【兵庫・大阪3泊4日旅】4日目：曽根崎心中お初天神、NGKなんばグランド花月、道頓堀、法善寺横丁

12月に、兵庫・大阪へ行ってきました。

兵庫＆大阪、行ってきた。

宝塚、灘、西宮、梅田、天神橋筋、京橋、鶴見、四天王寺、通天閣、日本橋筋、なんば、道頓堀、心斎橋筋

あちこちけっこう歩いた👣！ pic.twitter.com/ajzS5ubHaS
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 12, 2022

今回の旅程はざっくり;

0日目（夜行バス泊）：YCATから高速バスで梅田へ
1日目（梅田泊）：福知山線廃線ハイク、宝塚、阪急今津線、灘「浜福鶴」、西宮「タイーム」
2日目（梅田泊）：天満筋商店街、大阪天満宮、繁昌亭、京橋「とよ」
3日目（梅田泊）：鶴見中国朝市、四天王寺、天王寺七坂、通天閣、日本橋筋、なんば
4日目（夜行バス泊）：お初天神、NGKなんばグランド花月、道頓堀、法善寺横丁
5日目：早朝YCAT着

という感じ。

「3泊4日（夜行バス移動のため実質3泊6日）」のひとり旅。

きょうは4日目、最終日の記録。

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4日目：お初天神、NGKなんばグランド花月、道頓堀、法善寺横丁

09:00 大阪市道路原標

ホテルでのバイキング朝食を終え、今回の旅でぜひ見てみたいと思っていたもののひとつを見に行く。

大阪市道路元標。

ここは、東京日本橋から始まる国道1号線の終点であり、北九州へ続く国道2号線の起点。

夏に行った下関・門司旅で関門海峡を渡る海底トンネルを歩いたんだけど、あれが国道2号線だったんだよねえ。

歩道橋の上から、国道1号線方面。東京へつづく。

国道２号線方面。北九州へつづく。

萌え！

09:15 お初天神（曽根崎心中）

すぐそばに３泊していながらまだ訪れていなかった、露天神（お初天神）へ。

近松門左衛門の人形浄瑠璃、かの有名な『曽根崎心中』のもととなる心中事件のあった場所。

「曽根崎心中」は、元禄16年4月7日に起こった、堂島新地天満屋の遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」が当神社の「天神の森」にて情死した事件をもとに、近松門左衛門が劇化したものです。この作品は当時の人々の間で大評判となり、当神社にも参詣回向の老若男女が大勢押しかけたといわれています。
お初天神HPより転載

ビルに囲まれた空間にぽっかりと沈んでいるような場所にあるので、通勤中らしい人がひっきりなしに境内を横切っていく。

縁結び社らしいハート型の絵馬のほかに、顔のないお初のイラストに自由に顔を描きこむ『美人祈願絵馬』なんかもあっていかにもイマドキな感じはするけれど、とはいえいつの世も女子の願いは変わらないんだろうなあと思ったりするなど。

お初天神を出ればまわりはすぐに、ラブホテルや飲食店が立ち並ぶエリア。

土地のにおいみたいなものは、そうそう変わらない。

11:00 なんばグランド花月

ホテルをチェックアウトし、前日チケットを購入しておいたなんばグランド花月の公演へ。

西川きよし、オール阪神・巨人、ティーアップ、メッセンジャー、月亭方正、インディアンス、そいつどいつ、そして最後に新喜劇。

むかしからテレビで見かけてきたような面々が目の前で話す様子は熱量たっぷりで、芸能の世界で長く生き残ってくるというのはやっぱりすごいことなんだなあと妙に感心した。

新喜劇も、子どもの頃に土曜日の昼にテレビで観ていたのとは当然まったくメンバーが違っていたけれど、ものがたりの運びや流れていき方は相変わらずで、ときどきセリフが飛んだようすだったり想定外につまづいてひっくり返ったりするトラブルも含め、かるい気持ちで楽しめた（酒井藍ちゃん、パワーあるね！）。

14:00 千とせで肉吸い

あ、関西出身ではないわたしでも知ってる「千とせ」を、なんばグランド花月の1階で発見！

肉吸い！

うどんが入っていないのでかるーくするするお腹に入って、おいしかった。

14:30 道頓堀・心斎橋筋散策

なんばグランド花月を出て、道頓堀方面へふらふら歩き出す。

前々日、京橋の「とよ」で同じテーブルだったオランダ人女性がおススメしてくれたたこ焼き屋さん、蛸焼依屋文左衛門に寄ってみたらお休みだった。

ざんねん。

道頓堀に到着。

このあたり、特に人出がすごい。

心斎橋筋へ。

心斎橋筋は、ちょっとブランドストリートっぽい通りなのね。

買い物客らしい人がいっぱい＆外国人観光客がすごい。

前々日に歩いた天神橋筋商店街とは違って、どこまで行っても小ぎれいなショップが並んでいるだけであまり面白くなかったので、心斎橋あたりまで歩いたところで道頓堀側へ戻って来た。

人、人、人。

15:45 道頓堀「とんぼりリバークルーズ」乗船

さっきチケットを購入しておいた「とんぼりリバークルーズ」に乗船。

水の上からまちを見るのはたのしい。

日本橋から浮庭橋まで9つの橋をくぐりながら巡る、約20分間のクルーズ。

ガイドさんがついてくれ、クルーズ船から見える景色や大阪のまちについてあれこれマイクで説明をしてくれるのだけど…。

わたしが乗船した回のご年配女性なガイドさん、申し訳ないけど全っっっ然おもしろくなかった…。

日本語の説明もつるつると流れていく感じでなに言ってるのかよくわからない上に、合間合間に「えびばでぃていくふぉとすひあ、パシャーパシャーパシャー、ぐっどすぽっと、おーけー？」みたいな、外国人観光客にとっても説明にもならないような英語が入る。

他の説明もずっとこんな感じなので、一緒に乗り合わせた東南アジア系らしき観光客もなにがなんだかちんぷんかんぷん、みたいな居心地悪い感じで座ってる。

さっきこのあたりを散策してる時に何便かクルーズ船が通っていくのを見たけど、人がぎっしり乗ってて最後は拍手が起きて盛り上がってたりしたのに、わたしが乗船した回はガラガラ＆最後もスンとした感じでみんな降りて行った。

チケットを買う時に時間帯で色わけがしてあって一瞬なんだろうと思ったけど、あれ、担当ガイドさんの色分けだったのかも…と後から思った。

あんなに集客にも差が出てるので、ひょっとしたら当たり外れがあること、有名なのかもね。

唯一、「戎橋の外側はお好み焼きを焼くときのコテをデザインしてある」という豆知識だけ吸収できた。

たしかにコテだった。ありがとうございました。

大阪のまちを歩いていると、お店の看板がだいたいデカいし立体だし光るし動くししゃべるしですごいなと思ったけど、道頓堀のあたりはその密度と濃度がすさまじい。

胸焼けしてきた。いったん道頓堀を離れよう。

17:00 法善寺横丁大たこでお好み焼き

前日の夜に通りかかった法善寺へやってきた。

苔むした水掛不動尊。

ねこがあちこちでウロウロごろごろしてて、このねこたちを目当てにここへきているっぽい人たちもちらほら見受けられた。

時刻は17時。

道頓堀あたりの様子を見るに、遅くなれば遅くなるほど混んで食事を摂る場所に困りそうな気がしたので、法善寺横丁で通りかかった大たこへ入ってみる。

スジコン玉のお好み焼きと、おつまみをいくつかと、日本酒。おいしかった。

お店の大将が目の前の鉄板で焼き始めたら、隣に座っていた韓国人カップルが歓声をあげながら動画撮影を開始。

男の子の方は何度も日本に来ているのか片言の日本語で店員さんとコミュニケーショも取っていて、外国人観光客がいるのが当たり前だった頃のまちの雰囲気がぶわっと戻って来た感じがした。

食べ終わってお店を出ると、あたりの小路はどこも人でいっぱい。

入り口で外国人観光客グループに予約番号の確認をしながら、「これは別の支店の方なんです、ごめんなさい、そっちへ行ってください」と英語でいっしょうけんめい説明しているお店もあったりして、大混乱。

平日、月曜日の夜なのに、すごい。

早めにお店に入っておいてよかった。

18:30 ミナミ散策

お腹もいっぱいになったので、またふらふらと散策開始。

戎橋から心斎橋筋の方を見たら、奥の方まで人でぎっしり埋まってた。

どこへ行っても人がいっぱいだし、雰囲気で胸焼けがしてきた…。

帰りの夜行バスの出発時間まではまだまだ時間があるんだよな、まいったな…。

このあたり、さっと買って食べ歩き！みたいなお店はいっぱいあるんだけど、時間を気にせずのんびり座れるカフェみたいなお店があんまりみあたらないんだよな。

なんとなく飛び込んだカフェで、さっぱり系のデザートを。

おいしかった。

けど、あんまり落ち着かなかった…。

おなかと気持ちを落ち着けたくてほっこり系のカフェに入って食べたデザートがほっこりと大変美味しくてすっきりしたんだけど店内のBGMの選曲がことごとく合わなくてつらい（アニソン的なのとかAIのクリスマスソングとか、いまはなんかよくわかんないけど湘南乃風みたいなのが流れているつらい）
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) December 12, 2022