息子が、大学進学を機に家を離れました。
子どもを持ち、育てていると、子どもの年齢に沿ってお金の動きが段違いに大きくなる時期があります。
きょうは息子の大学受験と進学に際し、お金について感じたことを少しだけ。
海外研修プログラムへ!
昨年12月初めにはすでに志望大学の合格をいただき、進路が決まっていた息子。
友だちのほとんどはまだがっつり受験中だったため遊び歩くこともなく、また、校則で制限されていることもあってアルバイトも自動車免許取得もできませんでした。
そんな中、進学先の大学で早期合格者向けの海外研修プログラムがあると知りエントリー。
レポートなどの課題をクリアし、3月に入ってからおよそ3週間のプログラムに参加してきました。
カルチャーショック?
その息子、出発してから帰国するまでわたしにはひとことの連絡もなかったのですが 笑、夫には時々メッセージがきていたようです。
- 肉ばっかりでおなかこわした…
- 空き時間に「ハイキングに行こう」というから行ってみたら、むしろロッククライミングだった…
- 何するにしても外国人みんなテキトーすぎ…
もともと海外への興味関心は強い子だったけど、ひょっとして今回のことでうんざりしてイヤになっちゃったかな…とちょっと思ったり。
ところが、それは杞憂だったよう。
帰国して駅まで迎えにいった車の中から、家のお風呂で久しぶりに湯船に浸かった後、夕食のテーブルについてもまだおしゃべりが止まらず、写真を見せてくれながら笑い話をいっぱい聞かせてくれました。
さまざまな国からの学生さんとコミュニケーションし、意に沿わないことももちろん多々あっただろうことまで含め、カルチャーショックを生でしっかり体感してきたように感じました。
「選択」と「集中」
このプログラム、半分が大学からの補助、残りの半分が自己負担でした。
半分とはいえ決して少なくない金額。
大学へ進学、しかも寮でのひとり暮らしを始めるわけで、これからたくさんのお金がかかることは明らかです。
自己負担して海外研修プログラムに参加するくらいなら、その分をこれから始まる大学生活に回す方が経済的には大正解であり、賢いやり方なのでしょうが…。
- まだまだ柔軟でフレッシュな時にカルチャーショックを体験し
- 春から同じ大学に通う仲間と一足先に交流の機会を持ち
- 国籍も学部も横断で生活を共にしたつながりをつくる
これは「いま」だからこそできた経験であって、「いつか」ではある意味代わりがききません。
もちろん、ここに至るまでの受験費用で100万円単位で大きく節約できていたからこそという事実が大前提。
その上で、いまはお金をセーブする時ではなく、使う時なのだと心して。
だからこそ大事につかいみちを選び、効果的に使っていきたい。
「選択」と「集中」。
そんなことを改めて思っています。
▼子どもの「いま」に、できる範囲で。
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