昨日から今日にかけ、日本列島をなぞるように南から北へ縦断していった台風24号。
この9月は、関西に大きな被害をもたらした台風21号、北海道を大混乱に陥れた大地震、そして今回の台風24号と、大きな災害に見舞われどおしの一カ月でした。
こういった災害時にいちばん困るのは、電気、水道、ガス、食料といったライフラインの断絶。
そんな時のためにそなえている、わが家定番の災害対策&防災アイテムをひとまとめにしました。
停電への対策アイテム
台風の暴風で電柱が倒れたり電線が切れることは多く、今月はじめに関西を襲った台風21号では、電気の復旧にとても時間がかかり話題となりました。
停電は、現代の生活にもっとも大きく影響するライフラインの麻痺ですが、送電ネットワークが物理的に壊れてしまった場合、復旧に時間がかかるのはもういかんともしがたいことです。
そうなった時でも自分の身は自分で守れるよう、できる範囲で備えておくしかありません。
停電時のあかり確保
停電時に備え、両手のあくLEDヘッドライトと、ランタン型のLEDランプを用意しています。
これらはすべて、いざという時に使いやすいように単4形電池を使う器具で統一しています。
停電時の電源確保
10,000アンペアの大容量モバイルバッテリーを充電し、常に持ち歩いています。
iPhoneを5回程度フル充電できる容量があるので、安心です。
これに加えて、太陽光で発電&充電するソーラーチャージャーも、準備しています。
自宅の倒壊などで避難が長期化するような場合、細々とでも自力で電力を確保できるように。
停電時の情報確保
スマホで自分で情報を取りに行くのとは別に、公共の電波にのってくる一般的な情報を確保できるようにしておくことも大事。
単4形電池一本で動く、カードサイズのコンパクトなAM/FMラジオを準備しています。
断水への対策アイテム
断水にそなえ、飲料水を40ℓ備蓄しています。
わが家は戸建なので停電によって断水するということはありませんが、マンションの場合、停電で給水ポンプが動かなくなって断水が起きることもあるので注意が必要です。
上層階の場合、配給のお水を運び上げるのも一苦労なので、最低限はきちんと備蓄しておくほうが安心です。
一方、わたしは災害時の生活用水のためにお風呂のお湯を残しておいたり、お水をはっておくことはしないようにしています。
理由は、そうしてお水をためておくこと自体がリスクになりうることと、そのためたお水をトイレの流水として使うということが実は現実的ではないとされているためです。
お水は、飲料用だけを備えています。
ガス供給停止への対策アイテム
ガスがストップすると、熱源がなくなります。
熱源がなくお湯も沸かせないとなると温かい飲み物も食事も摂れず、精神的にもおいこまれやすくなります。
現実に、これだけの災害がこれだけ立て続けに起こる国に生きている。
カセットガスコンロとカセットガスボンベは、必須です。
食料備蓄
お湯だけで簡単に食べられるような食料品を、ストックローテーションで常に備蓄しています。
ふだん買い物をしているスーパーで入手できるものをメインに、使ったらすぐにあたらしく買い足して。
念のため、お湯やお水を加えるだけでご飯ができるアルファ米も備蓄していますが、こちらは備蓄数を徐々に減らしてきています。
アルファ米はスーパーでは買えないので、ストックローテーションのために買い足すのにやや手間がかかるためです。
カセットガスコンロとお水とお米があれば、停電でもガスが止まっていてもあたたかいごはんを食べることはできますしね。
そう難しいことではありません。
ふだんから使う缶詰や乾物類もちゃんとストックローテーションで一定数備蓄しています。
これだけあれば、とりあえず災害時にあわてて買い物や配給の長蛇の列に並ぶということを避けられると思っています。
わが家の防災アイテムまとめ
電気、水、ガス、食料という、なくてはならないものが途絶えた時を想定し、わが家で備えているアイテムをご紹介しました。
一難去ってまた一難。
台風24号のすぐあとに台風25号が発生しており、おなじようなルートをたどってきそうだという予報も出ています。
次の台風に備える、次の地震に備える。
常に備え続けなければいけない国で、くらしています。
▼ミニマムに暮らしたいと思ってはいても、防災面は省かずに。
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