「呼吸」の「呼」は「吐くこと」
「呼吸」の「吸」は「吸うこと」
を意味する漢字だそうです。
呼 → 吸
だから、呼吸とは、
「まず吐いて、それから吸う」こと。
吸ってから吐くという順番ではないのだと、病後始めたヨガの教室で習いました。
自分のなかのものを吐きだすから、そとからあたらしい空気が入ってくる。
プラスマイナスゼロ
人間は、お母さんのお腹のなかから生まれて、おぎゃあ!と泣いて人生を始めます。
羊水中にいた赤ちゃんが、肺呼吸になるためにまず羊水を吐き出し、息を大きく吸って、おぎゃあ!と泣く。
そうして生まれた人間が、人生最期のときにはスッと息を吸い、「息を引き取る」のだそう。
誰がどんな風に生きても、その人の人生における「呼」と「吸」の回数は一緒。
それでプラスマイナスゼロです。
きっとそれが、自然のバランス。
アウトプットとインプット
わたしにとって、自分をアウトプットすることは、なぜだかいつもなんとなくこわいこと。
インプットは自然としてきたけれど、自分の中に醸成されるものの表現としてのアウトプットは、できるだけ避けてきたように思います。
「吸って〜、吸って〜、もっと吸って〜、もうひと吸いして〜、まだまだ吸っとこ〜、吐くのはイヤ〜」な状態。
ようやくわたしが「呼=吐くこと=アウトプット」をちょっとずつし始めたのが、このブログなのかなと思っています。
43年生きてきて、まだまだ吸わせてもらうばかりで吐く量も質も足りません。
きょうで記事がようやく100こになりました。
吐いて〜、吸って〜。
書いて〜、学んで〜。
この先も、息をするように、できるかぎり淡々と。
きょうもお読みいただき、ありがとうございました。
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