12月に、兵庫・大阪へ行ってきました。
兵庫&大阪、行ってきた。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 12, 2022
宝塚、灘、西宮、梅田、天神橋筋、京橋、鶴見、四天王寺、通天閣、日本橋筋、なんば、道頓堀、心斎橋筋
あちこちけっこう歩いた👣! pic.twitter.com/ajzS5ubHaS
今回の旅程はざっくり;
- 0日目(夜行バス泊):YCATから高速バスで梅田へ
- 1日目(梅田泊):福知山線廃線ハイク、宝塚、阪急今津線、灘「浜福鶴」、西宮「タイーム」
- 2日目(梅田泊):天満筋商店街、大阪天満宮、繁昌亭、京橋「とよ」
- 3日目(梅田泊):鶴見中国朝市、四天王寺、天王寺七坂、通天閣、日本橋筋、なんば
- 4日目(夜行バス泊):お初天神、NGKなんばグランド花月、道頓堀、法善寺横丁
- 5日目:早朝YCAT着
という感じ。
「3泊4日(夜行バス移動のため実質3泊6日)」のひとり旅。
きょうは3日目の記録。
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3日目:鶴見中国朝市、四天王寺、天王寺七坂、通天閣、日本橋筋、なんば
早朝6時過ぎ、真っ暗な中、ホテルを出てバス停へ向かう。
大阪シティバスで、寺町通りバス停から約30分。
安田バス停で下車。
07:00 鶴見 華龍貿易の中国朝市
安田バス停から歩くこと5分ほどで、華龍貿易(有)の中国朝市に到着。
毎週日曜日の朝5時ごろから開かれている朝市とのこと。
売り切れ次第終了らしいので、頑張って早朝にやって来た。
着いてみれば、ここが日本とは到底思えない光景。
今どきの若者風の年代の店員さんにも日本語がまったく通じず(こちらもまったく中国語は話せず)、身振り手振りで揚げパンと豆腐スープをゲット。
出来立てふるふるで、テーブルに置かれた搾菜と手作りらしい辣油を加えると、やたらめったら美味しかった!
食べながらふと「…あれ?身振り手振りでコレとコレ頂戴と伝えて渡してもらったけど、お金払ってないよ…???」と思い、壁に貼られていた価格表を見て、豆腐スープ200日元(円)、揚げパン100日元(円)の合計300円を後から店員さんに払いに行った。
「さっき払ってなくてごめんなさい」が全く伝わらなくて、手に押し付けてくるようなかたちになってしまった…。
ものすごく不審がられてたと思う。
こちらではキャベツたっぷりと卵とお肉を巻いたクレープのようなものと、肉まんが湯気を上げている。
こちらもまったく言葉でのやり取りができなかったけれど、なんとか肉まんを購入。
店の前の道端に香菜を山積みで売っている露店がずらっと並んでいたり、いろんなお肉の見たこともないような部位がばんじゅうに山盛りだったり、とにかく異国感に満ち満ちた場所だった。
半年ほど前にこの朝市の存在を知り、いつか訪れてみたいと思っていたので、この機会に来られて大満足。
大阪という土地の奥深さやひろがりを垣間見た気がする。
09:00 ホテルへ戻って仮眠
前日(その前日も)かなり歩き回った上、今朝も早朝から出かけてきたので、ねむい!
一旦ホテルへ戻り、再度ベッドにもぐりこんで仮眠をとる。
11時半、目が覚めたので、出かける用意をして東梅田駅へ向かう。
東梅田駅周辺、ごちゃごちゃ感がたまらない。
12:00 四天王寺
地下鉄に乗って、四天王寺前夕陽ケ丘駅へ。
朝の鶴見行きのバスも一本だったし、やっぱり大阪をまわるのに梅田周辺はアクセスがいいんだなあ。
四天王寺前夕陽ケ丘駅を出て四天王寺へ向かう通りは、うだつのある建物やゆるやかに湾曲した優し気な屋根が特徴的な古い民家が並んでいて、なんとなく趣がある。
熊野へ通じる街道だったらしい。なるほど。
四天王寺の石鳥居。
弘法大師の手とも小野道風の手とも言われる扁額は、念がこもったように見える独特の字体が非常に興味深い。
ここは西向きの坂に面していて、昔は坂の向こうはもう海だったらしい。
だから「夕陽が丘」なのね。
金堂では御祈祷の読経が続いていて、ここにお参りに来る人の思いのようなものが伝わってくる感じがした。
13:30 虹の仏で出汁キーマカレーランチ
朝あんなにも食べてお腹一杯と思っていたのに、四天王寺を歩いている間にちゃっかりお腹が空いてきた…。
駅から四天王寺へ歩いて向かう途中で行列を見かけたカレー屋さん、「虹の仏」へ行ってみた。
もう行列はほぼ解消していて、ひとり待つだけでさっと入店できた。
お店の看板メニューらしい、出汁キーマカレー(1,100円)。
その名のとおり、やや粗びきのひき肉を噛むと中からジュワっと出汁が染み出てくる、うまみたっぷりのナチュラルなスパイスカレー。
添えられた野菜類の風味や適度な酸味がバランスよく、全部を混ぜながら食べると絶品だった。
14:00 天王寺七坂散策
四天王寺から西側はその昔は海だったとのことで、谷町筋から西に向かって急激に土地が下がり、そこを下っていく坂7本が「天王寺七坂(真言坂・源聖寺坂・口縄坂・愛染坂・清水坂・天神坂・逢坂)」と名付けられている。
愛染坂。
愛染坂を下ったところにある大江神社の百歳階段。
清水坂。
清水坂を上がったところにある清水寺は、墓地の奥にあるテラス状の張り出しから通天閣がよく見えた。
清水寺の境内では、湧き出た清水が高いところから落ちてきている。
天神坂。
四天王寺前からのびる大きな逢坂にかかる歩道橋の上からは、通天閣やあべのハルカスがきれいに見える。
このあたりから土地は西に向かってぐんぐん下がっていて、かつてはここが海岸線で、ここ以西はすべて海の底だったんだなあと、古い大阪の土地に想像をはせたりした。
15:00 通天閣
天王寺動物園の脇を通ってひょいっと左に曲がったら、ドカーンと通天閣。
うわ、上の方になんだかぴょこんと突き出たテラスみたいな部分があって、人が立ってるのが見える…こわい…。
通天閣下を通って新世界側に回ってきたら、急に空が晴れて明るくなった。
びっくりするほど外国人観光客だらけだし、見る方角見る方角にビリケンさんがいるし、そこかしこでお店の大きな看板が光ったり動いたりしゃべったりするし。いやー、にぎやか!
楽天トラベルの全国旅行支援でもらった地域クーポンで通天閣にも上れるとのことなので、入場してみた。
列がふたつに分かれていて、片一方はつい最近オープンしたばかりらしい「タワースライダー」の列。
上まであがるのとは別料金で、上から滑り台でビューンと滑って降りてこられるんだって。
ヘルメットをかぶり、体の下に敷くマットを持っている人はスライダー組だね。
なんだかんだ行列待ちで、上の展望台に上がるのだけでも30分ほどかかった。
あべのハルカス、大阪城、六甲山、明石海峡大橋をぐるりと見渡せた。
ふと見上げると、さっき下から飛び出て見えていた跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」が頭上にあった!足もと透けてる!すごい!こわい!立ってる人すごい!
ビリケンさん、TIP THE TSUTENKAKU、そして新登場のタワースライダー。
通天閣は、周りのまちも含めてどんどん進化するテーマパークみたいな感じのスポットなんだな。
17:00 五串かつ「やっこ」で串揚げ三昧
通天閣を降りてきて、先ほど新世界で見かけた串かつ屋さん「やっこ」へ。
カップルや男性グループ、外国人観光客でいっぱいの店内。
壁のメニューから選んで注文すると、おかあさんがひとつひとつ目の前で揚げて皿にのせてくれる。
しいたけ、牡蠣、紅ショウガ、ふぐ、アスパラ、串かつ、レンコン、砂ずり、きす。衣さっくり、中ふわっと。おいしい!
わたしが入店してしばらくしたらもう暖簾を入れてしまっていたので、わたしがこの日最後のお客となった。
「最近はお客さんの戻りもすごくて、このあと夜の時間まで開けておけばどんどん来てくれるのもわかってるんだけど、疲れちゃうので。ムリはしないことにした。」と笑っていた。
にぎやかな新世界の中にあって、ちょっとだけ時間がゆっくり流れているような懐かしい空気感のお店。
大阪名物の串カツ、大きなお店、華やかなお店、安いお店は数えきれないほどあるのだろうけど、ここで食べられてよかったと、ほっこりした気持ちになった。
18:00 日本橋筋商店街、千日前商店街、法善寺横丁散策
翌日のなんばグランド花月での漫才観覧のため、チケットを買っておくことに。
通天閣から日本橋筋商店街へ。
道端に人が寝てたり、道路の真ん中を自転車が走って行ったり、今どき珍しく稼働している公衆電話を見かけたり、商店街のアナウンスがやたら中国語率がたかかったりで、だんだん自分が外国にいるような気分になってくる…。
大阪のまちってほんとにエネルギッシュ。
なんばグランド花月に到着。
ここが吉本興業の総本山かあ…。
向かい側には吉本漫才劇場や大阪府立上方演芸資料館などもあり、このあたり、上方演芸の中心地感がすごい。
なんばグランド花月の窓口で無事、翌日11時開演の回のチケットを購入。
さて、ふらふら散策しつつ、どこかのタイミングで宿へ戻ろうっと。
それにしても、このあたりもすごい人出。
人波にながされるように歩いていたら、法善寺横丁にたどり着いた。
提灯の灯りに照らされた一角で、苔むした水掛不動尊に手を合わせる人がひっきりなし。
雰囲気あるなあ…。
ここは来たいと思っていたところだから、また明日ゆっくりと来ようっと。
20:00 宿へ帰還
ちょっと早いけど、なんばから地下鉄に乗って東梅田の宿へ戻る。
梅田周辺のダンジョンにもちょっと慣れ、なんなく帰還(よかった…)。
串かつでお腹もいっぱいだし、今朝は早かったし、さっさと寝よう!と思ったところだったけど…。
20:30 HEP FIVEへ東リベグッズを買いに行く
駅で見かけた大阪メトロのポスターの写真を、娘に送ったら。
『東京リベンジャーズ』大好きな娘が、みごとに釣れた。
「”トレーディング” のアクリルキーホルダーが欲しい」という娘にトレーディングとは何かの説明を受け、この世にほんとにそんな恐ろしい販売方法があるのか…と震えつつ、じゃあ母が引くけどどの子が出ても責任は持たないよとくぎを刺しつつ、HEP FIVEへ。
(娘、大興奮)
なんだかもういろんな商品がありすぎるし、そもそも東リベが分かっていないのでなにがなんだかで目がチカチカする。
お目当てのアクリルキーホルダーはひとつひとつ黒い袋入りで外からはどれが入っているのか全然わからず、その箱には「おひとり様18個まで」と書いて貼ってあって、すごい世界だなあ…と(ブルブル)。
娘が「お母さんの日ごろの行いに任せる」というので、アクリルキーホルダーひとつを選び取って購入。
めぼしいキャラクター(?)がすべてセットになっているダイカットステッカーも購入(アクリルキーホルダーが娘にとっての”ハズレ”だった時のための保険)。
ものすごい人ごみの中、宿へ戻ってシャワーを浴び、就寝。
よく歩いたいちにちだった。
おわりに
大阪へ行くと決めて旅程を立てはじめた時に、行きたいと思っていた鶴見の中国朝市にも行けることを思い出して超テンションが上がった。
うはー!wkwkー!
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 4, 2022
あまりに異国!という前評判にたがわぬ異国っぷりを感じられたのも、旅の醍醐味。
おまけの話
娘の東リベアクリルキーホルダーは、帰宅後そのまま娘の一人暮らし先に送った。
「9人のうち、あんまり好きじゃないと思ってる2人以外なら誰でもいいから大丈夫!」と言っていた娘。
後日、どうだったか聞いてみたら、
「あのね、ほんとのこというと大丈夫じゃなかった 笑!あんまり好きじゃない2人の方の1人だった 笑!」
と返ってきた。
「お母さんの日ごろの行いに任せる」と言われたときに、あーこれはダメかもなあ…と思ったんだよねえ 笑。
ステッカーも買っておいてよかったでーす!
▼楽天トラベルの全国旅行支援。宿泊自体が割引になるのはともかく(そもそもの元値が上がっていることも多いので)、地域クーポンがついてくるのがかなりありがたい。大阪では落語を観て、おみやげを買うのに使わせてもらいました。
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