2019年4月1日、あたらしい元号「令和(れいわ)」が発表されました。
いつもと同じいちにちのはずなのに、なにか古いものを脱ぎ捨て新しいものに着替えるような気持ちで、朝からそわそわ。
そんな心が波立ちつつも清々しさの感じられる今日。
18歳の息子が大学進学のためにわが家を巣立っていきました。
ミニマム大学受験、ミニマム引っ越し
ありがたいことに、昨年12月のはじめの段階ですでに志望大学への進学が決まっていた息子。
塾や予備校に行かず、受験した大学も結局進学先の一校だけで済んでしまったので、子育てが始まったころから覚悟していたのに比べると信じられないほどミニマムな費用で大学受験を終了させることができました。
その後、家具家電などすべて備えられた大学付属の寮への入寮も決定。
- 敷金礼金なし
- 家具購入不要
- 家電購入不要
- 通学交通費不要
こちらもあり得ないほどミニマム費用で済むことになり、ほんとうにほんとうにありがたいことでした。
そして今日。
結局引っ越し業者さんをお願いすることもなく、ミニマムな荷物と一緒に家を出ていきました。
片付け完了!
息子には、自室として使っていた部屋は一旦空っぽにするように当初から伝えていました。
- 一人暮らし先へもっていくもの
- もう捨てるもの
- 買い取りに出すもの
- 上記のどれにも当てはまらないけど、取っておきたいもの
わかりやすいように分別し、処理していって欲しいと。
受験終了から丸4カ月。
ヒマな時間が有り余っていたはずなのに一向に片づけが進んでいる気配もなく、ヤキモキしたのですが…。
今朝、息子が出た後に部屋を確認。
ベッド。
日光に当てている布団類は押し入れにしまい、マットレスだけの状態にします。
本棚。
中のマンガと文庫本はすべて買い取りに出していいとのことなので、戻ってきた費用は振り込むと話してあります。
勉強机。
引き出しをすべて空っぽにしていってくれました。
クローゼット。
引き出しはすべて空っぽ、ハンガーに掛かっている制服は処分します。
ひと部屋まるまるすっかり空っぽ!とはいきませんが、この先の見通しを立てられるぐらいにはしっかりと片付けて行ってくれました。
ほんとうは買い取りもすべて手配してやり終えてから出て行って欲しかったけど、しかたありませんね…。
「子ども部屋」、残す?残さない?
子どもが巣立った時に、部屋をそのままにしておくかどうか。
親としてはちょっと迷う部分です。
大学進学で家を出たといっても、ちょこちょこ帰省してくることもあるでしょうし、もしかしたら卒業後こちらへ戻ってくる可能性がないとも限らない。
でも、「いつか」のために荷物をすべてこのまま置いておくというのは、わたしはやりたくありませんでした。
いまを逃せば、息子自身もわたしもこのあと「片を付ける」気持ちには多分ならないし、いずれ気持ちを奮い立たせざるを得なくなったときには、いまとは比較にならないほどものすごいエネルギーが要りそうだから。
この機会に、「子ども部屋」としては一旦リセットしてゼロにします。
- 息子はまったくのあたらしい環境で、ゼロからスタート。
- わたしたち家族はいまあるこの環境で、それでもやっぱり気持ちをあらたにゼロからスタート。
これで、お互いあたらしく始まる生活へのスタートラインに立ちました。
気持ちははればれ、すっきりです。
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