熱海・三島・沼津

熱海ゲストハウス旅 自家製アンチョビ、橙マーマレード、福こがし、しらすの素揚げうどんでしめくくり!

熱海ゲストハウスひとり旅、当初の目的を無事達成!

もうこのまま東海道線乗っちゃってもいいかな、なんて思っちゃうぐらいすっかり満足。

ですが、このあとふらふらあてもなくスタートした熱海のまち歩きが、ものすごくよかった。

行った場所がおもしろかったのに加え、そこで食べたものがそれぞれとってもおいしかったので、記録しておきます。

①釜鶴
まず、朝食の干物を買った「釜鶴」さんを再訪。
自家製アンチョビを購入。
972円

f:id:rhinocero:20161008204133j:plain

ふかしたジャガイモに
マヨネーズとちぎったアンチョビを載せ
とろけるチーズをたっぷりかけて
黒コショウをたっぷり挽いて
トースターで焼いたらほっぺた落ちる。

②起雲閣
「釜鶴」さんからまっすぐ西へ行くと、「起雲閣」。ここはもともと東武鉄道の創始者が建てた別荘だったそう。旅館として活用されたあと、現在は熱海市の文化財として一般公開。

朝ドラの「花子とアン」のロケ地だったようですね。

f:id:rhinocero:20161008204312j:plainf:id:rhinocero:20161008204259j:plainf:id:rhinocero:20161008204241j:plainf:id:rhinocero:20161008204222j:plain

和風建築と、大正ロマンといった感じの洋風建築が、大きな庭を囲むようにぐるりと一周つながっています。

中では、ゆかりのある作家や芸術家に関する展示。これが、なかなかおもしろい。

なかでも、名前を知っている程度だった坪内逍遥。

彼自身が描いた自画像の、ゆるーい感じ。
熱海に構えたすまいの落ち葉を、奥さんとふたりで掃除している写真。

全体から力の抜け具合が伝わってきて、なんとも好もしい。
俄然興味がでてきました。

このあと、逍遥の墓所にいくことに決めた!

③起雲閣 喫茶室
つぎの目的地は決まったけれど、この暑さ。
10月なのに、30度超え。
休憩しないとバテちゃいそう。
かつてバーコーナーだったという喫茶室でひとやすみ。

f:id:rhinocero:20161008204418j:plain

落ち着くな~、この空間。

いただいたのは、地元産橙のマーマレードをいれるロシアンティー風紅茶。
450円

f:id:rhinocero:20161008204507j:plain

橙って、すごく好みのすっぱさ。
マーマレード、売っていたのに買ってこなかったことを後悔。

結局ここでも一時間ほど休憩。

④海蔵寺
坪内逍遥のお墓があります。

起雲閣で、逍遥がこのお寺に眠ること、そしてその墓石がただの大きな石に名前を刻んだだけのもの、と知りました。

ちょっとミニマリストっぽいにおいのする人ですね。

岐阜出身の天才エリート逍遥が東京で作家になり
熱海に惚れ込んで
熱海で晩年を過ごし
熱海で亡くなった
ということもはじめて知りました。

⑤来宮神社
ここは、マルヤのスタッフさんイチオシだった場所。
ちかくでお店を構えるわさび屋さんいわく、あちこちのメディアで紹介されたそうで、パワースポットとして近年ものすごい人気の神社になったとのことでした。

縁結び(と酒断ち)のご利益があるそう。
境内は女性でいっぱいでした。

しかし、世の中にはこんなに縁結びを願いにくる女子がたくさんいるのだなあ・・・。
ということは、縁結ばれ待ちの男子がこんなにたくさんいるということか・・・。

いつのまにかこういったことがはるか遠い遠い世界になっていることに気づき、我に返る。

境内にはおしゃれなカフェが。

f:id:rhinocero:20161008204921j:plain

ここで買った焼き菓子がやたらめったら美味しい!
福こがし ひと袋三個入り 
110円

酒断ちは願わず、境内をあとにしました。

⑥来宮神社直営「おやすみ処」
参道に入る手前にある食事処。
麦こがしなどの甘味・ソフトクリームと、うどん・そばのお店。

秋限定 しらすの素揚げうどん
700円

f:id:rhinocero:20161008205201j:plain

これ、揚げた釜揚げしらすが香ばしくて、おつゆも白だしがきいていて、ものすごくおいしかった!

サービスで梅昆布茶もだしていただいて、空いていたのもあってここでも一時間ほどゆっくりさせていただきました。

さあ、そろそろおうちへ帰ろう!
暑いよ暑いよ~。
熱海駅までがんばって歩くよ!

東海道線での帰り、根府川駅での停車の間、海が金色にきらきらひかっているのがよく見えました。
美しすぎて、ちょっと涙がでそうになった。

今回、最初から最後まで行き当たりばったりの旅でしたが、からっぽの状態で飛び込んだからこそ、はいってくるものを素直に気持ちよく味わうことができた気がします。

またきます。
ありがとう!

follow us in feedly

error: Content is protected !!