2月のことになりますが、山形・秋田へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは最終日、4日目の記録。
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4日目:千秋公園、男鹿なまはげライン、大龍寺、OGAマリンパーク
08:00 千秋公園で野点
宿泊していたホテルメルディア秋田をチェックアウト。
前日の午後から降っていた雨はやんでいるけれど、空はどんよりと曇っていて、さむい。
今回の山形・秋田旅で「さむい」と感じたのは、この朝が初めてだった。
千秋公園へ。
こんもりとした丘をのぼっていくと、久保田城跡となる高台には八幡秋田神社や御隅櫓、黒門が遺され、ひろびろとした庭園がひろがっている。
御隅櫓のふもとのベンチに腰を下ろし、野点セットを広げる。
前日の街歩き時に和菓子屋さんで買っておいた「めるへんかまくら」をお茶菓子に、一服。
街を歩きながら、その土地のお菓子を探す。
景色のいい所でゆっくりお茶を頂く。
最近の旅のなかに、すっかり組み込まれた習慣。
とてもよい。
さて、秋田駅へ向かおう。
09:24 JR男鹿線で男鹿へ
駅ビルでこの日のお茶用のお菓子を買い、JR男鹿線のホームへ。
ACCUM~!!!
この車両に乗ってみたくて、ここまで来たのですよねえ!!!
電化区間である奥羽本線上では架線から給電する電車として走行し、非電化区間である男鹿線上では電化区間走行中に蓄電した蓄電池のちからで走行する。
なので、秋田駅を出て電化と非電化の切り替えポイントである追分駅に到着すると、車両上にあるパンタグラフがぱたんと畳まれて、引っ込んでいくのです(萌)。
そして、ここからは非電化区間なので本来ならばディーゼルのうなりが聞こえてくるはずなのだけど、ACCUMは蓄電池で動くので非電化区間でもしずか…尊い…。
車両内の壁面の液晶画面では、架線からの給電中か蓄電池を使用中かをあらわすアニメーションがうつしだされている。
車両の製造はHITACHI…でっかい家電ぽい…(萌)。
八郎潟の水門を通過。
男鹿なまはげラインから見る、八郎潟防潮干拓水門
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 26, 2024
『北側の米代川と南側の雄物川からそれぞれ土砂堆積により砂州が延び、離島であった寒風山に達して複式陸繋島の男鹿半島が形成された。両砂州の間に残った海跡湖が八郎潟である。』(Wikipediaより) pic.twitter.com/jMSajpDSZ9
陸繋砂州で全体的にぺたーっとした男鹿半島の南側をずっと走っていくと、右手前になだらかな山が見えてきた。
寒風山。
あそこへのぼったらさぞいい景色だろうなあ。
10:16 男鹿駅着
1時間弱で、終点の男鹿駅に到着。
たのしかった!
この頃には雲も薄くなり、日が差してきた。
さて、街歩きへしゅっぱつ。
駅のすぐそばに道の駅オガーレがあるのは知っていたので、お昼ごはんにもその後の街歩きの情報収集にも困らないだろうと思ってやってきたんだけど。
…なんと、この日に限って臨時休業だった…。
男鹿駅の観光案内所に飛び込むと担当者さんがものすごく丁寧に対応してくれ、見どころとなるお寺と、お昼を食べるのにちょうどよさそうなお食事処を紹介してくれた。
いってみよ!
11:00 大龍寺
まずは、男鹿駅から徒歩10分ほどの高台にある、大龍寺へ。
前情報がまったくなく飛び込んだスポットだったのだけど、ここ、本当にすばらしいお寺だった。
拝観料500円をお納めして中へ入ると、お庫裏さんらしき女性がにこやかに出迎え、さらりさらりと堂内を案内してくださる。
庭園を中心にして回廊でぐるりとつながるお堂を歩いていくと、いちばん上部にある鐘楼堂の扉もすべて開けに行ってくださるとのこと。
階段を上がっていくと、寒風山と男鹿の海を一望するすばらしい景色が広がる。
おそるおそる撞かせていただいた鐘の低く太い響きが、この日の強い風に乗って男鹿の空へ広がっていく。
…ここ、めちゃくちゃ癒される…。
ぐるっと一周回ってきた最後には、美しい庭園に面した楽水亭の大きな広間。
壁際の棚に茶筅がたくさん並んでいたので、おそるおそる尋ねてみる。
「あの、わたし、お茶の道具を持ち歩いているのですが、ここでお庭を見ながらお茶を点てて一服させていただくことってできますか…?」
男鹿駅で教えて貰った「大龍寺」
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 26, 2024
鐘塔から寒風山や海がぐるっと見渡せるし、立派なお庭があるし、おまけに「このお庭を見ながらお茶を点てても良いですか…?」と恐る恐る尋ねたら、「どうぞどうぞ😊!お湯は?」と言いながら楽水亭のお座敷のストーブまで点けて下さって
すっっごく素敵なお寺だった https://t.co/RoaG9zCZX7 pic.twitter.com/dqe04mHahE
お庫裏さんらしき女性、すぐに「どうぞどうぞ!」と快諾。
つづけて、「お湯は?あら、水筒に持ってらっしゃるの?じゃあこちらでどうぞどうぞ」と窓際にいざない、ストーブまで点けてくださる。
庭園と鐘楼堂をながめながらの一服。
至福。
ひといきついた後は窓際に並べられた坐布に腰を下ろしてあぐらを組み、ひきつづき1時間ほどのんびりさせていただいた。
流れる空気がおだやかで、こんなにも気持ちがすくわれるお寺があるなんて…。
門を出てから、振り返ってあらためて手を合わせ頭を下げてしまった。
ありがたい時間だった。
12:00 居酒屋秀でランチ
男鹿駅の観光案内所でおしえてもらった、居酒屋秀へ。
ACCUMに乗りたいというだけで男鹿まで行ってみたら、何はなくともコレはあるから食事は大丈夫だろーと思ってた道の駅オガーレが臨時休業だったんだけど(だから少しは調べろって😂)、駅の案内所の方が勧めてくれた居酒屋秀のランチが激良かった
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 25, 2024
✔️刺身&赤魚煮付定食
✔️ダダミ天ぷら
平日昼満員納得 pic.twitter.com/ruwk4DGZfE
前夜、秋田乃瀧で食べ逃したダダミ(タラの白子)の天ぷらを食べられた。
とろんとろんで、めちゃうまだった。
13:00 OGAマリンパーク
まだちょっと時間があるので、海沿いのOGAマリンパークまで行ってみることに。
男鹿駅のうらに、なまはげがいた。
跨線橋で男鹿線を越え、海側へ。
ひろびろとした芝生に東屋やベンチが並び、日本海と寒風山が眺められるいいスポットだった。(写真なし)
13:54 JR男鹿線で秋田駅へ
男鹿駅へ戻り、男鹿線で秋田駅へ戻る。
行くまでは、ACCUMに乗って~あとは道の駅オガーレで何かおいしいものでも食べてくればいいか~ぐらいしか思っていなかったのに、結果的に想像していた10倍ぐらい男鹿を満喫できた。
14:48、秋田駅着。
15:00 駅ビル&「あきたの」でおみやげ購入、佐藤養助で稲庭うどん
秋田空港へのリムジンバスまで約3時間。
お昼ご飯をしっかり食べたから、カフェに入るほどおなかも空いてないし…と思いつつ秋田駅ホームから駅ビルへ入る。
フロアには、秋田のおいしいお菓子や食品を買えるお店がぎっっっしり。
あれもおいしそう、これもおいしそうと見て回るうちに、あっという間に時間が過ぎていく。
ついでに、千秋公園の前にある秋田県産品プラザあきたのへ行ってみると、ここにも秋田のおいしいお菓子や食品がぎっっっしり。
山形・秋田旅で買って帰ってきたものを、ざっくり記録
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 21, 2024
【秋田編】
✔️八柳 樺細工皿
✔️栄太楼さなづら
✔️漬物久太郎いぶりがっこ
✔️舞茸めしの素
✔️きりたんぽカップスープ
✔️稲庭うどん
✔️いぶりがっこ焼きチーズサンド
✔️比内地鶏らーめん食べくらべ
✔️いぶりがっこタルタル
✔️ぎばさ海苔
✔️秋田諸越 pic.twitter.com/tQz3oaNhaF
最近はおみやげは食べ物だけにしておこうと思ってるんだけど…。
買ってしまった、八柳の樺細工銘々皿。
かるくて、サイズもちょうどよくて、どんなものを載せてもわりと良く似合って、日々のお茶時間に大活躍してるのでヨシー!
外へ出ると、どんよりして寒い。
雨が降りそうな気配。
空港へ向かう前に夕食を食べて行こう。
17:00 八代目佐藤養助商店で稲庭うどん
最後に稲庭うどんを食べたくて、八代目佐藤養助商店へ。
秋田
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) March 4, 2024
八代目佐藤養助
二味せいろ(1,400円)
山形・秋田旅の〆は、稲庭うどん✨
「二味せいろ」は、醤油つゆと胡麻味噌つゆの両方を味わえて、すごく良かった
細いながらしっかりとコシのある稲庭うどん、とてもおいしかった
(ぶっとい麺は圧が強すぎて苦手なので…)(胃弱民) pic.twitter.com/T3DbIxKq6j
稲庭うどん、細くてこしが強くてつるつるっなめらかなのど越しが大好き。
【山形・秋田旅の食事】
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) March 4, 2024
1日め
羽田空港の天むす弁当
ワンショット日本酒+玉蒟蒻+揚げもち
居酒屋おばこ
2日め
宿のおにぎり
マグロカツドッグ
こい勢
3日め
宿のおにぎり
ワンショット日本酒+イカかまぼこ
酒田ラーメン照月
郷土料理秋田乃瀧
4日め
居酒屋秀
八代目佐藤養助
※合間合間に野点
これにて山形・秋田旅の食事、おしまい。
19:40 秋田空港発
18:10、秋田駅前からリムジンバスに乗車。
やっぱり雨が降って来た。
18:57、秋田空港着。
19:40、秋田空港発。
20:50、羽田空港着。
おわりに
唐突に行って来た山形・秋田旅。
今回の山形・秋田旅、最終日の朝になってはじめて間近に見た雪がコレ(秋田の千秋公園の建物の裏のすみっこ)
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 21, 2024
街なかにまったく雪がなかった
3泊4日の間も、あたたかすぎてびっくりした
春夏の水不足が心配になる… pic.twitter.com/Y6j0TJKggs
まだ2月だというのに街なかにまったく雪がなくて、逆に恐ろしさを感じてしまったほどだった。
でもそのおかげであちこちたのしめたので、ありがたいことです。
本日の旅の出納帳
山形・秋田3泊4日の旅費、4日目発生分の記録。
高砂堂 秋田なまり | 292円 |
秋田駅→男鹿駅(JR奥羽本線、JR男鹿線) | 770円 |
大龍寺拝観料 | 500円 |
赤魚煮付け定食+ダダミ天ぷらハーフ(居酒屋秀) | 1,600円 |
男鹿駅→秋田駅(JR男鹿線、JR奥羽本線) | 770円 |
おみやげ(つけもの羽州) | 3,122円 |
おみやげ(光月堂) | 280円 |
おみやげ(榮太楼) | 700円 |
おみやげ(あきたくらす) | 1,404円 |
おみやげ(秋田県産品ぷらざあきたの) | 2,750円 |
稲庭うどん二味せいろ(八代目佐藤養助商店) | 1,000円 |
秋田駅→秋田空港(秋田中央交通リムジンバス) | 950円 |
秋田空港→羽田空港(ANAトクたびマイル利用) | (3,000マイル) |
14,138円 |
3泊4日合計45,336円(11,334円/日)。
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