この4月から、地方でひとり暮らしをしている母の通院付き添いがはじまりました。
わたしが首都圏在住のため、母に付き添うためにはわたしが遠距離を行き来する必要があります。
なんどか自宅と実家を往復し、介助のために実家に滞在してみて、自宅と実家のシンプルなくらしの在り方にありがたみを強く感じたので、記録しておきます。
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遠距離介護×シンプルライフ
母の病院付き添い帰省が始まってから、心底ありがたみを感じている事。
実家に、自由に使える空っぽの部屋が複数ある
実家は、築20年になる戸建て。
母がふだんよく使っている部屋以外の個室は家具もほとんどなく、したがってモノもほとんど入っておらず、ほぼ空っぽ。
わたしが滞在するのに、あらたに片付けてスペースを確保するような必要もなく、空いている部屋に布団を敷けばいつでも即寝泊りできる状態。
そんな部屋が複数あるので、わたしに加えて、ふだんは車で20分30分程度のところに住む弟たちも泊まり込むような状況にもしなったとしても、まったく困らない。
さらに、わたしの夫はほぼずっと在宅ワークなので、もしわたしの実家滞在が長くなって夫の食生活が心配になるようなことがあれば、実家へ来てもらって一室を仕事部屋として使ってもらい、いっしょに生活することだってできる。
シンプルだと、自由度が高くて、助かる。
モノが多くなくすっきりしているので、部外者でも家事を回しやすい
その実家、個室に限らず全体的にモノがすくなめで、どこもかなりすっきり。
部屋も、キッチンも、トイレもお風呂も洗面所も、どこに何があるかが一目瞭然。
ちょこちょこ動いているあいだにあっという間に慣れてさっさと動けるぐらいのシンプルさなので、わたしがいきなり行って掃除洗濯炊事等の家事を回すにも、まったく困らない。
もちろん、「まずは部屋のあちこちで山になっているゴミから片付けようか…(涙)」のようなこともゼロ。
シンプルだと、動きやすくて、助かる。
行き来にかかる交通費などの実費が都度明確に精算される
通院付き添い帰省の初回、実家に着くと、母からノートを一冊渡された。
ここに日付と名前と費目と金額を記入してと言われたので記入しておいたら、最終日にその実費を渡され、領収欄にサインして帰宅。
要するに、母の介助にかかるわたしの持ち出しはゼロ円。
きょうだいたちに比べて遠方住まいなだけにわたしは交通費がかかる、けれど、それは子供として当然の出費、だけど、地味に積み重なってはいくんだろうなあ…と漠然とぐるぐる思っていたので、母の明確な姿勢には脱帽する思いがした。
シンプルだと、クリアで、助かる。
主婦が家を空けていても困らない自宅&夫
ふだんから、ひとり旅などで家を空けることが多い主婦ワタシ。
3泊4泊5泊して帰ってきても、10泊して帰ってきても、2週間留守にして帰ってきても、いつも自宅はわたしが出た時とほとんど変わらない状態。
全体的にモノが多くないのでそうそう散らからないし、家事も減らしているのでやる必要があれば夫でも手をつけやすいし、そもそも夫自身が掃除洗濯など自分の身の回りのことを自分ですることに対してなんの抵抗もない(食事作りだけはムリみたいだけど)。
ということで、わたしがいなくても自宅の暮らしにあまり支障がない。
シンプルだと、気がかりが無くて、助かる。
くらしのシンプル化、大事!
実家で泊まろうにも、まずは片付けてスペースの確保から(涙)…とか。
実家がモノでパンパンで、家事をしようにもどこに何があるのかさっぱりわからない(涙)…とか。
介助・介護は当然するけど、行き来のたびに地味に出費がかさむなあ(涙)…とか。
帰省して親を看られるのはいいけど、自宅へ戻ってみると家じゅう目も当てられないほどしっちゃかめっちゃか(涙)…とか。
実家も自宅もそういう心配がなく、まずそれだけでとっても動きやすい。
暮らしをシンプルにしておくことって本当に大事だし、効果はバツグンなんだなあと、あらためて思った。
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