わが家では、カンディハウス(旧 旭川家具)の家具をいくつか使っています。
ダイニングテーブルはこちら。
ダイニングチェアはこちら。
このほかに、ソファ、ソファサイドテーブル、TVボードがあるのですが、今日はダイニングセットと並んでとても重宝しているカンディハウスのソファをご紹介します。
ソファなのにベッドにもなって、しかもベッドよりも寝心地がいいのでは…?と思うほどのソファです。
カンディハウスのソファベッド『ハナコ ソファ』
こちらが、わが家のリビングに置いてある『ハナコソファ』です。
座面の高さが30cmほどとかなり低いので、圧迫感がありません。
このソファ、背もたれのクッションは置いてあるだけ。
どけられます。
背もたれのクッションをはずすと、195cm×85cmのひろーい座面がどーんとあらわれます。
座面は、たたみ一畳分にやや欠けるぐらいの大きさがあります。
背もたれクッションと同じく、実は座面もおいてあるだけ。
15年使っていてもまったくへたりが見られない良質のウレタンクッションを、布張りのカバーでくるんであります。
座面を外すと、本体の土台部分がふたのようになっています。
左右ともこの状態。
切欠きに手をかけて持ち上げるとふたが外れます。
その下は収納スペースになっています。
いまは空っぽですが、左右のスペースがつながっているので、スノーボードの板のようなかなり長尺の物でもラクラク収納することができます。
このソファは、座面が低くて広々しているのでとてもくつろげるだけでなく、ベッドとしてもとても優秀。
この上にパシーマの敷きパッドを置いて布団をかければ、人ひとりが十分リラックスして眠れる場所になります。
わたしが風邪をひいたりすると、夫は自主避難的に寝室からここへ布団を持ってきて寝ています。
ものすごくぐっすり眠れるそうです。
ソファを選ぶ時のポイント
このソファを購入したのは、ダイニングセットと同じく15年前。
カタログや当時住んでいたマンションの間取り図を引き比べて、カンディハウスの中でもどのソファが使いやすいか、わが家のくらしに合っているか、かなり熟考しました。
その時に意識していたポイントをまとめます。
座面が低いものを選ぶ
ダイニングセットもそうですが、家具を選ぶときには一般的に売られているものよりも低めのものを選びます。
くつろぎ感が増すのと、部屋の中での圧迫感がやわらぐからです。
カバーをはずして洗える布製のものを選ぶ
ダイニングチェアは「マッシモ」という牛革張りにしましたが、ソファは布張りを選びました。
ソファを革張りにすると、座っていてもお尻や背中がツルツル滑って姿勢が安定せず、疲れやすい感じがします。
その点、布張りには包み込まれるような安心感が。
カンディハウスは布の張地の選択肢も豊富なのがありがたい。
シンプルなつくりのものを選ぶ
ベッドにもなるソファをとは思っていましたが、よくホテルでみかける補助ベッドのように、あちこちを引っ張り出してガチャガチャ組むようなソファベッドはイヤでした。
機構が複雑になればなるほど壊れやすくなりますし、ソファとしてもベッドとしてもイマイチな中途半端な家具になりがちです。
背もたれをどけるだけでベッドになる。
しかもソファとして座りやすく、ベッドとして寝心地もいい。
やっぱり、シンプルが一番です。
いい家具をお探しの方へ: カンディハウス、おすすめです!
これ以上優秀なソファ兼ソファベッドはないと思うほどの逸品『ハナコソファ』ですが、どうやら現在のカンディハウスではもう作られていないようです…。
こんなにいい家具なのに、残念。
ソファからソファベッドにする場合、機械的にガチャガチャと変身させるのではなく、『ハナコ』と同じくシンプルに背面クッションをはずすだけのつくりのソファとしては、『アルプ』シリーズが残っているよう。
座面が弓形にカーブしたユニークなソファーベッドは、カンディハウスいちばんの長寿製品。
ソファーに横になる日本人のライフスタイルに合わせて、背クッションは置き式になっています。
低めの椅子やテーブルと合わせると、ダイニングがそのままくつろぎのスペースにも。
北海道の森で育った良質なナラ材、タモ材仕様も選べます。
※画像、文章ともに、カンディハウスHPより
こちらもまた『ハナコソファ』とは違った魅力のあるソファですね。
ここまで、わが家のダイニングセットとソファをご紹介してきました。
15年間使ってきて感じるのは、カンディハウスの家具は存在を意識しなくなるほどくらしに自然になじんでくれるということ。
なんだかあまりに生活に溶け込んでいて、これといったハデさもないし、ご紹介するという頭がなかったんですけど、書いてよかったです。
そういう家具こそいい家具なんだ、そう!ノームコアじゃん!となりました、自分の中で 笑。
— ヌー:すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) 2019年1月28日
それはまるで、「ノームコア」な洋服のようです。
いい家具をお探しの方、ぜひカンディハウスのショールームでいろいろご覧になってみてください。
派手さはありませんが、気負わずながくながく付き合える家具がいっぱいです。
▼好きなものといっしょにくらすということ。
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