地方ひとり暮らしの親の介護

【地方ひとり暮らしの親のケア】介護知識ゼロ!のわたしがまず最初に読んだ本3冊

実家でひとり暮らしをしている母の、体調不良。

母から体調不安の連絡を最初に受けたのが2月。

そこからさまざまな検査を受け、4月になってようやく病が判明しました。

地方でひとり暮らしをしている母の介護が始まるかもしれないことを覚悟し、知識ゼロの状態から脱したくて、わたしがまず読んでみた本3冊について記録しておきます。

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介護知識ゼロ!のわたしが最初に読んだ本3冊

マンガでわかる介護入門

介護というものがはじまった時の家族の衝撃&混乱や、その後すこしずつ介護を軌道に乗せていく様子が、マンガで描かれている。

介護する側される側それぞれの心象が親しみやすい絵柄で展開されていくので、「こんなことが起こりうるんだな」「その時、介護する側・される側はこんな気持ちになるんだな」ということが、頭とこころにスッと入ってくる。

介護というものに必要以上の恐れや不安を持つのはやめ、やるべきことを淡々とこなしていけるような体制を整えよう!とシンプルに思わせてくれる、とっかかりにぴったりだった本。

弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門

介護職の経験者であるお笑い芸人の安藤なつさんと、介護・暮らしジャーナリストの先生による、主に介護のシステムやお金まわりに関する本。

項目ごとにQ&A方式で話が進んでいき、巻末にキーワード索引もついているので、知りたい情報をとりまとめて確認しやすいのが便利。

ひとりでも最後まで自宅で

在宅医療の専門医師による、ひとり暮らし高齢者の心構えや地域包括ケアシステムを利用した暮らし方に関する本。

わたしの母は、老後もできる限りひとりで自宅で暮らしたいという意思を昔からずーーーっと明確にしてきていたので、それをどのようにしたらどれぐらい実現させてあげられるかを知りたくて、読んでみた。

高齢者が一人暮らしをするにあたってどんな問題があり、それをどうサポートしていくか。

社会的にどんな課題があり、それをどうクリアしていくか。

介護はひとそれぞれ千差万別になるのだろうけど、いろんなケース、いろんな捉え方や対処法があることを知れ、ちょっと気持ちがラクになる。

おわりに

知識が全くない事柄についてイチから知ろうと思う場合、まず本を3冊読んでみると、おおよそのアウトラインがつかみやすい感じがする。

今回の3冊を読んでみて、もちろん細かいことは何もわかっていないけれど(実際にまだ何も始まっていないし)、介護をむやみに恐れる気持ちだけはまったくなくなった。

読んでよかった。

おまけの話

母からの電話を切ってすぐに書店へ行き、棚の前でいろんな本をぱらぱらめくって目を通してみて、わかりやすいと思った3冊を買ってきたのだけれど、1冊目の『マンガでわかる介護入門』と2冊目の『弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門』は、同じ先生による監修だった(全く気付かずに買ってきてた)。

『マンガ…』は家族の心構え的な面、『弱った…』はシステムやお金まわりの面という感じで守備範囲が異なっているので、どちらも読んでよかったと思う。

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