2月に、広島県尾道市周辺へ行ってきました。
広島旅〜!
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 20, 2023
✔️尾道
✔️しまなみ海道🚲
✔️鞆の浦
✔️竹原
まちをフラフラ歩くのがすごく楽しかった#一人旅 pic.twitter.com/y8IRmYjopN
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
広島県東部をめぐる、4泊5日のひとり旅。
きょうは最終日、5日目の記録。
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5日目:たけはら町並み保存地区散策、帰宅
08:00 あくびカフェーで朝食
あなごのねどこをチェックアウトし、併設のカフェあくびカフェーで朝食。
ネコノテパン工場のトースト、サクサクで美味しいね。
学校の古い備品を使ったインテリアや給食っぽい配膳、かわいかった。
08:30 二階井戸を見に行く
坂に住宅地が密集している尾道ならではの井戸、二階井戸を見たいと思いつつ忘れていたので、最後に見に行ってみることに。
初日から何度も何度も歩いた尾道本通り商店街と、そこから海側山側へのびていく小路ともきょうでお別れ。
ちょっとさびしい。
尾道本通り商店街から、国道2号線とJR山陽本線を渡って山側へ上ったところにある持光寺。
その門前に、二階井戸。
現在は使われておらず、井戸にはフタがされているようだった。
土堂小学校。
戦前のコンクリート造小学校建築の様式を強く残しているというこの校舎、どうやら生徒はすでに移転して別の学校へ通学しており、この校舎自体は廃校準備の真っ最中らしいのだけど、賛否両論でなかなかゴタゴタしているっぽい(まちのあちこちに、「歴史ある土堂小学校をまもろう!」的なポスターが貼ってあった)。
林芙美子や大林宣彦を輩出したという土堂小学校だけど、地方の人口減少&建造物老朽化の波には抗えず、といったところかな…。
このまま尾道駅に下りてもおもしろくないので、斜面に沿った小路をさらに進んで水平移動してみる。
粗大ごみ収集の方が何度か往復して古いお布団を運び降ろしていた。
(長崎でもこんな感じだったのを思い出した。)
坂と小路の多いまちでのくらしは、実際、大変なこともおおいよねえ…。
斜面にへばりつくように建つ家々と、それを支える石垣と、その間を縫うようにのびていく小路。
そろそろ尾道駅の上あたりだから尾道駅に向かって下っていく道が出てくるだろうなと思ったら、案の定。
尾道の路地は縦横無尽に果てしなく続いているようで、案外シンプルでわかりやすい。
小路を下ればもう尾道駅。
尾道、たのしかったなー!
4泊して結構あちこち歩き回ったけど、まったく飽きなかった。
09:27 山陽本線&呉線で竹原へ
尾道駅から山陽本線に乗り、三原で呉線に乗り換え。
呉線、海が近い。
帰宅してから『村上海賊の娘』を読んでみたら、このあたりにあったお城(賀儀城、安芸高崎城)の記述があって、この海に戦船が何百漕と並ぶさまはさぞ壮観だっただろうなあと想像した。
※『村上海賊の娘』、大阪で歩いた上町台地にはじまり、今回行ったしまなみ海道の芸予諸島、鞆の浦、昨夏に行った小豆島、牛窓、門司城など、ここ最近に行って心当たりのあるスポットばかり出てきて、めちゃくちゃ面白かった。
3日で読み切ってしまった。
10:22 竹原駅着、散策開始
竹原駅に到着。
『たまゆら』というアニメの聖地なんだね。へー。
駅前の商店街を抜けていく。
たけはら町並み保存地区に到着!
NHKの朝ドラ『マッサン』の主人公竹鶴政孝氏は、ここ竹原の酒蔵「竹鶴」の坊ちゃん。
尾道のおでん屋さんで一緒になった地元の人に「竹原に行ってみようと思っている」と話をしたら、竹原にはマッサンの竹鶴政孝の実家があるよ!と返ってきてびっくりした。
昨秋に余市のニッカ余市蒸留所と仙台のニッカ宮城峡蒸留所に立て続けに行って、マッサンの来歴についても資料館でなんども見ていたはずなのに、すっかり忘れていた。
図らずも、マッサンの聖地を網羅した感。
カフェ青でランチ。
中身いろいろの餃子やサラダ、玉ねぎのスープやお漬物からデザートのシャーベットまで、てづくりにこだわっている感じでどれも美味しかった。
西方寺普明閣へ。
この階段、1983年公開の『時をかける少女』のロケ地で、原田知世ちゃんが何度も上り下りしていた場所なんだって。
この階段と普明閣は、アニメ『たまゆら』のロケ地でもあるらしい。
普明閣からの景色、きれいだったー!
竹原の風車のオブジェ。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 24, 2023
風が見える。#広島#竹原 #一人旅 pic.twitter.com/DC4v41cJm1
目を引いた、日の丸写真館の建物。
これも『たまゆら』に出てくるそう。
さて。
10時半に竹原駅前から歩き始めて、14時頃にはすでに町並み保存地区を3~4周ぐらいはぐるぐる歩きまわった状態で、持て余してしまった…。
竹原の町並み保存地区をゆっくり見たいと思って朝から来たけど、さすがに時間がありすぎたかも…。
どこかでお茶でもと思ったけど、道の駅の食堂ももう閉まってしまっていたし、まちなかのカフェもあまり開いてない…。
竹原駅前から広島空港へ向かう乗り合いタクシーの予約は16時。
まだ2時間あるよ…。
14時半、竹原駅前の喫茶店潮風に入る。
カウンター内にいるご店主らしきマダムと、ソファに腰かけた恐竜のセーターがかわいいアルバイトらしき若い女性のおしゃべりが響く、のんびりした雰囲気がすごくいい。なごむ。
ここで出てきたサンドイッチセット、具がたっぷりはいってて、パンがしっとりふわふわで、とってもおいしかった。
フルーツとヨーグルトまでついていて、紅茶とセットで900円。
イイ。
1時間半ほどゆっくりさせてもらった。
16:00 竹原駅前から乗り合いタクシーで広島空港へ
16時、竹原駅前から乗り合いジャンボタクシーで広島空港へ。
最初は竹原駅から広島空港まで電車やバスを乗り継いで行こうと思っていたのだけど、Googleマップ上で見て竹原から広島空港はこんなに近いんだからもっと効率的な交通手段があるはず!と思って調べたら、予約制の乗り合いタクシーがあって歓喜。
前日に電話で予約、1,500円。
一回乗り換えのあるバスなら45分950円、電車とバスの乗り継ぎなら1時間49分1,350円なので、乗り換えなし乗り合いタクシーで25分1,500円なら全然アリだと思った。
山間を走って、25分ほどであっという間に広島空港に到着。
早い!
17:15 広島空港発
おみやげをちょこちょこ買って、広島空港を離陸。
広島4泊5日旅のおみやげ記録 pic.twitter.com/MjYFlK04Fq
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 21, 2023
18:40、定刻通り羽田空港に到着。
4泊5日の広島旅、おしまい!
たのしかった!
おわりに
尾道のおでん屋さんで竹原の話になった際、地元の方が「俺は竹原の日本酒は好かんけどな」と笑っていた。
なぜかと尋ねたら、「わからんけど…こっちは備前の国、あっちは安芸の国で、ちがうしな」と。
そっか、そういうのってあるよね。
わたしは愛知の三河地方の出身なんだけど、同じ愛知でも名古屋を擁する尾張地方はいろいろハデで華やかでどうも自分は水が合わないと感じるので、脈々と受け継がれて来てしみついた肌感覚の違いみたいなものはすごくよくわかる気がする。
そういうところまで含めて、広島県東部のいろんなまちの空気感を感じ取ることができた、とてもいい4泊5日旅だった。
▼楽天トラベルの全国旅行支援。宿泊自体が割引になるのはともかく(そもそもの元値が上がっていることも多いので)、地域クーポンがついてくるのがかなりありがたい。広島ではおみやげと夕食に使用。
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