先日、ともだちとふたりで小豆島・牛窓・倉敷を4泊5日で旅してきました。
きょうは2日目の記録。
台風&雨予報をスパーン!とひっくり返し、気持ちのいい好天&青空の下での小豆島めぐりとなりました。
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2日目:福田港・ヤマロク醤油・小豆島オリーブ園・MORIKUNI酒蔵・中山千枚田
夜中、結構な雨音でなんどか目が覚めた。
台風だしなあ…、今日も雨なんだろうなあ…。
6時に目が覚め、ふたりでYouTubeを観ながらヨガなどしてみる。
8時、前日のチェックイン時にお願いしていたおにぎりとお味噌汁を出してもらい、朝ごはん。
このおにぎり、握り具合や塩加減、小豆島の佃煮とのマッチングが絶妙で、ものすごくおいしい。
こんなおにぎりをにぎれるようになりたい…(主婦歴20年以上なのに全然ダメ)。
ダイニング横の本棚にずらりと並んだ雑誌をぱらぱらめくっていて、島の北側にある福田港近辺の飲食店30~40店がそれぞれ自分で染めたオリーブ染めののれんを掲げているという記事を見て、福田港エリアへ行ってみることに決定。
オレンジやブラウン、カーキ色に染め分けられたのれんがとってもきれいなので、見てみたくなっちゃったのだ(唐突&無計画)。
10:00 希望の道&福田港
ニュースによれば、台風4号はあっさりと温帯低気圧に変わって消えて無くなってしまったらしい。
あいかわらず空はどんよりと曇っていて時折ぽつぽつと雨も降ってくるけど、ひどい風雨にはならなそう。
レンタカーで福田港へ向けて走り出し、海を見ながらアップダウンを繰り返す道をゆったり走っていたら、景色がきれいに見えそうなポイント「南風台」が。
「希望の道」とも呼ばれるスポットで、干潮時には向こうに見えるこんもりした島との間に砂州がつながるのだそう。
土庄港に近い「エンジェルロード」は超・超・超有名だけど、こちらは全然知らなかったな。
親切にも、この日は潮位が高くて砂州は現れない旨が駐車場の案内板に手書きで貼り付けられていた。
雲のせいで空も海も鈍い色にしずんでいるけれど、天気がよかったらさぞ碧く美しい空と海、そして砂州が見られるだろう場所。
レンタカーをパシャリ。PUIPUIモルカーみたいでかわいいね。
南風台を出てさらに海沿いの道を気持ちよく走っていくと、つぎつぎと昔の石切り場や現代の採石場があらわれる。
小豆島はそのむかし石の産地として有名で、大阪城の石垣の石もここから積み出されていたとのこと。
こんなふうに特徴的な形に割れて積み重なっているように見える岩もあり、高松から土庄港へ渡るフェリーのデッキからみた「重ね岩」を彷彿とさせる。
11時、福田港到着。
姫路へのフェリーの発着所である福田港、ひとが全然いない…。
駐車場のおじさんにオリーブ染めののれんのことを尋ねたけど、「のれん…???きいたことないなあ…???」と首をひねってる。
すぐそばにお土産屋さんがあったのでお店の方にも聞いてみたけれど、やはりぽかーんとして全く心当たりがなさそう。
気を取り直して、瀬戸内芸術祭の会期中には大きな会場となるという福武ハウスへ。
廃校となった小学校校舎をアートの拠点として使っている福武ハウス、この時は瀬戸内芸術祭の会期中でもなかったのでガラーンとしていたけど、会期中はかなりたくさんの人が訪れるスポットらしい。
ここで創作活動中だったらしい女性にもオリーブのれんのことを尋ねてみたけれど、やっぱり全くこころあたりがないそうで…。
オリーブのれん、どこいっちゃんたんだろうねえ???というのは結局最後までよくわからなかった。まあいいや。
のんびり歩いて福田港へ戻る。
港では、ちょうど姫路行きのフェリーが出港していくところだった。
駐車場には次のフェリーで本州へ向けて運び出すのか、大きなオリーブの樹を何本も積んだ大きなトラックが待機中。
立派なオリーブ、本州でも元気でね!
道が空いていて、すれ違う車どころか交差点も信号もほとんどないので、ペーパードライバー歴が長いというともだちとしばし運転交代。
緊張でガチガチになってたけど、安全運転でとっても上手だったよー!
希望の道まで戻ってきたところで、運転交代。
お疲れ様でした!
12:30 ヤマロク醤油
小豆島と言えば、の醤油の蔵を見たくて、いまでも木の樽を使って昔ながらのおいしい醤油を作っているというヤマロク醤油へ。
細い道路をドキドキしながら上がっていき、ヤマロク醤油の駐車場に車を停めたとたん、びっくりするぐらいの勢いで急激に空が晴れてきた!!!
台風予報でずっっっと雨マークだったのに!!!
逆転ホームランーーーっっっ!!!
蔵の見学と買い物と冷奴&アイスクリーム休憩が終わって外へ出ると、この夏空。
やっぱり天気がいいと気分が晴れ晴れするね。
台風に勝っちゃったー!アガるー!
14:00 小豆島オリーブ園
ウキウキとレンタカーを走らせていたら、左手に開けた海岸がでてきたので車を停めてみる。
オリーブビーチという海水浴場らしい。
波がしずかで青い水面がきらきら光って、ものすごく気持ちがいい。
やっぱり入っちゃうよね、海。このためにサンダル履いてきたんだし。
もう、天気がよくて光があふれてると、なにを見てもなにをやってても楽しい。
晴れてくれてありがとう!
オリーブビーチを出てほどなくして、小豆島オリーブ園に到着。
まだちょっと雲はあるけど、青い空と白いギリシャ風車の対比がステキ。
『魔女の宅急便』的に、ほうきにまたがってこのギリシャ風車の前でジャンプして写真を撮っているカップルが2組いた。
上手に撮れてるといいねえ(めんどくさいのでやらなかった)(ロクに跳べない上に着地で足首グネったりしそう)。
園内のレストランでおいしいオリーブ牛ランチプレートを食べ、添えられていたオリーブがあまりにおいしいのでお店の人に買えるか尋ねたところ、「下の売店にありますよー!」とのことだったので、売店へ。
グリーンオリーブとブラックオリーブをひと瓶ずつ購入し、何の気なしにレジの方に「これ、ココで採れたオリーブなんですね」と話しかけたら、「いえ?これはスペインですねー。今の季節はまだ実がなっていないので。ココのは秋以降ですねー。」って。
………。
ふた瓶も買ってしまった…。
ビン、重いのに…。
これ、この先ずっと背負って歩くのか…。
おいしいからまあいいや(スペイン産らしいけど)!!!
15:30 MORIKUNI酒蔵
小豆島で唯一の酒蔵と聞いて、行ってみたかったMORIKUNI酒蔵。
車の運転をしているので当然試飲はできず。
おみやげに日本酒の小瓶やMORIKUNIベーカリーのガーリックラスクなどを購入。
お昼ご飯を食べたばかりでお腹いっぱいだったからスルーしてきちゃったけど、中のカフェでスイーツなんか食べても良かったなー。
16:00 醤の郷(ひしおのさと)散策
天気が良くて気持ちいいので、どんどん行っちゃう。
醤油蔵が立ち並ぶ、醤の郷エリアを散策。
車の外に出るともう明らかに空気が醤油の香ばしい香りを含んでいて、ジリジリする暑さとあいまって、むせかえるような重さがある。
道路脇のミラーやガードレールにびっしりと黒い粒子がついていたのは、空気中に漂い出てくる醤油の成分か、それとも醤油の塩気による錆か。
遅い時刻だったので醤油ソフトクリームの売店なども閉まっていてもう入れなかったけど、立ち並ぶ蔵の背後にそびえる岩山と蔵の建物の黒い杉板壁の対比も美しく、かるく散策するのが楽しい場所。
17:00 中山千枚田
天気がいいのでどんどんあちこち行きたくなっちゃう。
昨日からいちにち運転していてもレンタカーのガソリンメーターはぴくりとも減ってないし、
ということで、中山千枚田へ行ってみることに。
山の中の道を走っていくこと30分ほどで、到着!
ちょうど西側からの光が入ってくる時間帯で、うつくしい…!!!
わたしたちがここへ来る数日前に、コロナ禍で中止になっていた「虫送り」の行事が3年ぶりに実施されたとのこと。
映画『八日目の蝉』や『からかい上手の高木さん』で話題になり、聖地巡礼的にずいぶんたくさんの人が参列したらしい。
以前映像で見たことがあり、非常に幻想的で美しかったので、タイミングが合ったらぜひ参加したかったな。
またいつか。
17:30 マルヨシセンターで買い出し&夕食&就寝
中山千枚田から土庄港へ、びゅーんとくだる。
土庄港、雲は多いけど、前日よりはずいぶん明るい雰囲気になった。
風向きかな?この日は港にあるかどやのごま油工場からのにおいが結構強く感じられる。
センゲストハウスのオーナーさんに教えてもらっていた土庄港近くの大きなスーパー、マルヨシセンターで買い物。
前日に引き続き、瀬戸内&四国近辺の海鮮や野菜、お惣菜など。
センゲストハウスに戻ると、美しい瀬戸内の夕景が始まってた。
オレンジやピンクがまじりあっていたかと思うと、突然山のむこうとこちらに輪をかけたように金色にぱあっと輝いたり。
前日は向かい側の山も空もとっぷりと白い雲の中に隠れてしまっていて全く夕焼けが見られなかったので、この日、決して派手な夕焼けではなかったけれど、美しい空と美しい海が見られたことがうれしくてうれしくて。
何枚撮っても代わり映えしないのにカメラのシャッターを切りまくり、何枚撮っても代わり映えしないんだからそれよりもしっかりと目に焼き付けよう!と思ってカメラを下ろしてうっとりとみとれ、しばらくするとまたそれも忘れてカメラのシャッターを切っちゃって、いかんいかんとまたカメラを下ろしてみとれる、というのを繰り返してた。
ううう…天気が良くなってよかった…。
ありがたやありがたや…。
空も海もとっぷりと暮れなずんだので、前日と同じように交代でシャワーを浴びて汗を流し、マルヨシセンターで買ってきたもので夕食の準備開始。
そうめんのふし部分を茹で、オクラ、シソ、わかめの佃煮、豚しゃぶといっしょに、ぶっかけそうめんに。
お刺身や、ともだちが揚げてくれたナス&ズッキーニ、前日買ってきたまめまめびーるで晩酌&夕ご飯。
現地でお店に行って食べるのももちろんいいけれど、今回はレンタカー運転中で外ではどうしてもお酒が飲めないわけで…。
こうしてゲストハウスで自分たちであれこれちょこちょこと晩酌の用意をしては気兼ねなくのんびり食べるのも、とてもとてもたのしかった。
ああ、いい一日だった。
2日目 まとめ
どうせ雨なんでしょ…と思っていたところが大逆転の晴天になってくれ、福田港、ヤマロク醤油、オリーブ園、MORIKUNI酒蔵、醤の郷、中山千枚田と、小豆島らしいスポットを明るい光の中で走り回れた一日だった。
台風は消えて無くなってしまったみたいだし、天気予報には一気に晴れマークが並び始めたしで、翌日も期待大!
どこへ行こうかなあ。
たのしみだなあ。
▼絶対に海に入りたくなるだろうなあと思ったので、このサンダルで行きました。スニーカー並みに歩けるので、夏の旅にすごく便利。ベトナム旅でも大活躍だった。
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