キッチンのシンプル化を進めています。
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世の中に使いやすい道具はたくさんあり、わたし自身その恩恵をたくさん受けてきました。
きょうは、わたしがそんな道具をあえて手放し、使い捨てることを選んでいる3つのアイテムをご紹介します。
根菜洗いブラシは使わない
わが家では、根菜を非常によく摂ります。
ストウブの鍋に、塩麹に漬けておいた豚肉と根菜を入れ、ふたをしてほったらかしで煮るかんたん煮物などは、週に一度は作る定番メニュー。
野菜をかえ、肉をかえ、いろんな組み合わせで作ります。
ごぼうも大好きで、きんぴらにしたり、お味噌汁にいれたり、豚肉と一緒に割り下でさっと煮て卵でとじたり。
こちらも週に一度は食卓に必ず上がる野菜です。
そのごぼうは、必ず土つきのものを購入。
持ちと香りが、洗いごぼうとはまったく違います。
そこで以前使っていたのがこちら。
これ、一本一本の毛がウェーブしていてコシがあり、軽くこするだけでするすると泥汚れと皮がむけ、使いやすかった。
でもいまは、こちらで。
アルミホイルをちぎって、くしゃっと丸めて、ごしごしごしっと!
終わったら、ごみとして処分。
根菜洗い用ブラシを洗って、乾かして、しまって、という手間をすべて手放します。
シリコンおかずカップは使わない
高校生の子どもたちふたりは、まいにちお弁当を持っていきます。
曲げわっぱの弁当箱に、日替わりで固定したメニューのお弁当を詰めて。
数品のおかずをお弁当箱に詰める際、以前はこちらを使っていました。
シリコン製のおかずカップは、洗えば何度も使える。
でも、いまはこちらで。
ふつうのおかずカップです。
シリコンカップはたしかに何度も使えるところがいいのですが、毎回毎回洗剤でごしごし洗っては水で流すのが手間だし、その洗剤や水の分、逆にコストがかかっているんじゃないかと。
しかも、わが家では子どもたちが自分でお弁当箱を洗うようにしているので、洗い方が雑な時も多い。
それを考えると、衛生面でもちょっとね…。
地球にも、財布にも、健康にも結局やさしくない気がして、やめました。
ふつうのおかずカップを、ありがたく使い、ありがたく使い捨てにさせてもらっています。
ごはん冷凍保存パックは使わない
ごはんは、ストウブの鍋で毎回炊いています。
大目に炊いたときは、冷凍。
以前は、こちらを使っていました。
ごはんを冷凍する専用の保存容器です。
底の中心部分が凸のかたちにくぼんでいるので、熱のとおりにくい真ん中部分も効率よくレンジで解凍できるしくみ。
5つ用意して、使っていました。
いまは、こちらで。
ふつうにただラップでぴっちりくるんで、冷凍です。
このほうが冷凍庫のなかでかさばらず、容器の数が足りなくなることもなく、使い終わった後で洗って乾かしてしまっておく必要もない。
シリコンのおかずカップと同じで、使い捨てと割り切ったほうが無駄な洗剤も水も使わなくて済むのではないかとも思っています。
おわりに
専用アイテムは、あれば便利な反面、洗ったり、乾かしたり、しまったりする手間が増え、さらに余計な洗剤や水まで使ってしまう面すらある。
- 利便性
- 維持管理にかかる手間
- エコ性
- コスト
をトータルでてんびんにかけた結果、今回まとめた3つのアイテムは使い捨てと割り切るのがわたしには最適だとわかりました。
こうして自分を客観的に見つめ直しつつ、ひとつひとつモノを手放していっています。