先月下旬、北海道の旭川&稚内へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは最終日、4日目の記録。
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4日目:酒蔵めぐり(国士無双・男山)、らーめん山頭火、旭川駅前野点
最終日、旭川の天気は雪。
前日、暴風雪による宗谷本線運休でおおわらわだったので、ちょっとお疲れ気味。
ということで、ホテルの部屋の窓から旭川の街をながめつつ、朝の一服を。
はあ…落ち着く…。
10時直前にチェックアウトして、外へ出る。
さて、歩くよ!
10:00 酒蔵めぐり(高砂酒造『国士無双』)
旭川駅前から歩くこと20分ほどで、高砂酒造に到着。
ここは、日本酒を飲む人であればいちどは名前を聞いたことがあるだろう「国士無双」の酒蔵さん。
3種類(この日は梅酒を含め4種類)のお酒を無料で試飲させてくれた。
店舗の中はお酒はもちろん、甘酒餅やかりんとうなどのお菓子、江丹別の青いチーズのようなスペシャルなおつまみなども売っていて、あれこれ試してみたすぎて困る…。
気になった銘柄の日本酒4合瓶2本と、お茶菓子にするお菓子を購入。
隣に蔵のスペースをつかった休憩スペースがあり、店内で購入した甘酒抹茶を飲みながらひと休みさせてもらった。
そういえば、お店に着いたとき外国人のお客さんが3名ばらばらと入って来たのだけど、お店の奥にまっすぐ進んでいって資料展示みたいなエリアだけ見て、首をかしげながらあっという間に出て行ってしまった。
入り口を入ってすぐ右手が試飲もできる売店なのに、土間が通り土間のように奥へ続いているのでそちらの方に視線が行ってしまって、売店の入り口に気づかなかったのかもなと思った。
SAKE、飲んでみたいよねえ。
声を掛けてあげればよかった。
さて、次の酒蔵へ向かおう。
高砂酒造を出て、旭川四条駅前へと歩き出す。
10分ほどで到着。
稚内方面からの特急が走っているのが見えた。
特急、乗りたかったなあ…。
12:00 酒蔵めぐり(男山株式会社『男山』)
旭川四条駅前、4条18丁目のバス停からバスに乗り、永山2条6丁目バス停で下車。
男山酒造り資料館に到着!
わたし世代だと、マンガ『有閑俱楽部』でその名前を知ってる人も多いであろう『男山』。
もとは伊丹のお酒だったんだね、知らなかった。
伊丹の本家の方から「正当な継承者の証」として受け取った印鑑なんかも展示されていて、歴史と人間模様を感じ取れて面白い。
資料館内は実際の現在の酒造り工程が見学できるほか、日本酒の醸造プロセスの説明映像や、昔の酒造りの道具展示、『男山』の商標が描きこまれた浮世絵や物語本の収集展示などがあり、1階には3種類銘柄を選んで無料で試飲できる試飲コーナーも。
駐車場に停まっていた大きな観光バスに乗っていたのは中国からの観光客っぽかったし、試飲している間にやってきた若いカップルは韓国からだった。
日本酒造りの説明映像は5~6か国語に対応していたし、もはや一大観光スポット。
高砂酒造とはまた全然雰囲気も方向性もちがって、この多様性こそが日本酒という感じがした。
14:30 らーめん山頭火
永山2条6丁目から再びバスに乗り、旭川駅前へ戻る。
最終日になったので、旭川ラーメンでも食べようと歩き出したら、駅前にらーめん山頭火旭川本店があった。
わたしでも名前を聞いたことがあるラーメン屋さん、旭川が本店なんだ!
しおらーめん(950円)を頂く。
白く濁ったスープは白いとんこつスープがマイルドで、まるで雑炊を食べているようなやさしい味わい。
こってり苦手なわたしには、ほっとするおいしさだった。
さて、旭川滞在も残りわずか。
旭川駅の向こう側へ行ってみよう。
15:00 あさひかわ北彩都ガーデン散策・野点
旭川駅の南側は、忠別川の河川敷があさひかわ北彩都ガーデンという広場になっている。
なだらかに広がる雪原と、川の流れの向こうに広がる冬木立、傾き始めた日の光が美しい。
ここ、ぐるっと一周圧雪された遊歩道が歩くスキーコースになっていて、わたしが歩いている間にもスキーを履いてするーーーっと滑りぬけていく人の姿を見かけた。
あまりに景色がいいので、ここで野点セットをひろげてお茶を。
(遊歩道脇の雪の上にポンと野点セットを置いたら、水筒が雪にすぽんと沈んでいって、ちょっとあせった。)
ぴりっと冷たい空気の中で、あたたかいお抹茶を頂く。
最高!
旭川の駅は、駅舎のインテリアに木をふんだんに使っていてデザインがいいし、駅構内にずらっとならんだ旭川家具のテーブルとイスで学生さんやカップルがくつろいでいるし、駅前はこんなに環境のいいガーデンスペースになっているし。
うまいこと作ったなあという感じがした。
16:00 スターバックスコーヒー旭川北彩都店
だいぶ日も落ちて寒くなって来たので、さいごにスターバックス旭川北彩都店へ。
大きな窓の外は一面の雪景色。
ゆったり腰掛けて夕日が沈んでいくのを見られる、よい場所だった。
17:50 旭川空港へ
17:50、旭川駅前から、旭川電気軌道バスで旭川空港へ。
スキー帰りらしい大きな荷物を持った人、観光客らしい大きなスーツケースを持った人でいっぱい。
18:31、旭川空港着。
19:40 羽田空港へ
最後に、空港内でおみやげをちょっと追加購入。
旭川・稚内3泊4日旅で買って帰ってきたものを、ざっくり記録
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) January 25, 2024
✔️北鎮記念館モノ
✔️稚内モノ
✔️酒蔵モノ(『男山』『国士無双』)
✔️壺屋モノ
✔️旭川空港モノ pic.twitter.com/5BiGUbqMhT
最後の最後で優佳良(ユーカラ)織に出会えたのがよかった。
お茶の時間のティーマットとして使用中。
旭川で買って来た、優佳良織(ユーカラ織)のブックカバー
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) January 26, 2024
お茶をいただく時にお茶碗やお菓子皿の下に敷くのに使いたいので、本の表紙を差し込む部分の縫い目をほどき、折り目にヤカンの蒸気を当ててのばしてみた
ウールだから、そこそこきれいにのびてきてる
イイ感じー✨ https://t.co/0QGyq52uUt pic.twitter.com/vTAh9DFvls
19:40、旭川空港発。
21:25、羽田空港着。
おわりに
相変わらずの、ANAトクたびマイルにのっかった突発旅。
旭川で-18℃の気温を体感したこと、宗谷線に乗り通して廃止予定駅をこの目で見られたこと、暴風雪による旅程崩壊で思いもかけなかった旅路になったこと、雪景色の中でお茶を点ててたのしめたこと。
いい旅だった。
本日の旅の出納帳
旭川・稚内3泊4日の旅費、4日目発生分の記録。
朝食(セイコーマート) | 641円 |
日本酒、お菓子(高砂酒造) | 2,245円 |
4条18丁目→永山2条6丁目(道北バス) | 300円 |
お菓子(男山酒造り資料館) | 390円 |
永山2条6丁目→1条8丁目(道北バス) | 330円 |
お菓子(ときの杜 壺屋総本店) | 1,810円 |
しおらーめん(らーめん山頭火旭川本店) | 950円 |
カフェラテ(スターバックス旭川北彩都店) | 460円 |
旭川駅→旭川空港(旭川電気軌道バス) | 750円 |
松尾ジンギスカン | 1,340円 |
白い恋人ステッカー2枚 | 550円 |
優佳良織ブックカバー | 2,420円 |
オホーツクの塩ラーメン2個 | 776円 |
12,956円 |
3泊4日合計、54,855円(13,713円/日)。
やや高かった。
稚内から旭川に戻る高速バス代が嵩んだ…。
しかたなし。
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