マンションから中古戸建への引越しを機に、身の回りの整理と片づけを始めて3年になります。
年明けからは、毎日ひとつずつモノを手放し、ツイッターのハッシュタグで記録、共有することも習慣になりました。
先日、こつこつ続けてきたその片付けの効果を目の当たりにする機会がありましたので、記録しておきます。
40代主婦、8泊10日ベトナム一人旅へ
先月の下旬から今月のはじめにかけて、ベトナムへ行ってきました。
バックパックひとつ背負っての、ひとり旅です。
バックパックとこころにいっぱいのおみやげを詰めつつ、ベトナム8泊10日の旅が終わりました。
出発時は余裕だった旅の相棒、#パタゴニア の35ℓバックパックが!パンッパンに!
今回の旅について、これからタグでぽつぽつ記録していきます。#ヌーのベトナムひとり旅 #旅と写真と文章と pic.twitter.com/bq3A2vOWdU
— ヌー@すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) 2018年7月3日
旅の持ち物や準備、現地で体験したことのレポートは、旅行記としてあらためてアップ予定です。
…で。
曲がりなりにも主婦のはしくれとしては、気になるわけです。
10日間留守にした家が、帰宅してみて一体どんな状況になっているか…。
恐怖の汚部屋! ではまったくなかった…
午前11時ごろに自宅に着き、バックパックの中の荷物を洗濯に出したあとの、わが家のリビングダイニングはこうでした。
郵便物や子どもたちの教科書がちょこちょこ積まれていたり、娘のダイニングチェアの背にTシャツがぺろんと掛かっていたりするけれど、ふだんと大差ありません。
キッチンの様子。
わたしの留守中、夫が夕食と翌日の子どもたちのお弁当をセットで考えては自炊してくれていたのですが、帰宅して足を踏み入れたキッチンはリビングダイニング以上にふだんとまったく変わりません。
もっとこう、いろんなあれこれが散らばって、ものすごいことになっていることもあるかもなと思っていたのですが…。
ふだんと変わらなかった。
好きなところに旅して、長らく留守にしておきながら言うのもなんですが、もしこれが散らかりまくった状態だったら、おそらく帰宅後の疲労感ハンパない。
それなりに整った生活をきちんと送ってくれていた家族と、その生活を支えて散らからずにいてくれた家に感謝しました。
汚部屋回避で感じた、くらしのシンプル化の効果3つ
今回わたしがいなくても家がほとんど荒れなかったのは、家族みんながうまく生活をまわしてくれたからというのがまずなによりの大・大・大前提。
そして、そこからあらためて、どうしてみんながそんなふうに適度にまわすことができ、家も散らからずにいてくれたのかと考えると…。
わたしはやはり、くらしをシンプルにしてきたことの効果だと思うのです。
くらしのシンプル化の効果① モノのある場所、戻す場所が明確
わが家のモノのありかは、とてもシンプルです。
キッチンでいえば、
調理によく使う道具はここ。
まな板はここ。
調味料はここ。
食器はここ。
断捨離でスペースに余裕ができているので、使うモノはそれぞれグループごとにだいたい1か所にまとまっています。
使いやすく、戻しやすければ放置しないので、散らかりにくい。
くらしのシンプル化の効果② 暮らしのしくみが見えやすく、シンプル
くらしの中で使っているものや、やっていることはとてもシンプルです。
たとえば、タオルはここにあるだけでローテーション。
だしは、この無添加粉末だしを溶かすだけ。
調理で出るごみは、三角コーナー代わりの容器の中の袋の口を結んで、外のごみ箱へ。
紙ごみは、上から紙袋を取ってだしてセットするだけ。
子どもたちが学校へ持っていくお茶は、何も難しいことなく熱湯をそそぐだけで十分おいしい三年番茶。
日々やっていることがごく単純なルーティーンになっているので、直感的に理解でき、実行しやすいようです。
くらしのシンプル化の効果③ そもそも散らかるほどのモノがない
今回、キッチンに限らずリビングダイニングもそうですが、
元に戻しやすい収納
とか、
片付けやすいしくみ
云々以前に、そもそも散らかるほどのモノがなかったということも言えるかもしれません。
モノの総数が少ないことが、なによりいちばんの片付け&収納システム。
おわりに
10日も留守にさせてもらい、帰ってきたときにも普段とかわらない状態をキープしてくれていた家族と家。
まずはすべて、すべて家族の協力あってのこと。
そのうえで、その協力を得やすいくらしができたのは、家全体でこつこつ取り組んできたくらしのシンプル化の効果でもあるのかなと思っています。