先日、なつやすみで大学寮から帰省してきていた息子と、神奈川県の横須賀市へ日帰り旅に行ってきました。
三笠公園で「記念艦三笠」をじっくり見学し、近くのマーケットでおいしい海鮮をいただくなど、みなとまち横須賀を満喫。
記念艦「三笠」。
大戦史好きの息子歓喜。#EOSM100 pic.twitter.com/Gy0gGw1VFu
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 5, 2019
三笠公園そば、よこすかポートマーケットの「なぶら」で海鮮丼。
覚えきれないほど色んな種類のお刺身が載ってて、どれも身がコリッコリで美味しかった!
マーケットエリアにも美味しそうな魚介がいっぱいだったので、クーラーボックス持っていけばよかった…。 pic.twitter.com/1r9IEhA4Wp
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 5, 2019
その中で、大学生の息子のテンションがびっくりするぐらい爆上がりしたのが「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアーです。
息子のたっての希望で行ってきたのは、米海軍施設と海上自衛隊の司令部のある港を一周する「軍港めぐり」クルーズ。
潜水艦6艇に空母ロナルドレーガンにイージス艦のそろい踏みで、かなりタイミングが良かったっぽい。
ガイドさんが要所要所で上手に艦の特徴や働きを説明してくれて、楽しかった! pic.twitter.com/gY3RinDhDe
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 5, 2019
潜水艦6艇、日本の護衛艦「いずも」、アメリカの空母「ロナルド・レーガン」、それを護衛するイージス艦などなどスゴイ艦船がずらり揃い踏みで、スマホで写真を撮る息子の手が止まりませんでした。
どうやらここまでいろんな艦がそろって見られたのは今だからこそ、でもあるようで…。
どんなツアーなのか、ご紹介します。
「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアーとは?
クルージングツアーの運航会社である「トライアングル」社のホームページより転載します。
日米の艦船を見られる日本唯一のクルーズ
横須賀港は今から約160年前に米国ペリー艦隊が上陸して以来、海軍港として発展してきました。アメリカ海軍施設(横須賀本港)と海上自衛隊の司令部(長浦港)が置かれた港として広く知られており、トライアングルでは、これらの港を船でめぐるご当地クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」を毎日運航しています。
YOKOSUKA軍港めぐりは、アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる、日本で唯一のクルージングツアーです。
「アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる」
「日本で唯一のクルージングツアー」
って、すごくないですか???
実はわたしはもともとそんなに興味があったわけではなく、息子が行きたいというのでつきあった程度だったのですが、実際に乗船してクルーズが始まるともう大興奮の連続でした!
トライアングル社がおすすめするツアーのみどころ5つもご紹介しておきますね。
- 旅の始まりは古き良きYOKOSUKAの雰囲気で
- 海上から見る海上自衛隊&米海軍の艦船は圧巻
- 案内人が日替わりでナマ解説!
- 横須賀製鉄所150年あまりの軍港の歴史に触れる!
- 海上自衛隊カレーなどのグッズが充実!
さていよいよ、こちらのクルーズ船に乗り、出航です!
今回の「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアーで見られた艦船
わたしと息子が横須賀をおとずれ「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアーに参加したのは、2019年9月5日。
この日に見られた艦船を、ざっとご紹介します。
潜水艦
6艇もみられるのはめずらしいとのこと。
空母「ロナルド・レーガン」
これは超レア!!!この日入港したばかりだったようです。
イージス艦
空母とイージス艦はかならずセットなんですって!
護衛艦「いずも」
護衛艦「あまぎり」
護衛艦「たかなみ」
護衛艦「おおなみ」と護衛艦「てるづき」
掃海艇「はつしま」
補給艦「ときわ」
これ以外にも大小さまざまな艦船をもっとたくさんみることができましたが、わたしの頭の処理がおいついていかなかったので、カメラで撮っていた写真と船内解説で流れた船名とを列記しています。
なので、これでもごくごく一部。
港内をぐるりと一周45分。
ほんとうにいろんな役割の艦船があり、力を合わせて働いてくれているんだなあと感激しながら夢中になってみていました。
それにしてもこれらの艦船、わたしたちの乗ったクルーズ船が横を通ると整列してこちらに向かって敬礼してくださったり、みんなで手を振ってくださったり。
こちらも手を振り返したりしながら、なんかジーンと来ちゃいました…。
海自「観覧式」目前の今だからこそ!だった?
このクルージング、港内にある様々な艦船の役割や情報を案内人の方がライブでていねいに興味深く、ときに笑いも交えて紹介してくれます。
- 空母って実際どれぐらいの大きさなの?
- 潜水艦ってぶっちゃけいくら?
- 護衛艦の役割ってなに?
- イージス艦を見分ける目印は?
- 掃海艇が必要な理由は?
- 補給艦の燃料補給スピードってどれぐらい速いの?
- 船の警笛の回数はなにを表してるの?
おかげで、まったく知識のないわたしのようなタイプでも本当にクルーズを楽しむことができ、日本の海をまもってくれている艦船の種類や役割などをいくらか知ることができました。
それにしても、その案内を聞いていた限りどうもこの時期はこのクルージングツアー参加者にとっては非常にラッキーな時期だったよう。
というのも、通常3年に一度とされる海上自衛隊の「観覧式(かんらんしき)」がこの10月中旬に予定されており、そのためいつもよりかなり多種多様な艦船が横須賀港へ入港しているようなのです。
「観覧式」とは、こういうもの。
自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることまた、国際親善や防衛交流を促進することや、国民の皆様に自衛隊に対する理解を深めていただくことを目的としています。
※防衛省 海上自衛隊のホームページより転載
これもあって、護衛艦「いずも」やアメリカの空母「ロナルド・レーガン」、潜水艦も6艇も(!)みられたということだったよう。
この港にはもちろんふだんから海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、米海軍のイージス艦、タイミングによっては空母、砕氷艦(南極観測艦)、潜水艦などが出入りしていますが、艦船の出入港に関する情報は一切公開されてはいないということなので(あたりまえ)、すべては実際にクルーズに行ってみてのおたのしみ。
逆に言うと、公開はされていないけれど、「観覧式」前の今のタイミングはいろんな艦船をみられる可能性がとても高いということなのかも!
令和元年の「観覧式」は10月12日~14日の3日間。
海自「観覧式」自体の申し込みは8月いっぱいで終了していますが、トライアングル社の「YOKOSUKA軍港めぐり」なら、その「観覧式」のために集まってきているめずらしい艦船に遭遇する可能性が高そう。
とってもいいタイミング!
「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアー情報まとめ
トライアングル社「YOKOSUKA軍港めぐり」の情報をこちらにまとめます。
その前に、一点注意事項。
確実にクルーズに参加したい場合は、絶対に予約がおすすめです。
わたしと息子が乗船したときにも、バスツアーらしきご高齢の団体さんがものすごくたくさんいらっしゃいました。
当日券は100枚程度の限定販売とのことですので、お気を付け下さい。
アクセス
クルージングツアーの乗船場所はこちら。
※電車の場合のアクセスは、こちらのページで詳細をご確認ください。
一般料金
- 大人1,400円
- 小学生700円
-
小学生未満無料※
運行時刻表
毎日(整備期間を除く)運航の定期便
- 10:00便※
- 11:00便
- 12:00便
- 13:00便
- 14:00便
- 15:00便
※10:00便は不定期の臨時便となります。詳しくはご予約ページのカレンダーをご覧ください。
予約方法
チケットのインターネット予約はこちらから。
各枠の空き状況もわかります。
予約のみで、支払いは当日となります。
自家用車駐車場
車で行った場合、クルーズへの乗船場と同じ建物「旧ショッパーズプラザ横須賀」の駐車場を利用できます。
※カーナビに入力する住所は「〒238-0041 横須賀市本町2-1-12」を利用。施設名では設定できませんので注意。
「YOKOSUKA軍港めぐり」チケットカウンターで駐車場利用の旨を告げると、「旧ショッパーズプラザ横須賀」駐車場の利用料が無料になる処理をしてもらえますよー!
「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアー ぜひどうぞ!
思いがけずものすごくたのしめちゃった、「YOKOSUKA軍港めぐり」。
飛行機や電車、はたらくくるまのようなものが大好きな男の子や、かつてそうだったお父さんはもちろん、女の子やお母さんも、潮風にふかれてめずらしい艦船を見て楽しめるいいツアーだと思います。
絶好のタイミングに、みなさんでぜひどうぞ!