春に娘が大学進学で家を出たことによってわたし自身自由に出かけやすくなり、キャンプへ行く機会が増えました。
子どもたちが小中学生のころによく行っていたので、リバイバルです。
10年ぶりに再開してみると、まわりのキャンパーさんたちの雰囲気や使っているギア類の傾向も以前とはがらりと変わっていたりして面白い。
その一方で相変わらずわりと良く見かけるのが、焚き火に火が着かずに四苦八苦のお父さんや、隣で女の子に不安そうに見つめられて滝汗になっている男子…。
わかる、わかるよ、焦りますよねえええええ!
今日は、初めてファミキャンやデイキャンに行って火起こしからの焚き火をするなら、絶対に持っていた方がいいおすすめアイテム5つ。
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はじめての焚き火におすすめ!5アイテム
「焚き火スタート!!!」と盛り上がった雰囲気からの「あれ…?なかなか…火が着かないな…?」は正直めっちゃくちゃ焦るし、見ているまわりも何となーくいたたまれない気持ちになってくるものなんですよねえ。
ちょっとこだわった道具風のアイテムを使いつつ、着実に、ラクに、さらっと着火させるが吉。
ファイヤーライターズ(マッチ型着火剤)
スウェーデン発の着火剤、ファイヤーライターズ。
片手に載るぐらいの大きさのボックスに入っています。
ボックスの中には、マッチのような形をした着火剤がぎっしり。
連結しているので、必要な分だけ折り取って使います。
マッチのように軸を持ち、ボックスの側面で頭の部分をこすると火が着きます。
着火したものをそのまま焚きつけの下に差し込んでやれば、それ自体が燃焼しつつまわりにもどんどん火を着けて行ってくれます。
1本が8分間燃焼してくれるので、ふつうのマッチのように「ああああ、あっという間に燃え尽きちゃったし薪にはちっとも火がついてない…」ということもないし、ライターで「あち!あち!」と言いながらじりじりと小枝を炙る必要もありません。
なんとなくこだわった道具を使っている風に見えるのもいいところ。
SOTO マイクロトーチコンパクト
前項のファイヤーライターは、ライターがなくても着火できるのがメリットなのですが。
正直、いまの若いパパママ世代だと、そもそもマッチの方だって触った経験がないという人の方がたぶん多いのですよねえ…。
ということで、別途ライターは必ず持って行ってほしい。
それもフリント式みたいなちょっとコツが要るものではなく、ボタンを押すだけでさっと火が着くものがいい。
そもそも焚き火をするしないにかかわらず、アウトドアアクティビティには絶対にライター類を持って行くべきですよね。
SOTOのマイクロトーチコンパクトは、ターボライターのような強くて勢いのある火が出るので、着火するものから適度に距離を取りつつ火をつけられる。
ライターと変わらないコンパクトなサイズ感ながら、ゴーッと音がするほどの火力があります。
家庭用のカセットガスボンベのガスを充てんしてずっと使えるし、火口にスライド式のカバーがついていて安全なのもいいところ。
VASTLAND 火吹き棒
これは、10年前にはほとんど見かけなかったか、見かけてもめちゃくちゃ高価なものしかなかったアイテム、火吹き棒。
やや太めのペンぐらいの筒状のステンレス棒です。
端を引っ張り出すと、びよーんと伸びる!
MAX60cmほどになります。
100均でも長さ40cmぐらいのものを売っているようですが、それだとちょっと短いのではないかなという感じ。
60cmぐらいの長さがあると、チェアに座ったままでも必要な位置にピンポイントで息を送り込み、火を育てやすくてラクです。
以前は口をすぼめてひたすら焚き火をフーフー吹いたりうちわであおいだりしていましたが、それだと顔をかなり火に近づけないといけないし、灰がバサバサ盛大に舞い上がったりして、決して快適ではなかったのですよねえ。
こんなものが1,000円もしない値段で手軽に買えるようになって、ほんとすごいと思います。
モーラナイフ コンパニオン
太すぎる薪にそのまま着火するのはとても難しいので(というかまずムリなので)、ナイフで薪を適度な細さにバトニングして割ってやると使いやすい。
モーラナイフコンパニオンは、大きすぎず小さすぎずのサイズ感と、ある程度雑に扱っても平気な頑丈さのバランスがちょうどいいです。
値段も手ごろなので、石や木でガンガン打ちおろして使っていって刃がダメになったら新しいものに買い替える、ぐらいのヘビーな使い方が似合う道具だと思う。
焚きつけになる細い枝や葉っぱが落ちていなかったり、あっても採集禁止だったり、それなのに売店で売っている薪は極太オンリー!みたいなキャンプ場もあるので、こういうナイフを使って自分の手で薪から焚きつけを割り出せるようにしておいたほうがあんしんです。
無印良品 残糸軍手
以前は焚き火の薪をつかむためにステンレス製の火ばさみを持って行ったりもしていたのですが、荷物が増えてめんどくさいので、軍手で代用するようになりました。
ホームセンターで売っている普通の軍手を使ってきたけれど、最近、無印で色とりどりの残糸を組み合わせたカラフルでかわいくてプチプラな軍手を見つけて気分が盛りあがりました。
軍手は厚みがあまりなくてコンパクトなので荷物にならないし、ガスバーナーで加熱したコッヘル類の鍋つかみ的にも使える。
帰宅したら水道でさっともみ洗いして干して繰り返し使い、あまりに汚れがひどくなったらあたらしいものにさっぱりと入れ替えます。
なお、コッヘルを焚き火に突っ込んで調理するような場合は、燃えやすい軍手ではなく革手袋の方がおすすめです。
おわりに
夫が、テレビ番組『ヒロシのぼっちキャンプ』を毎回たのしみに観ています。
ファイヤースターターやほぐした麻縄などを使ったり、ナイフで薪をフェザースティック状にしたりと、かなりこだわった火起こしからの焚き火を楽しんでいるんですよね。
焚き火にはロマンが満ち満ちているので、ああいうことをしたくなる気持ちはとっても良くわかる!
でも、よっぽどよっぽど経験を積まないと、あれで火を起こして焚き火まで持って行くのは相当難しいです。
わたしも10年前にロマン気分から買ったファイヤースターターを持ってますが、まあ、いまはまったく使わないし、最近では持ってすら行きません 笑。
自分ひとりだけなら「火が着かない…寒い…お湯沸かせない…」でも済みますが、家族やグループで行っているのであればやっぱり火起こしはさっと着実に済ませ、できるだけはやく安定した焚き火を作ってあげるに限ります。
今回まとめた5つは、それに十分役立つアイテムリストになっていると思います。
どれも非常に使いやすいだけでなく、コンパクトで荷物にならないのもいいところです。
▼火が着かない…時間ばかりが過ぎていく…まわりの視線が痛い…という切ない思いは必要なし!
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