歌舞伎役者、市川海老蔵夫人で、元フリーアナウンサーの小林麻央さんが、乳がんの闘病の末、亡くなりました。
おなじ病を、おなじように子ども二人が小さい時に経験していることもあり、辛い気持ち、はがゆい気持ち、悲しみ、そして希望を、自分のことのように感じていました。
小林麻央さんの訃報。かなしさで胸が塞がれます。
— n00(ヌー) (@like_a_rhino) 2017年6月23日
夕方に訃報を知り、涙がでました。まったくの別世界のひとなのに、自分でも驚くほどの強いかなしみ。
15年前、わたしは第二子妊娠中に、「悪性リンパ腫」という血液のがんを発症しました。
部位は違えどおなじ「がん」という病。そしておなじように、二人の幼い子を置いての長期入院闘病。
そんなこともあり、彼女のブログを読みながら、ぎりぎりと内臓をしぼられるような苦しさ、辛さ、そしてそのなかから受け取るしあわせや希望を、まるで自分のことのように強く感じていました。
苦しい中、しっかりと家族に支えられ、
これまでの自分を振り返り、
少しでも長く生きていたいと思う。
彼女の辛く、苦しい日々が、それでもより深いしあわせで満たされていることを願っていました。
ブログにはこんなことも書かれていました。
以前、クリニックの看護師さんが
「癌の患者さんは、
真面目な方が多く、患者であることを真面目にやって
しまう」ということをお話されていました。
真面目に「患者」をやってしまう。
うーん。
なんとも深いお話だと
感じました。そして、
主治医の先生とお話していて、
「最終目標は
自分が「患者」であることを
忘れること」という言葉がありました。
うーん。
なんともつながる深いお話。
ー「がん患者は真面目だから、真面目に“患者”をやってしまう」。
ほんとうにその通りです。
ー「最終目標は、自分が “患者” であることを忘れること」。
ほんとうにその通りです。
「やれることは全部やったから、今後は様子をみながら」と、なかば打ち切るような治療終了から15年。
考え方を変え、生き方を変え、わたしはいま、生きている。そして、かつてがん患者であったことを忘れている時間の方がすっかり多くなりました。
これはきっと、彼女が生きたかったはずの日々でもある。
「まいにちを自由に、ごきげんにくらす」
大事に、生きていきます。
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