先日、唐突に行ってまいりました、高知県。
今回は、高知にくわしい方からあらかじめ現地の情報をいただいて行ってきました。
今回の高知旅は、以前高知でゲストハウスの運営に携わってらしたショウヘイさん(@temporubato_yh )にいろいろ情報を教えてもらって行ってきた。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) April 23, 2022
めっっっっっちゃくちゃ楽しかった✨。
感覚や感性が似てるひとに分けてもらう旅情報ほどありがたいものはない、ほんとに。 https://t.co/sUxuwkhc2Z
教えていただいていたところ、たまたま通りかかって飛び込んだところをとりまぜつつ、3泊4日のひとり旅で行って良かった&おいしかったお店を記録しておきます。
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高知ひとり旅で行って良かった&おいしかったお店10
ひろめで安兵衛 餃子
初日のお昼過ぎに高知に着いて最初に立ち寄ったお店、ひろめで安兵衛。
ひろめ市場の中にあり、大賑わい。

4月の高知の太陽はすでにかなり強く、じりじり照り付けられながらここまで歩いてきたので、迷わず生ビールと餃子のセット(950円)を注文。
『高知名物屋台餃子待ちゆうぜよ!!』(超ピンボケ)。


確保したテーブルで待っていると、5分ほどでお店の人が餃子を持ってきてくれました。
小ぶりの餃子は皮がカリカリ、中のあんはジューシーながらわりとあっさり目で、いくつでも食べられてしまいそうなおいしさ。
ひろめ市場でまだほかにも食べたいものがあるので、追加注文はガマン。
やいろ亭 塩たたき
「高知に行ったら是非とも塩たたきを」と聞いていたやいろ亭が、ひろめ市場で座っていたテーブルのすぐ向こうにあった!

『うちのタタキは高知で一番おいしいと勝手に思うちゅう』。
レジで塩たたき一人前(1,300円)を注文して、先ほどのテーブルで待つこと5分。

塩たたきー!
分厚いかつおににんにくのスライスとわさびを載せて口に入れると、かつおのうまみと皮の香ばしさがたまらない。
20年以上前に高知に来た時にももちろんたたきを食べたけど、あの時は塩ではなく醤油でいただいたんだよな。
塩のほうが好き!おいしい!好み!
正直ここでこの塩たたきを食べた時点で、今回の3泊4日の間もうこれ以上かつおのたたきを求める必要はないな、と思った。
「アガり」感がすごい。
寅八商店 うつぼの青のり揚げ
初日の夜、夕食のために一軒目に行ってみたお店「酒亭どんこ」は満員で入れず(ならばこの先2日間のどちらかの予約をと思ったけど、それすらダメだった)、二軒目に行ってみた「なとな」はなんと店主骨折のため臨時休業だった…。
ホテルから歩いてくるときに通りかかった寅八商店、ものすごく混んでたけど、ひとりだけだからちょっと待てば入れるかもしれない…と思って突撃。

隅っこに入れてもらえた!(本来なら予約した方がよさそう。)

日本酒は、バナナのようなフルーティーな香りがする「亀泉」を。
そしてこれこれ、これが食べたかったのです、うつぼ。

高知はうつぼがよく食べられるんですって。
さくっと揚げて青のりをまぶしたうつぼは、皮が香ばしく身はぷるっとした弾力があってとってもおいしい。
ハリハリ野菜の出汁サラダ。

細切りの山芋、キュウリ、カイワレ、にんじん、みょうががおいしいお出汁にひたひたに漬かっていて、結構な大皿で来たけれどするする入っちゃう。
〆に、本枯節のお茶漬け。

かつお節のうまみー!
どれもおいしかった。
このお店がすごく賑わっていたわけも、よくわかりました。
飲んで食べて、トータル3,670円。
大平商店 いも天
高知城へ至る追手筋で毎週日曜日に開催されるという、日曜市へ。

朝7時半に行ってみたら、すでに結構な人出。
とれたての野菜、果物、海産物、乾物、お花など、沿道のテントにぎっしり。

野菜や果物がどれも新鮮で安くて、できることなら山ほど買って帰りたかった…。
どれもおいしそうで素通りできなかったので、あちらこちらでちょこちょこと購入。

お昼ごはんやおやつ用。
そして、日曜市の中ほどで行列ができていたお店、大平商店。

ここのいも天(300円)は、日曜市の名物なのだそう。
結構な人だかりができていたけど、後ろで大勢でどんどん揚げているので案外すぐに買えました。

公園のベンチで食べる。

さつまいもはほっくり、外の衣はふわっ&さっくりで、中と外の食感のハーモニーが最高。
これは人気も納得。
牧野植物園レストランアルブル Makinoオリジナルブレンドティー
観光スポットを巡る一日周遊バス「My遊バス」で、五台山展望台から竹林寺を経て、牧野植物園へ。
牧野富太郎氏の名前や功績はもちろん知りつつ、でも、植物園自体には正直そんなに興味がないまま行ってみたのですが…。

牧野植物園、めっっっちゃくちゃよかった。素晴らしかった。


展示も園内の植栽も、すべてがほんとうにステキだった。
しかも、全然知らずに行ったけど、来年2023年のNHK大河ドラマは神木隆之介さんが牧野富太郎を演じる『らんまん』らしいですね。
なんてタイムリー!
実際に行く前は、「植物園は1時間ぐらいで出て桂浜行って海を見ながらのんびりしよー」なんて思っていたのに、結局4時間ぐらい園内にいた。
ここが楽しすぎるし、桂浜へはもう「My遊バス」の最終便でいけばいいや、と園内でさいごにゆっくりお茶を飲んだのが、レストランアルブル。

中も天井が高く、明るくて気持ちがいいけれど、せっかくなので外のテラスでいただくことに。
テーブル席の向こうは緑がいっぱいでそばには小川が流れて光があふれ、こころがふわっとするような開放的な空間。
Makinoブレンドティー「ケケンポナシ」(600円)。

ケケンポナシのブレンドティーは、ほんのりと生姜のような風味が感じられ、じんわりからだにしみていくようなやさしいお茶。
ランチメニューやケーキもあるようですが、わたしは園内散策をのんびりし過ぎて、行ったときにはもう売り切れてた…。
でも、お茶をいただくだけでもほんとうに癒される場所でした。
屋台たかちゃん オムライス
宿泊していたホテルのそばで、とても気になっていたので行ってみた屋台たかちゃん。

交差点の一角に突然屋台。気になる…。
行ってみたら満員で「ごめんなさいねー」と言われたのだけど、どうしてもあきらめられなかったので、交差点の標識にもたれて30分ほど外で待ってみた。
行列のできるお店的なものに並ぶのは大っ嫌いなんだけど、こういう「待ち」は好きなんですよねえ…(どこがどうちがうのかは自分でもよくわからない)。
入店し、ウーロンハイと牛すじおでんとトマト!

牛すじはやわらかく、ウーロンハイはキンキンに凍ったジョッキで出てきて、ものすごくおいしかった。
焼酎お湯割りと、豚ナンコツ。

なんだろ、ここ、どれも妙においしい…。
カウンターでお隣になったのは、ここのご店主夫婦と20年以上の付き合いだという常連さん女性。


食べなさいよー!とスパイスチキンと枝豆をくれた。
この女性が「ここのあんかけ玉子がすっごくおいしいよ、ワタシはいつも持ち帰りで包んでもらって持って帰って、翌日のあさごはんに食べるの」と激推しするので、それならわたしもとあんかけ玉子を頼んだら。
「この人(常連さん女性)の持ち帰り分できょうの分はおわっちゃったんですよー」とのことで、みごと撃沈(みんなで大爆笑)。
じゃあじゃあ、オムライスも美味しいよ!と勧められたので、オムライスを。

見た目ほんと普通だけど、中のベーコン入りケチャップライスの味付けがすごくしっかりしてて、とてもおいしかった。
結構食べていたのでもう入らない…と言ったら、のこりを折詰にしてくれた。

翌朝の朝ごはんにいただきました。
冷めてもおいしくて、ありがたかった。
いただいたお料理どれもほんとにしっかり絶品で、ウーロンハイはキンキン&焼酎お湯割りは適温など飲み物のサーブも気持ちよくて、お腹一杯食べて、それで全部で2,400円だったの…。
お会計全部入ってますよね???って何度も確認してしまった。
ご店主夫妻と常連さんで、今度高知に来た時もまた寄って下さいねえ、と言ってくれて、あったかかったなあ…。
高知アイス売店 ゆずドリンク
仁淀川のきれいなブルー”仁淀ブルー”をみてみたくて、レンタカーでいの町のにこ淵へ。
途中、仁淀川沿いの高知アイス売店へ立ち寄りました。

11時の開店に合わせて入ってみました。

いちばん乗りでした。
大きな窓の向こうには仁淀川の流れる風景が広がる、素晴らしいロケーション。

このお店、ソフトクリームやアイスクリームが有名らしいのですが、わたしはなにぶん冷たいものと甘いものがダブルで苦手なので、ホット柚子ドリンク(440円)を。
高知市内から、なれない道を路面電車と並んだりやり過ごしたりしながらレンタカーで1時間半走ってきてちょっと緊張していたので、きれいな景色を見ながらのあたたかい柚子ドリンクにほっとしました。
茶農家の店あすなろ たまごホットサンド
近年どんどん認知度があがっているというにこ淵までレンタカーを走らせて仁淀ブルーを堪能し、もうちょっと奥までと中津渓谷まで足をのばしたところで、お腹が空いてきた…。
もう10㎞ほど行けば「茶農家の店あすなろ」に行けちゃうな、ということで最後にもうひとふんばり。

「茶農家の店あすなろ」はその名の通り、沢渡地区のお茶農家さんによるお店です。
明るい店内。

各テーブルに置かれた茶香炉から、お茶のいい香りが立ち上っています。
その奥にはテラス席。


大渡ダムが山々に囲まれて静かに水をたたえています。
時刻はすでに14時半を過ぎていて、「あすなろ御膳」も「沢渡茶うどん御膳」も売り切れてしまっていたので、「たまごホットサンド(780円)」を。


沢渡茶入りのパンに、たっぷりのたまごとお茶マヨネーズをサンドしてある。
口の中でふわっとお茶の香りが広がって、おいしい!
セットのかぼちゃサラダと、つるつるもっちりした茶団子の入ったスープもイイ!
最初に出してもらった水出しの冷たい沢渡茶も、食後にいただいたあたたかいほうじ茶も、お茶のうまみと香りがすばらしかった。
あまりにおいしかったので、ほうじ茶ラテ(550円)を追加。

ほろ苦&ほの甘でなごむー。
テラスから見える滝の水音やダムを囲む山々の新緑のあおさも心地よい、すてきなお店でした。
焼鳥マロバシ ハツ
ホテルのすぐそばで、わたしが好きなお店っぽい雰囲気がプンプン漂っていたマロバシ。


なんたって、入り口の店名がマジック書きですよ…!最高…!
初日の遅い時間に外から覗いてみた時は人がいっぱいでとても入れる雰囲気じゃなかったので、この日は18時の開店と同時に突撃。
入れた…!ありがたや…!


お通しは、トマトとオリーブオイルと黒コショウの茶碗蒸しと、皮ポン酢。
ここからもうすでに、絶対的にウマい。





ぼんじり、皮、砂肝、豚巻きトマト、焼き茄子ポン酢、ハツ、親鶏、ナンコツ、甘長ししとう。
日本酒は、亀泉と土佐鶴を冷やで。
…ウマい、もんんんのすごいウマい。
何を食べてもおいしくて止まらなくなってきて、レバーとハツを追加。


…生まれてはじめて、ハツをおかわりしてしまった…。
そんなに好きじゃなかったんだけど、ここのハツは美味しすぎた。
ぷりぷりと適度な弾力と歯ごたえがあって、噛むたびに旨味がどんどん染み出てきて、こんなにハツを美味しいと思ったのは初めてでした。
ここも気づけばあっという間に満員。

予約のお客さんがほとんどっぽかった。予約した方があんしん。
お店を出てホテルに戻り、夫に食べたものリストをメモ代わりに送ったら、ふだんとあまりに違う食べっぷりにびっくりしてた。
それぐらい美味しかったです。
飲んで食べて、トータル4,270円。
沢田マンションTALI ブランチセット
”日本の九龍城”と形容されることもある、沢田マンション。


建築好きさんなどには、特に有名なスポットですよねえ。
その一角にあるカフェTALIで、ランチをいただいてきました。

店内はシャビーでかわいらしい雰囲気。


若いご夫婦ふたりで、仲良く切り盛りされてました。
エビカツアボカドサンドのブランチセット(1,150円)。

サンドイッチは、お店の入り口のショーケースに何種類かある中から好きなものをチョイス。
いっしょにプレートに載ってきたミートボール、キッシュ、サラダやコンソメスープもとても美味しい。
ワンドリンクでお願いしたレモンジュースもちゃんとほんとうのレモンジュースで、顔がきゅっとなるぐらいすっぱくて最高でした(すっぱいの大好きなので、シロップも入れずに飲んじゃった)。
沢田マンション詣でといっしょに、ぜひ。
おわりに
帰宅後、高知でちょこちょこ買ってきたおみやげを料理に使ってたのしんでいます。
少し前になりますが。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) April 23, 2022
行ってきました、高知3泊4日ひとり旅。
ちょこちょこ買って帰ってきた高知の美味しいもので、あれこれ余韻をたのしみちゅう。#ひとり旅#おみやげ pic.twitter.com/7vP7doPJJM
「おかず生姜」はそうめんの薬味に、「鯨ハム」はホットサンドに、「オリーブオイル漬けかつお」はパスタに。
旅は、行ってるときも帰ってきてからもおいしい。
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