防災アイテムの備えに関して、先日このようなツイートのやり取りがありました。
備えは平時から!ですね✨。
懐中電灯とラジオは電池の大きさを統一した方が管理が楽です。ラジオがカードタイプだと単4が多く、懐中電灯は単3が多いので、何を取るかですが。
最近は、バッテリーからUSB充電できるタイプもあるかも。
使う時の手間も減る選択をしておくのがコツだと思います✨。
— ヌー (@like_a_rhino) 2018年9月14日
きょうは、わたしが防災アイテムを選ぶときに注意したポイント2つについてまとめます。
電池は単4形で
上のツイートにもありますが、わが家では防災時に使うアイテムの電池をある程度統一しています。
ヘッドライト
ヘッドライトは、単4電池3本で稼働。
懐中電灯ではなくヘッドライトを選んでいるのは、避難時にできるだけ両手をあけておくためです。
一次避難用の簡易防災セットに入れています。
ラジオ
ラジオは単4電池1本で動くものを。
カードサイズでとってもコンパクトです。
一次避難用の簡易防災セットに入れています。
LEDライト
こちらのLEDライトは、単4電池4本で稼働。
手のひらにのる程度のコンパクトなサイズですが、ヘッドライトに比べてかなり明るく、吊るしたり置いたりして使うことができます。
▼どれも、繰り返し使えるエネループを使っています。
ガス缶はカセットガスボンベ型で
ガス缶は、カセットガスボンベを使う器具で統一しています。
カセットガスコンロ
万一キッチンのガスが止まってしまった時のため、カセットガスコンロはマストアイテム。
もちろんふだんから鍋を囲むときなどにも使っています。
ガスバーナー
山歩きのときに使っていたシングルバーナーも、カセットガスボンベ缶使用です。
脚と五徳をたたむと、手のひらサイズになります。
ストーブ
冬のソロキャンプに使っていたコンパクトなストーブも、カセットガスボンベ使用。
これがあることで、真冬の寒い時期に被災した場合でもなんとか暖をとることができると思っています。
▼どの器具も、基本的にはこのガス缶を使っています。
防災アイテム選びのポイント2つ
① 統一することで、管理の手間を減らす
防災用品、用意したのはいいけれど。
ラジオは単1形電池、LEDライトは単3形電池、ヘッドライトはボタン電池、なんてことになったら…。
そんなの管理しきれません!
カセットガスコンロはカセットガス缶、小型バーナーはアウトドア缶、ランタンはホワイトガソリン、ストーブは灯油、なんてことになったら…。
そんなの管理しきれません!
乾電池は基本的に単4形(その他単3使用のものもありますのですべてではありませんが)、ガスはカセットガス缶に統一することで、残量管理や使用期限チェックの手間を大幅に減らすことができます。
② 汎用性第一!で、入手の手間を減らす
アウトドア缶を使うアウトドア専用バーナーはデザインも携帯性も良くかっこいいし、ホワイトガソリンで灯すランタンは使いこなす満足度を高めてくれるでしょうが…。
災害時、避難生活が長引いて手持ちのものを使い切ってしまった場合、ボタン電池やアウトドアガス缶やホワイトガソリンなどちょっと特殊なものは、専門的な品ぞろえのお店でないと簡単には手に入りません。
防災対応を考えた時には「こだわり」が首を絞めるケースも多々あると思っています。
その点、単3や単4電池とカセットガスボンベなら、ふだんからコンビニやスーパーで普通に販売されているものなので、物流の混乱時でも入手できる可能性が高い。
加えて、ふだんから使っては入れ替えていく「ストックローテーション」をしていくのであれば、入手するのに手間がかからないほうが絶対的に有利です。
入手に手間がかかるものは気軽にふだん使いするのはためらわれますし、そんなことをいいながら大事にしまっているうちに使用期限が切れて結局ぜんぶ処分、なんていうことも。
手に入りやすい汎用性は大事です。
わたしの防災アイテム選びのポイント2つ まとめ
何かモノを購入する際、いまは数えきれないほど豊富な選択肢のなかから選ぶことができます。
でも、災害を契機に頑張ってそろえた防災用品で、
ラジオは単1電池
懐中電灯は単3電池
ヘッドライトは単4電池
ガスコンロはカセットガスボンベ
ランタンはホワイトガソリン
ストーブは灯油
…なんてどれもこれもすべて必要なものがばらばら状態だったら。
ふだん管理していくだけでもめんどくさいし、ひとつひとつ個別に追加購入して入れ替えていくのも手間がかかって仕方ありません。
- 電池や燃料を共有できる器具を選んで、管理の手間を減らす
- 手に入りやすい電池や燃料を軸にすることで、入手にかかる手間を減らす
モノを選ぶときは、
ひとつひとつ単体でとらえるのではなく、
総合的に見て手間なく便利になるように、
と考えることが大事だと思っています。
▼エネループの充電が切れた場合には、太陽光で発電するソーラーチャージャーを使って繰り返し充電できるように備えています。
万一の際、物流の不足でもし乾電池が買えなくてもなんとかなります。
▼ミニマムに暮らしたいと思ってはいても、防災面は省かずに。
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