家族・子育て・人間関係

痛い目を見ること、迷惑をかけること、助けてもらって学ぶこと。

23日は祝日。
子供達の学校がおやすみだと月曜日に気づきました。
みんな下諏訪のマスヤゲストハウスに泊まりたいということで、急遽お出かけ決定。

 

わが家の旅は、毎回こんな感じで突発的に決まることが多いです。
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火曜の夕方、仕事を早上がりした夫と、学校おわりの子供達を、車で拾いながら出発。

 

子供達には、火曜日の朝までに荷物をまとめて車に積んでおくよう、夫からの指令が出ていました。

荷造りはチェックしません

子供達はすでに高校生と中学生。
荷造りは当然、自分たちでします。

 

毎回行き先と、することの予定、だいたいの気温を共有し、予想される暑さ寒さは伝えますが、それを元になにをどれだけ持って行くかは本人次第。

 

わたしはタッチしません。

 

失敗あれこれ

これはわりと小さいときからそうだったので、目的地に着いて荷をほどいてみてびっくり!ということもこれまでたびたびありました。

 

真夏のたった二泊の実家帰省にしてはぱんぱんの娘のリュックから、当時つねに添い寝していた大量のヌイグルミが全部でてきたり。

…着替えが足りない。
…ユニクロに走りました。

先月諏訪に行ったときは、あれほど寒いよと伝えていたのに、息子のズボンが、自転車に乗るときによく履いているペラペラのクォーターパンツだったり。

…諏訪湖からの風がピューピュー吹くリビセンの作業場で、ペラペラ脛出しパンツで作業。
…ペチカストーブあってよかったね。

 

▼リビセンサポート旅のお話はこちら。

 

痛い目をみることから学ぶ

子供達自身、小さいときからここまでちょくちょく痛い目をみながら、少しずつ自分たちで気をつけるようになってきました。

 

とはいっても、こういう失敗を高校生になってもまだやってるあたり、あまり成長が見られない気もしますが(笑)。

 

人間、実際に痛い目を見て学ぶことほど、身にしみることはないとわたしは思っています。

 

前回の寒かった経験から、息子も今回ちゃんとあたたかい服を荷造りしていると思います、いや、そう信じたい(笑)。

 

…と思っていたら、今回やはりそれなりにきちんと防寒の用意をしていました。
学校帰りに拾われ、そのまま向かうからと、制服の革靴から替えるスニーカーも車にちゃんと入れていた。

 

GJ!です!
わたしは思いつきませんでした(笑)。
わたしが準備していたら、普段着に革靴というヘンテコな格好で、あわててスニーカーを買えるところを探しまわることになるところでした。
すばらしい!

人に迷惑をかける痛み、助けてもらうありがたさ

旅行の準備に限らず、自分の準備不足や失敗で、自分が痛い目を見るだけでなく、周りにも迷惑をかけ、ちからを借りることは多々あります。

 

周りに迷惑をかけると、こころが痛みます。
その痛みは、自分自身が痛い目をみることよりよっぽど強く、深くこころに残る。
だから、こちらもものすごい学びになります。
もう二度とするまい、と思います。

わたしは若い時、ひとに迷惑を掛けて、ちからを借りなければならない自分なんて消えてしまうがいい!、ぐらいに思っていたのですが、年齢を重ねてきて、自分がいかに欠けたところだらけの人間かわかって諦めたあたりから、考え方が変わりました。

 

子供達には、まず自分で考えてやってみた上で、必要な時にはちからを貸して欲しいと口に出すことの大切さ、助けてもらえることのありがたさと、それに対する感謝を、彼ら自身の人生のために学んで欲しい。

 

だから、彼らが痛みを感じそうなことをあらかじめ取り除くことはしないようにと思っています。
そして見ていて、サポートが必要そうだったり、本人が助けを要請してくれたら、できる手伝いはしてやりたい。

「痛い目を見た、でもなんとかした、なんとかなった」
も学びだし、

 

「痛い目をみた、ちからを借りてなんとかできた」
もまた学び。

 

たかが旅行の準備ですが(笑)。
そんなことを思ったりもしました。

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