先日、福井へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは2日目の記録。
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2日目:永平寺、一乗谷(復原町並、一乗谷朝倉氏遺跡博物館)
9時、福井城址を通りつつ、福井駅へ向かう。
福井城城郭内に福井県庁が建ってるのがおもしろかった
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 27, 2024
こういうパターンはほかのお城跡では見たことない気がするけど、どうなんだろ🤔 pic.twitter.com/jZ4lXsznrw
福井城址、いまは中に福井県庁が入っているのだけど、ほかにこういうお城あるのかな…。
09:30 「福旅」購入
福井駅の観光案内所に入ってこの日永平寺と一乗谷へ行きたい旨を話したところ、「福旅」の購入を勧められる。
福井駅から永平寺へのバス、永平寺の拝観料、永平寺から一乗谷へのバス、一乗谷復原街並の入場料、一乗谷朝倉氏遺跡博物館の入館料、一乗谷から福井駅へのバスがすべて含まれて2,900円とのこと。
前夜、自分でざっくり計算していたトータルの費用よりも500円ほど安くなるので購入。
09:50、永平寺行きバスに乗車。
10:20 永平寺
30分ほどで、永平寺バス停に到着。
バスを降りると、空気がひんやりしていてびっくり。
福井駅周辺はあんなに暑かったのに…。
バス停から歩くこと10分、永平寺の門をくぐる。
35年ほど前の夏、父の永代供養を申し込むために家族で永平寺を訪れる機会があった。
当時中学生だったわたしは受験生であることを口実にひとり家に残ること(そしてともだちと遊ぶこと)を選んだので、家族の中でわたしだけ永平寺へ行ったことがなかった。
いつか…と思いつつ、あっという間に35年が経過。
やっと来られた。
おとーさん、来たよー。
福旅チケットを見せて吉祥閣から入り、東司(とうす)、僧堂、仏殿、法堂(はっとう)、大庫院(だいくいん)、浴室、山門と、七堂伽藍をめぐっていく。
長い廊下を渡り階段を上ったり下りたりしながら歩いていると、そこここで修業僧とすれちがう。
ここは坐禅の修行道場だもんね。
畳いちまい分のスペースで寝起きし、壁に向かってひたすら坐し、食事を摂り、作務に励む修行の日々。
彼らの目には世界はどう見えているんだろうか。
そして、ここを出た時にはどう見えるようになっているんだろうか。
ゆっくり2時間、味わってきた。
おとーさん、またね。
(まあ、永代供養をお願いしたからといって、父がここに眠っているとは思っていないけど。)
門前のおみやげやさんを覗いたりしながら、食堂で冷たいおろしそばとごま豆腐を食べたり、永平寺だるまぷりんを堪能したり。
永平寺だるまぷりんhttps://t.co/zFNYW6HcRh
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 24, 2024
永平寺のお店で買って、その場で食べた
濃厚ですごく美味しかった
ビンがかわいいので持って帰ってきた(夫が自転車のこまごました部品入れに使うって)
ふたのシールのQRコードを読み込んだら、おみくじ出てきた https://t.co/D4vsVKmoFO pic.twitter.com/nkzXzINkxT
14:10、永平寺バス停から一乗谷行きバスに乗車。
14:25 一乗谷散策
14:25、復原町並バス停で下車。
14:30 復原町並
細い谷部に沿って草はらが広がる一乗谷は戦国大名朝倉氏が拓き、以後100年にわたって栄えたまち。
織田信長に滅ぼされて以降、土の下で遺っていた井戸や杭跡、トイレ跡などをもとに、武家の屋敷や民家、商店、職人の工房が復元されている。
かつてはこの谷に1万人が住んでいたというのだから、すごいよねえ。
15:00 一乗谷朝倉氏遺跡
復原町並を出て道路を向こう側へ渡ると、一乗谷朝倉氏遺跡。
唐門をくぐって中へ進むと、朝倉の館跡、歴代当主や側室の庭園跡が。
完全に復原整備されているわけではないので、敷地の高低差やそこにのこされた岩々からかつてのおもかげを想像する、という感じだけれど、十分に雰囲気を感じ取ることができた。
唐門前に広がる草地は、犬ノ馬場と呼ばれる弓や乗馬の練習場だったらしい。
木陰で野点セットを広げ、一服。
暑いけど、時々吹き抜けていく風が気持ちいい。
一乗谷川沿いに、歩き出す。
16:00 一乗谷朝倉氏遺跡博物館(あさみゅー)
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の手前まで来たところで、田んぼの中を越美北線の列車がトコトコと走っていくのが見えた。
のどかー!
16時、一乗谷朝倉氏遺跡博物館(あさみゅー)へ入館。
一乗谷から出土した茶道具類の展示@福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(あさみゅー)https://t.co/Gc7hSR9Jxb
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 28, 2024
笏谷石の風炉、かっこいい… pic.twitter.com/MOu4BPbTAq
館内には、足羽川沿いにのこった石積みの遺構がそのまま屋内展示されていたり、一乗谷から発掘された生活道具の数々がずらりと並んでいたり、朝倉館が原寸で再現されていたり。
ミュージアムショップで買ったオリジナルグッズ。
朝倉間道の越前織バッヂ
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 28, 2024
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(あさみゅー)で購入
茶道具の仕覆などに使われてきた朝倉間道
元は赤い地のみのところ、黄色、青色の地とあわせて3種類を「あさみゅーチェック」として越前織で復刻
同じデザインのマグネット、越前和紙製ぽち袋や懐紙などもかわいかった pic.twitter.com/isElLWJ84m
茶道具に縁のあるアイテムで、お気に入りになった。
17:04、一乗谷朝倉氏遺跡博物館前バス停から福井駅行きバスに乗車。
17:20、福井駅着。
17:30 福井駅周辺ショップめぐり
福井駅前で、恐竜にご挨拶。
①フクイラプトル
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 27, 2024
①フクイサウルス
②フクイティタン
③ティラノサウルス
草食くんはおとなしい pic.twitter.com/KHtEl5KVO1
よくできてるよねえ。
駅前すぐのふくい工芸舎、SAVA¡STORE福井へ行ってみる。
越前焼のおちょこや越前和紙のアクセサリー、鯖江のメガネの材料であるセルロイドを使った雑貨など福井の工芸品がいっぱいで、しかもどれもとってもおしゃれだった。
18:30 越前魚問屋蟹ヱ門で夕食
SAVA¡STORE福井の入っているMINIE1階は、福井駅周辺の再開発に伴ってリニューアルされたのか、郷土料理や海鮮、ワイン、クラフトビールなどちょっとこだわりのあるお店が並ぶフードコートのようになっている。
その一画で、魚介を使ったおいしそうなお惣菜が並ぶお店越前魚問屋蟹ヱ門を発見。
時刻は18時を過ぎ、ふくいサーモンの押し寿司や白えびのコロッケなどが軒並み割引きになっている。
福井駅前、Fukumachi Block1階 越前魚問屋 蟹ヱ門
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 27, 2024
夕方で惣菜が軒並み割引になっていて、おまけに買ったものを店内カウンターで食べられ、追加でお刺身や地酒も注文できると言われ入店
黒龍氷やし酒原酒
お造り3種盛り(4種あった😍)
ふくいサーモン手割り箱寿し
白えびコロッケ
とても良いお店✨ pic.twitter.com/5LAmHq7gc4
この日もいちにち暑い中歩き回ったので、もうここからほかに夕食を摂るお店をあれこれ探し回るのも億劫。
お寿司とコロッケを買い、店内のカウンター席に座り、おつくり3種盛りと地酒を追加注文。
お手頃だったし、おいしかったし、お店の人もみんなあたたかくて、とてもいいお店だった。
20:00 宿へ帰還、入浴、就寝
外へ出ると、陽が落ちてようやく人心地つけるぐらいの気温になっていた。
ホテルフジタ福井に戻り、入浴、就寝。
よく歩きました。
おわりに
福井駅・永平寺・一乗谷のあいだは交通の便があまりよくないので、1日でこのあたりをめぐるにはレンタカーを借りた方がよいかとも思ったのだけど。
永平寺で約3時間半、一乗谷で約2時間半。
これくらいののんびりペースなら、バスを利用して十分まわれると思った。
本日の旅の出納帳
福井2泊3日の旅費、2日目発生分の記録。
福旅パス(京福バス) | 2,900円 |
御菓子・お線香(永平寺) | 2,057円 |
昼食(越前おろしそば、ごま豆腐) | 1,000円 |
だるまぷりん(永平寺だるまぷりん) | 455円 |
リーフパイ(アトリエ菓修) | 350円 |
あさみゅーチェックバッヂ(一乗谷朝倉氏遺跡博物館) | 660円 |
夕食(蟹ヱ門) | 3,084円 |
10,506円 |
福旅パスは結構お得ですな。
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