わたしは、がん経験者です。
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15年前、第二子妊娠中に、血液のがんである「悪性リンパ腫」が発覚。
緊急帝王切開で子どもを出産後、9か月以上にわたる入院治療を受け、現在に至ります。
きょうは、ある出会いをきっかけに振り返った、「生きるということ」に対するわたしの思いについて書いています。
「妊娠中のがん」での出会い
先日、「妊娠中のがん」について検索してこのブログにたどりついたという方が、メールをくださいました。
この方、Aさんは現在妊娠中で、つい先日、わたしとおなじ「悪性リンパ腫」の診断を受けられたとのこと。
- 妊娠中
- 悪性リンパ腫
- がん確定診断時の妊娠週数
- 家族構成などの家庭環境
Aさんをとりまく現状は、15年前にわたしが置かれていた状況とおどろくほどよく似ています。
苦しみ
悲しみ
恐怖
混乱
自分の経験を思い出し、Aさんがいまどれほどつらい思いをされていることかと、身につまされます。
「いまやるべきこと」と、「これからについて」のわたしの考え
まだまだ混乱の只中にいらっしゃるAさんへ、わたしからお返事したメールです。
いまやるべきこと
いまやるべきこと。
まずは、赤ちゃんを無事に出産すること、それから、上のお子さん+新生児ひとりを、安心してまかせられる環境の整備が必要です。
ご実家に頼る、シッターやヘルパーを頼むなど、Aさんのご家庭の環境によって対応はちがってきますが、まずはここを安心してまかせ、ご自身ができるだけ治療に集中できるように準備することが一番必要だと思います。
これからについて
そして、これからに対応するための意識として、わたしの考えですが。
ステージがいくつかは、そう問題ではないので、ひとまずおいておきます。
今後、怒涛の日々がやってきます。
そのもみくちゃの波の中にあっても、目の前のことをただただ黙々とひとつひとつこなしていく。
そのひとつひとつ、一日一日を大事に、慈しんですごしていく。
がんだろうとがんでなかろうと、人生にはそれしかないとわたしは思います。
先を見すぎず、悲観せず、楽観せず、ただ淡々とやっていく。
そこに意識を向けていく心構えをされること、大事だと思います。
お腹で深く呼吸をして、落ち着いていきましょう^ ^!
一日一日を大事に、慈しんで過ごす。
わたしのまわりでは日々いろんなことが起き、そしてどんどん過ぎ去っていきます。
それは、15年前がんに直面していた時も、とりあえずがんをやりすごしてここにいるいまも、同じ。
がんであろうとなかろうと、同じようにまいにち時間は流れ、ものごとが現れては過ぎ去っていきます。
- 日々、目の前に現れてくるできごとを受け止め、できる限り淡々と、ひとつひとつこなしていくこと。
- そのひとつひとつ、すぎていく一日一日を、大事に慈しんで過ごすこと。
それが、生きるということだと、わたしは思っています。
Aさん、一歩一歩、進んで行きましょうね!
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