る必要はないけれど、妙にシンとして見えるのも寂しいものです。
飽きる
「白は飽きが来ない」と言われたりするけれど、わたし的には「白は飽きる」。
寂しい・映えないから、つい手が伸びなくなります。
四季折々、お皿の上に色とりどりの絵を描くようなちゃんとしたお料理を作れる人は、白でも飽きたりせずに便利に使われるのでしょうが…。
色味や質感の違いが難しい
海外でテーブルコーディネートを勉強していたことがある知人と、「実は白の食器って合わせるのがスゴく難しいよね」という話で盛り上がったことがあります。
例えば同じ白でも、ジノリの白、ロイヤルコペンハーゲンの白、アラビアの白、アスティエ・ド・ヴィラットの白、コレールの白、ノリタケの白、白山陶器の白、はそれぞれ白の色味がちがう。
磁器か陶器かで、白の質感もちがう。
その色味や質感のズレを調和させながら組み合わせるのって実はものすごくテクがいるし難しいというのが彼女の意見で、わたしも同じようなことを感じます。
よっぽどの料理マイスターか、食事全体でのビジュアルにはあまり影響をうけない、というひとでないかぎり、白い食器は使いにくさのほうが勝ってしまうと思っています。
おわりに
義母が相当のお料理上手&食器道楽であることに影響を受け、夫と結婚以来、自分なりにかなりたくさんの食器に触れてきました。
若いころに「白は何にでもあわせられて使いやすそう」と買った白い食器類は、ここ何年かの片付けや整理でほとんどが手元を離れています。
いまある食器は色とりどりで一見バラバラなようですが、まいにちまいにちどんな料理もささっと盛って組み合わせて、便利に使えているものばかり。
和でも洋でも、テキトーな料理でもざっくりした盛り付けでも、おおらかにうけとめて「それなり」に見せてくれている気がしてありがたいです。
おまけの話
ちなみに…。
作家もののようなざっくりした食器も大好きでいまでもいくつか使っていますが、土ものはどうしても割れたり欠けたりしやすくて…。
以前は食洗機を使っていて、良くないとは思いつつめんどくささに負けて土もの食器を食洗機に入れてしまい、結局ダメにしたことも多々。
現在は、とにかく丈夫で色柄に和の雰囲気も感じられてなにかと使いやすいアラビアやイッタラの食器をメインに、土ものをちょこちょこ混ぜてつかっています。
いまあるラインナップにとても満足していて、あらたな食器が必要だと思うことも欲しいと思うこともありません。
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