きょうは、「わが家のダイニングで使用しているペンダントライト、ルイス・ポールセンのPH4/3」について書いています。
ダイニングに、ルイス・ポールセン「PH4/3」
わが家のダイニングのあかりは、こちら。
ルイス・ポールセンのペンダントライト、「PH4/3」です。
ルイス・ポールセン「PH4/3」、使用レポート
シンプルデザイン
デンマークの著名な建築家でもあるポール・ヘニングセンによってデザインされたこのライト。
三つの同心円状のセードが絶妙なバランスで重なり、その中心にあかりがともります。
シンプルですが、なんとも言えない陰影のあるデザインです。
蛍光球使用
本当は、一番内側のセードに引っ掛けてはめ込むフタがあり、そのおかげで直接あかりを目にすることなく柔らかい光を堪能できるというデザインなのですが、わが家ではフタを外しています。
電気代のかかる白熱球ではなく、蛍光球を使っているため。
蛍光球は長さがあるので、フタと干渉してしまうのです。
蛍光球とはいえ温かい色の光が欲しいので、パナソニックの「パルックボール プレミア(電球色)」を使っています。
一般的に「照明としては暗いのでは?」と言われることの多いPH4/3ですが、フタを使わないことが良い方に転んでいるのか、特にあかるさに不満を抱くことなく過ごせています。
コードはカットして調整
PH4/3は、下にあるダイニングテーブルの面から75センチの高さになるように、吊り下げています。
デザイナーの意図としては、テーブル面から60センチ上になるように設置するのがいいらしいのですが、それだとさすがに低すぎて生活に支障がありそうなので、若干高めに。
製品としてのもともとのコード長は1.5メートルもあるので、日本の一般家庭の天井に設置するには、長すぎてかなり余ってしまいます。
わが家のものは、販売店のカットサービスを利用し、ちょうどいい長さに切ってもらいました。
コードを巻きとって長さを調整できるリールや、天井の接続部分に余ったコードを入れ込むカバーのような製品もありますが、せっかくの美しいライトのデザインを堪能するためにも、ここはすっきりと潔くコードをカット。
ライト自体のデザイン、使用する電球、コード長と設置高のバランスで、下に置いたテーブルを陰影と深みのあるあかるさで照らしてくれています。
シンプルでうつくしいあかりを重ねる
部屋全体を満遍なく明るく照らすような照明は、落ち着かない感じがして、あまり好きではありません。
使う場所ごとに、シンプルでうつくしいあかりを。
その重なりが、部屋全体の心地よさとくつろぎを生むように思います。