先日、ともだちとふたりで小豆島・牛窓・倉敷を4泊5日で旅してきました。
今日は最終日、5日目の記録。
雨がしとしと降るしっとりとした倉敷美観地区を散策し、きれいなものを見て、おいしいものを食べて、かわいいものを見つけて帰ってきました。
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5日目:倉敷美観地区さんぽ
目が覚めたら、どんより曇ってた。
この日の予報は雨。
それでも、もともとは今回の旅行中すべての日が雨予報だったのが思いがけずぴーかん続きになったわけで、最終日が雨、ぐらいで済んだのは御の字である…。
(全然関係ないけど、トラブルで急遽さがして予約したこの日のホテル、女性の利用を想定した細やかな気遣いがそこここに感じられ、チェックイン時にもらったフェイスパックシートも大喜びでつかわせてもらった。3日間日光にさらされた肌が超喜んでた。)
08:00 倉敷美観地区さんぽ&朝食
どこか適当なところで朝ごはんでも食べようと、倉敷美観地区散策を開始。
歩き始めてすぐに雨が降り出した。
雨で柳の葉がしっとりと濡れ、重たげでいい感じ。
09:00 CONO Foresta(コノフォレスタ)でパニーニモーニング
美しい緑の小径が奥へと続く一角へ。
本格的な薪窯で焼き上げたピッツァやパニーニをたのしめるCONO Forestaで、パニーニのモーニングセットをいただいた。
お向かいにはレザーとキャンバスの素敵なお店があった。
この一角、古民家をリノベした店舗とその間を縫うように続く和風の植栽がよく合ってて、とてもいい雰囲気だった。
10:30 ホテルチェックアウト&別行動タイム
ホテルへ戻って荷物をまとめ、チェックアウト。
尋ねてみると、チェックアウト後でもフロントで無料で荷物を預かってくれるとのこと。
ありがたい!身軽に動ける!
最終日なので、14時までお互い好き好きに動く別行動タイムにした。
別行動タイム📷。
— ヌー : そのうち浮上 (@like_a_rhino) July 8, 2022
またあとで会いましょう🕑。 pic.twitter.com/0phkeUwr0N
ふたりとも、一緒もたのしい&ひとりもたのしいタイプなのが、とても良い。
さて、スマホと財布と手ぬぐいとカメラと折り畳み傘だけを持って、ソロ散歩開始!
鶴形山へ上がっていく手前、店舗と店舗の間にひっそりと、ホルンフェルスの大きな岩が露頭していた。
このあたりは大昔はまだ海で、鶴形山は海の中の島だったんだって。
その上に阿智神社が建っている。
昔のひとたちの畏敬の念みたいなものが伝わってくる。
ロマンー!
11:00 アイビースクエア&ふなおワイナリー
ふらふら歩いているうちに、アイビースクエアに到着。
赤煉瓦の壁や、緑のツタが絡まる様子が美しい。
ふなおワイナリーという一角があったので入ってみた。
果物の女王と呼ばれるマスカットオブアレキサンドリアの一大産地である倉敷市船穂町産のマスカットをふんだんに使用したワインを製造するワイナリー。
倉敷観光Webより引用
ということで、まだお昼前だけど、マスカットオブアレキサンドリアを使った白ワインの中口を一杯ひっかけることに(600円)。
すっきりとしておいしかったけど、思った以上にドライでかたい感じかな…。
せっかくのマスカットオブアレキサンドリアのワインなのだから、ここはグッと超甘口でいっておけばよかったかもなーと思った。
散策再開。
縦横に走る通り沿いには、デニム、マスキングテープといった岡山ならではのアイテムを扱うおしゃれなお店がいっぱい。
どこを見ても絵になる街並み。
備前焼や倉敷ガラスなどの工芸品や、桃ジュースや黄にら醤油といった岡山特産の食品がならぶ美観堂。
おとなりのお店では、この「ゆれる桃尻グラス」でサーブされる桃ジュースが大人気なのだそう。
そっと触れると、くらんくらんと揺れる…。
ほんとに桃みたい?お尻みたい?につるつるぷりぷりのフォルムなのと、お値段にもびっくりした…(25,000円ぐらい)。
ひとつひとつ作家さんのてづくりなんですって…、なるほど…。
12:30 有鄰庵で卵かけごはんランチ
美観堂ですてきなものをいろいろ見たついでに、おとなりの有鄰庵(ゆうりんあん)でお昼をいただくことに。
このお店、卵かけご飯やプリン、桃ジュースなどが人気で大行列になるお店らしいのだけど、この日は雨のド平日だったせいかすっと入店できた。
新鮮なたまごに黄にら醤油をたらしてまぜた卵かけご飯、おいしかった!
13:00 倉敷意匠計画室直営店 アチブランチで「雨の日みくじ」
インテリアや雑貨好きに支持のあつい「倉敷意匠計画室」は、その名の通り倉敷を拠点とする雑貨ブランド。
倉敷美観地区にある直営店atiburanti(アチブランチ)は、かわいいけれど甘すぎない、おしゃれな雑貨でいっぱい。
とくに何か買おうという気持ちはなかったのだけど、レジ横に置かれた「雨の日みくじ」はどうしても素通りできなかった…。
おみくじを引いて出てきた51番の小袋の中には、こんなかわいらしいお人形「甘い雨」が入っていた。
旅先でおみくじを引いた。
— ヌー : そのうち浮上 (@like_a_rhino) July 9, 2022
こんなかわいらしい子が入ってた。
中のことばは
『慣れ親しんだ景色を出て旅をする。』
だった。
するする!
してるしてる! pic.twitter.com/ky0X2der1c
このお人形、にしおゆきさんという人形作家さんの作品なのだそう。
包み紙にくるまれたアメ玉のうえにちょこんと腰かけた女の子は、表情のあっさりさが却って想像力を掻き立てる感じで、見飽きない味わいがある。
いっしょに入っていたひとこと『慣れ親しんだ景色を出て旅をする。』があまりにも自分にぴったりで、笑ってしまった。引き寄せたな。
このおみくじ、倉敷が雨の日にしか店頭に出てこないらしいことも相まって、自分にとっての今回の旅のいい記念になった。
14:00 倉敷駅から倉敷空港へ
そろそろソロさんぽ時間もおわり。
アチブランチを出て、ともだちとの合流場所へ向かう。
途中、民芸のお店をのぞきながら、そういえば今回の旅、最初はふたりで出雲に行こう!って言ってたんだったなあ…いま思えば出雲も岡山と同じく民芸運動の出発点の地だったわけで、なんだかんだ結局ご縁のあるところにきてたんだなあ…と思った。
チェックアウト後も荷物を預かってくれていたホテルのフロントで14時にともだちと合流し、荷物をピックアップして倉敷駅へ。
最初はJRで岡山駅まで出て、そこからリムジンバスに乗るのかと思っていたけれど、調べてみたら倉敷駅からも岡山空港直通のリムジンバスが運行していたので、時間に余裕をもってラクに移動できた。
あっという間に岡山空港へ無事到着。
搭乗口ちかくに置かれたテレビは、この日のお昼に奈良県で起きた超弩級の大事件で上を下への大騒ぎで、ターミナルを行き来する人たちも皆あまりの衝撃にふわふわと現実感がないままテレビ画面に釘付けになっているような感じだった。
17時過ぎ、羽田空港へ到着。
瀬戸内4泊5日ふたり旅 まとめ
4泊5日のふたり旅、台風予報にはじまり、天気予報は全日雨マークばかりでどうなることかと思ったけれど、フタをあけてみればぜったいに晴れてほしい場所ではすべてこれ以上ないほどきれいに晴れてくれ、ほんとうにラッキーだった。
ざっくり&マイペース旅を不思議なくらいナチュラルに一緒に楽しむことができたともだち、はじめましてだったとは思えないぐらい垣根なくすっとなじみつつ岡山の魅力をたっぷり味わわせてくれたぱんだりさんに、大感謝。
ありがとうございました。
▼連日の雨予報から、急転直下のギラギラ天気。旅にはやっぱり、晴雨兼用のジャンプ式折り畳み傘が最強だと思う。
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