8月12日(月)、カメラ好きなメンバーの集まりにいれてもらい、写真を撮りながら東京下町さんぽをしてきました。
「さくらトラム」の愛称で親しまれている「都電荒川線」は東京都に唯一のこっている路面電車で、もちろん現役で大活躍中。
今回はその都電荒川線でめぐった場所を、Myカメラ「CANON EOSM100」で撮った写真とともにご紹介します。
現在公開中の映画『天気の子』の聖地にもなっているというJR田端駅にも立ち寄ってきましたので、合わせてどうぞ。
都電荒川線(さくらトラム)一日乗車券で、東京下町さんぽ
あさ10時、はちさん、うにさん、あきらんさんが早朝6時半ごろからすでに集合しているというJR京浜東北線の王子駅に到着。
早朝とは言い難いが。
とうちゃくしまーす!
#同時多発早朝フォトさんぽ夏休み pic.twitter.com/rwkay1Xyng
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 12, 2019
はちさん@hachi_simple の、新しいかわいこちゃん❤️。#x100f pic.twitter.com/iw51jZUoIP
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 12, 2019
お腹がみたされたころにちぴさんも合流して、おさんぽスタート!
都電荒川線の駅へ向かいます。
駅員さんのいるブースで、都電荒川線の一日乗車券を購入。
当日に限り都電荒川線に乗り放題で、400円(荒川線車内でも購入可)。
しゅっぱつです!
荒川車庫前駅「都電おもいで広場」
荒川車庫前駅のすぐ前にある「都電おもいで広場」。
古い都電の車両が保存されていて、中にジオラマや写真が展示された簡単な資料館のようになっています。
この場所に来た途端、それまであやしかった空が一気に真っ暗になり、大雨が降ってきたので車内に退避。
冷房完備の車両のなかで、かわいい女子の撮影会をしたり。
(わらいが止まらないお年頃、かわいすぎる。)
小さなお子さん連れの家族も結構いて、のんびりゆったりした時間が流れるスポットです。
荒川一中前駅「ジョイフル三ノ輪」
雨の合間を縫ってふたたび都電荒川線にのり、終点ひとつ前の荒川一中前駅で下車。
ここから終点の三ノ輪橋駅にかけて、「ジョイフル三ノ輪」というアーケード式の商店街がずっと続いています。
アーケードに入って右手を見ると、この風景。
ずうううっとアーケード!
この光景にみんなテンション爆上がりでした。
両側にはちいさな商店が連なっていて、八百屋さんから漬物屋さんから総菜屋さんから焼き鳥屋さんから業務用スーパーから鮮魚店、それこそ本当になんでもある。
お惣菜のお店で、名物の紅ショウガ天(100円)。
ビ…ビール!
揚げたてのキス天を食べる女子。
カワイイすぎる…、ほんとうにカワイイすぎる…。
こちらの惣菜店ではやきとりや串焼きをそれぞれ購入。
お店の横にあるテーブルのところで食べていいとのことなので、みんなで買ってきたものを広げてワイワイ頂きました。
この「ジョイフル三ノ輪」、食べ歩きも楽しいのですが、あちこちからアーケードに合流してくる小路の光と影のコントラストが強烈で、いまどきの言い方をすれば「エモい」のなんの…。
今回のメンバーみなさん写真がほんとうに上手なので、あちこちで撮影タイムがはじまって止まりません。
わたしはみなさんの背中を追っかけて、汗だくになりながら右往左往。
みんなみたいに写真うまくなりたい!!!下手でも撮るべし!!!
あちこちで写真を撮りながらアーケードを抜ければ、そこはもう都電荒川線の終点、三ノ輪橋駅。
いつの間にか外はかんかん照りです。
どうりで「ジョイフル三ノ輪」のアーケードの中、熱いわけだ…!!!
三ノ輪橋駅「Toden Cafe(都電カフェ)」
三ノ輪橋駅のすぐそばで、すてきなカフェ「Toden Cafe(都電カフェ)」を見つけて飛び込みました。
オーストラリア出身のご主人が一年半前に始めたカフェは、古い電車の看板や車両内で実際に使われていたというシート、電車の運転席から見える景色がながれる大画面などがあり、電車愛に満ちた空間になっています。
全体的なデザインはモダンで、とてもおしゃれ。
バーカウンターはこの時間からすでにビールを飲んでご主人と談笑している外国人らしき人たちでにぎわっています。
提供されているフードやドリンクもヘルシー感たっぷり。
わたしは「パワースムージー(600円)」をオーダー。
ヨーグルトとフルーツたっぷりのスムージーにドライフルーツたっぷりのミューズリーがついてきて、スムージーを掛けながらいただきました。
おいしかった!
このカフェ、現在2階をホテルにする工事中とのことで、来年には宿泊することもできるようになるみたい。
ここに泊まって都電荒川線沿線をいちにち散策するのも非常に面白そうで、期待大のスポットです!
映画『天気の子』の聖地 JR田端駅へ
三ノ輪橋駅からふたたび都電荒川線に乗り、王子駅まで戻ってきました。
王子駅からJR京浜東北線で東京方面へ2駅のぼった田端駅は、映画『天気の子』のワンシーンになっているという場所。
ニュースでちらっと見ていたその情報をなんとなく口にしてみたところ、せっかくだからぜひ行ってみよう!ということになりました。
田端駅、到着!
映画の中に出てくる田端駅の南口へ向かいます。
この通路、左右すべて『天気の子』関連のポスターでした。
駅舎を出るとそこはロータリーもなにもない、東京とはとてもとても思えないこじんまりした空間。
その向こうに夏の空がひろがり、たくさんの路線の線路が走っている、不思議な風景の場所です。
この坂を走って行って、最後は水になる(!?)シーンの場所だそうですね。
まわりには映画ファンとおぼしき人たちの姿がたくさんありました。
さすが聖地。
わたしはまだ『天気の子』を観ていないので、観に行くのが楽しみです。
きっと、「あ!この場面!田端駅だ!」ってなるんだろうな…。
都電荒川線で東京下町さんぽ、おしまい
JR田端駅でみなさんとおわかれし、王子駅からふたたび都電荒川線にのり、さいごにちょっと「鬼子母神」へ寄り道。
実は、この都電荒川線は学生時代とてもお世話になっていた路線。
なつかしさで、ついここまで足をのばしてしまいました。
今回行った場所のほかにも、
- 都電のかたちをした都電もなかが買える、梶原駅
- かわいらしい遊園地 荒川遊園地(現在工事のため休園中)に行ける、荒川遊園地駅
- 江戸時代からつづくさくらの名所 飛鳥山公園へ行ける、飛鳥山駅
- おばあちゃんの原宿 巣鴨商店街へ行ける、庚申塚駅
- 鬼子母神へお参りできる、鬼子母神駅
- ロマンチックな名前の残る神田川に架かる橋のそば、面影橋駅
- 都の西北 早稲田大学や椿山荘すぐ、早稲田駅
などなど、見どころがたくさんあるのが都電荒川線の特徴。
派手な名勝というより、あちこちに残る下町の雰囲気をたのしむゆったり散歩にピッタリの路線です。
400円でいちにち楽しめる東京下町さんぽ、またいきたい!
追記:ご一緒した方の記事はこちら
今回ご一緒した方の記事をご紹介します。
みなさん本当に写真がすてきなので、こちらもぜひどうぞ。