先日、ひさしぶりにキャンプへ行ってきました。
ひとりキャンプ、ソロキャンプです。
ここのところの新型コロナウイルスの感染拡大で2月中旬に予定していた台湾旅行がキャンセルとなり、国内でひとの多いところへ出かけていくのもなんとなくはばかられ、家にこもっていたうっぷんが蓄積。
「公共交通機関」で「閉じられた空間」にいくのが感染の可能性が高くなるというなら、「車で」「オープンエアな場所」なら可能性はだいぶ低いのではと思い、ひさしぶりにキャンプ場を予約しました。
まだ2月だしガラガラだろうと思っていたところが、前日に最初に問い合わせたキャンプ場はなんと満員で撃沈…。
2件目に問い合わせたキャンプ場にサイトを確保できました。
料理もろくにしないソロキャンプだし、さっと行って帰ってくるだけだし、このブログの記事にするつもりも特になかったのですが…。
キャンプからの帰りがけに思わぬすてきなお店と出会ってしまい、これは子連れの方でもキャンプとセットで行くととても楽しめるのではと思いましたので、Myカメラの「LeicaQ(ライカQ)」で撮影してきた写真とともにさらっとまとめていきます。
首都圏からファミリーで気軽に行ける良いキャンプ場をお探しの方、どうぞご覧ください。
ホウリーウッズ久留里キャンプ村でひさびさキャンプ
今回お世話になったのは、千葉県君津市にある「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」。
こちらには4~5年前の秋にもひとりでキャンプにきたことがあり、今回が2回目となります。
まずはこのキャンプ場のいいところと気になるところを、最初にまとめてかんたんにご紹介します。
「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」のいいところ
首都圏からのアクセスがいい
アクアラインから圏央道を通り、木更津東インターチェンジで降りて15分ほどで到着。
渋滞がなければ、都心エリアからだと1時間ほどで着くそうです。
道の駅や直売所が充実
木更津東インターチェンジからキャンプ場までに、野菜やたまご、お肉やスイーツまで売っている直売所が複数あります。
「道の駅木更津うまくたの里」では焼き立てパンや定食、直売所「JAきみつ味楽囲(みらい)おびつ店」では産直野菜、たまご、肉、スイーツ類も購入できます。
このあとご紹介する直売所「愛彩畑(あいさいばたけ)」などは、キャンプ場にインする前やアウトしたあとの昼食をとるのにもぴったりだと思います。
落ち葉がふかふかな林間サイト
「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」の林間サイトは木々に囲まれ、その落ち葉がふかふかしたとても気持ちがよいキャンプサイトになっています。
全体的に平坦で非常にテントが張りやすいのはもちろん、小さいお子さんもたのしく遊びやすい環境だと思います。
電源が利用できる「オートサイト」あり
今回かなりにぎわっていたのは電源が利用できる「オートサイト」。
電気毛布なども利用できるので、2月という時期でもちいさなお子さんのいる家族連れでかなりにぎわっていました。
わたしが利用した林間サイトはまだちょこちょこ空きがあったようでしたが、オートサイトはおそらく満員御礼だったように見受けられました。
子連れで夜寒すぎると破滅せざるを得ないので、電源利用できるのは安心です。
タブレットやスマホの充電もできますしね。
設備が清潔できれい
トイレや炊事場といった設備はとても清潔できれいに保たれています。
ここが汚いと家族連れにはつらいですよね…。
「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」の気になるところ
値段が高め
今回わたしが行ったようなソロで一泊4,000円。
2名~5名の宿泊でハイシーズンだと1テントあたり7,500円(令和2年4月以降料金)となり、一般的なキャンプ場としてはお高めの値段設定だと思います。
特にソロだと割高感がありわたしはなかなか足が遠のいていましたが、今回はどうしても外で遊びたくて行ってみて、結果やっぱりすごく良かったんですけどね。
近所の自動車教習所の音が大き目
すぐ横に自動車教習所があり、その授業のチャイムがかなり大きく、なんだかんだ21時近くまで響きます。
騒音という感じではありませんが、音に敏感で気になる方は気になるかもしれません。
▼…という感じの「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」の場所はこちら。
ホウリーウッズ久留里キャンプ村でのいちにちをご紹介
では、「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」でのわたしの一日をMyカメラ「LeicaQ(ライカQ)」で撮った写真でさっとご紹介します。
一日目:チェックイン・設営・火遊び・夕食・ホットワイン
車で到着後チェックインし、割り当てられたサイトへ移動し設営を始めます。
まずはレジャーシートを敷き、持ってきた荷物を広げる準備をします。
30分強で、寝床となるテントと、リビング&キッチン&ダイニングとなるスペースを確保。
今回は気楽なオートキャンプなのであまりカツカツなミニマムにはせず、そこそこの快適性を保ちながらも設営と撤収がすぐに済むぐらいのシンプルな構成で行きました。
あたたかくて風もなく、いい天気。
空もきれいに晴れています。
設営があっという間に済んだので、折り畳みのシートチェアに座ってのんびり読書。
今夜のキッチンも準備ができています。
火遊びしたい!というのがわたしのキャンプの大きな目的のひとつなので、枯枝を拾いつつ場内を散歩します。
集まった!
わたしはキャンプでの食事に一切こだわりがなく、できれば炊事場に行きたくないし(めんどくさい)、使った後の食器も洗いに行きたくない(めんどくさい)ので、基本的にはセブンイレブンで調達した食べ物をあたため、器が極力汚れないように食べるだけのことがほとんど。
夕食は、おにぎり2個、フリーズドライのお味噌汁、スティックサラダ、ミートボール。
日暮れ後のおたのしみは、赤と白のカップワイン、チーズ、スナック菓子、むき甘栗。
翌日の朝食には、パン2個、フリーズドライのスープ、ごぼうサラダ。
さて、そろそろ火遊び開始。
焚き火台だと、薪を買う必要があったり後片付けも面倒なので、ひとりのときはウッドストーブを持っていきます。
ウッドストーブは燃焼効率がいいので、多少水分の残った枝でもしっかり燃えてくれます、好き。
火ばさみなどは荷物になるので持っていきません。枝でちょいちょいとすれば十分です。
火で遊んでいる間に、だんだんと日が暮れてきました。
ガスバーナーでお湯を沸かしてナルゲンボトルに入れ、湯たんぽに。
食事はすべて温めるだけ。
湯煎であたためたホットワインおいしい。
上を見上げると星空。
半分酔っぱらっていてぱちりと撮っただけなので雑ですが、それでもこれぐらいたくさんの星が見えました。
さすがに冷えてきたので21時ごろ、ナルゲンゆたんぽと一緒に寝袋に潜り込みました。
二日目:朝食・散歩・撤収
朝ちょうど7時ごろ起床。
露がおりるので、寝る前におおかたのものはテントの前室部分へ入れておきました。
昼間はあんなに温かかったのに夜中は結構寒く、何度か目が覚めました。
きょうもいい天気。
お湯を沸かして白湯を飲み、フリーズドライのスープを作り、パンを温めて朝食を済ませます。
11時のチェックアウトまでまだまだ時間があるので場内を散歩、管理棟前のワンちゃんに挨拶。
そうそう、この「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」のシンボルは、入口ちかくにあるこのツリーハウスなのです。
本来はここで宿泊もできるのですが、昨年の台風で傷んでしまったらしく現在復旧作業中とのこと。
宿泊開始時期などは、HPで確認できます。
さて、そろそろ撤収。
片付けるものが少ないのと、シンプルでコンパクトなものばかりなので、撤収もらくらくでした。
うーん、やっぱりこのキャンプ場の林間サイトは癒される。
また来ます!
おいしい&カワイイ直売所「愛彩畑(あいさいばたけ)」がすごい!
11時になるまえにチェックアウト完了。
アクアラインが混むと非常に時間がかかってしまうので、お昼ごはんもとらずにこのまま帰ろうと思っていました。
が、娘へのおみやげになにかおいしいものを買って帰ろうかな、そういえばキャンプ場入口のすぐ手前にイチゴののぼりを立てた直売所があったな…と思い出し、キャンプ場を出てすぐの「愛彩畑(あいさいばたけ)」と看板のある建物へ入りました。
…なにここめっちゃカワイイし明るくて居心地いいしおいしそうな野菜いっぱい売ってるし、ぼーっと見ている間にもいちごが飛ぶように売れてってる…。
裏にいちごのハウスがあり、そこで摘まれてきたばかりのいちごが店頭に並ぶと、整理番号を持ったひとから順に箱を手にしていきます。
…ラッキー!入ってきたいちごの箱数が多く、待つことなくちょうどひと箱ゲットできました!おいしそう!
奥にはトマトカレーとサラダやスムージーがおすすめらしいカフェ、「50分待ち」の札が出ている窯焼きピザ屋さん、トマトラーメンが名物らしいラーメン屋さんの並ぶフードコートが。
ううう…どれもめちゃくちゃ美味しそう…ここからお昼をパスして帰ろうなんてムリだわ…。
ということで、ラーメン屋さん「愛彩流」で季節のラーメン「酸辣とまと麺(パクチーたっぷり)」を。
パクチー苦手な方は水菜に変更もできるそうですが、パクチー好きにはたまらんラーメン!
酸味も辛みもそれほど強くなく、たべやすくてとっても美味しいラーメンでした。
ここ、2階はこんな明るくて開けたスペースになっていて、差し込む光と向こうに広がるのどかな景色がとってもいい。
せっかくなので、下の直売所で買った家へのおみやげの写真など。
いちご、いちご大福、シフォンケーキ、おばあちゃんのつけた梅干し。
外にはテラス席やオープンエアなベンチなども用意されていて、たくさんの家族連れで大賑わいでした。
以前「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」に来た時にはこんな素敵ショップなかったなと思ってお店の方にきいてみたところ、この春で丸3年になるとのこと。
こんないいお店があるならば、キャンプ場にチェックインする前やチェックアウト後のお昼ご飯をここで食べたり、ここで野菜や加工品、おやつを購入してキャンプをはじめるなんていうのも最高じゃないかと思いました。
▼ 直売所&フードコート「愛彩畑(あいさいばたけ)」 は、こちら。キャンプ場のほんとうにすぐ隣です。
おわりに
今回わたしはソロで行ったので非常~に行き当たりばったり&適当でしたが、ちいさなお子さん連れでキャンプに行く場合、サイトの安全性や清潔感、食事の調達などはかなりシビアに考える必要があるかと思います。
使いやすいキャンプ場「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」とおいしいものが楽しめる「愛彩畑(あいさいばたけ)」、このふたつがセットで利用できるというのは非常に大きな強み。
ファミリーキャンプにぴったりだと思いました。
わたしは今回、「愛彩畑」のフードコートで「酸辣とまと麺(パクチーたっぷり)」をいただきましたが、50分待ちの窯焼きピザも食べたいし、トマトカレーと愛彩サラダのセットも超気になるし…。
ソロキャンプとしては割高ですが、それを越える価値もあるなと。
またぜひ行きたいと思います。