防災・アウトドア・旅

【シンプルな防災セット】ダイソーのリュックでつくる、ちいさくて軽い「一次避難セット」。家族分用意しています。

…阪神淡路大震災から、もう22年経つのですね…。

大きな地震や災害が起こることは、残念ながら防ぐことができません。

わたしができることは、わが家の備えについて考えつづけること。

食料や水など、本格的な避難(二次避難)後に継続的に必要なものをあげれば、キリがありません。

それはそれで試行錯誤しながら備えていますが、まずは、眠っているときに地震などに襲われても、とっさに手に取ってすぐに外に出られる準備も必要

わが家で準備している
「一次避難用セット」
について、まとめます。

枕元に常に吊るしておく

家族四人とも、寝ている場所のすぐちかくに、最低限の避難用セットを入れたちいさなリュックを吊るしています。
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ベッドサイドのカーテンタッセルのフックにかけたり、S字フックでクローゼットの取っ手にひっかけています。

避難の際、手に何かを持っていては、とっさの対処ができません。
両手のあくリュックが必須。

 

ダイソーのリュック

とはいえ、いつ使うかもわからないものなので、安く入手できるに越したことはありません。

 

ダイソーで、300円のリュックを見つけましたので、それを使っています。
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ペラペラですが、生地は強そう。

持ち手部分に、登山で使われるホイッスルをつけています。
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非常の際に、大声を出すより体力が奪われないと言いますね。

 

連絡用文具と綿の風呂敷

なにか連絡をとったり、メモをどこかに残したりする可能性もあります。

 

山歩きのレインパンツが入っていた防水の袋に、入れているもの。
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油性マジック(写真のものは「水性」と教えていただきました。油性に入れ替え済み。)
大きめのポストイット(布ガムテープが良いと教えていただきました。布ガムテープを追加済み。)
綿の大判風呂敷

大きく、濃く書く必要があるかもしれないので、太い油性マジック。

ただの紙よりも、メモを貼れるほうが用途が広がるかと思い、ポストイットを。

大判風呂敷は、三角巾や止血帯にもなるでしょう。
寒い時には、気やすめですが、首に巻いたりできれば。

 

防寒・防護用の最低限の小物

ウールのビーニーと、軍手も入れています。
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防寒のためと、幸い寒くない場合でも、頭や手を守るためです。

ヘルメットがあればいいのでしょうが、まずはさっと持ち出せる最低限と考えて、コンパクトなもので代用をしています。

 

ダイソーのサンダル

なにを踏むかわかりませんので、底がある程度硬いサンダルを入れています。
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ダイソーのクロックスもどき。
300円ぐらいだったかと思います。

軽くて、底の硬さもあり、さっと履ける上に、必要なときには踵をストラップでホールドできます。

 

灯りとラジオ

こちらもコンパクトなものを。
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山歩きのヘッドライトと、カードサイズのAM/FMラジオです。

ヘッドライトは、山歩き用のウインドブレーカーが入っていた袋に入れています。
ヘッドライトを点けた状態でこの袋に入れると、セードのあるランプのように、まわりを広く明るくしてくれます。

情報にアクセスする必要があるとき、スマホは電池の消耗が激しいので、ラジオを使います。
カードサイズでとても小さいですが、しっかり情報を捉え、しかも電池は長持ちです。

 

最低限で、とにかく軽く

「一次避難用セット」の全体像です。
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こまごましたものは、サンダルのなかに詰めています。

風呂敷が薄手のタオルになったり、ヘッドライトがホームセンターのものになったり、子供のリュックには光を反射して光る反射板をつけたりしていますが、家族四人分、ほぼ同じようなセットを用意しています。

重さは600グラム強です。
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これくらいなら、さっと手に取れることと思います。

 

まとめ

食料や水、トイレのセットなど、「避難後に必要なもの」もありますが、まずはとにかく外に出る、命を守ることのできる可能性をすこしでもあげてくれるものも必要だと思っています。

関東圏のわが家は、大きな地震の経験といえば、東日本大震災だけ。

もっとずっと深刻で甚大な被害を受けてこられた地域のかたは、災害避難や防災について、もっと深い考察と準備をされていると思います。

・こんなものが現実的には必要だった。
・こういうケースがあった。

もしありましたら、いろいろ教えてください。
お知恵をかりて、より柔軟な備えにつなげていきたいです。

何をとって、何を捨てるか。

日々のくらしとおなじように、いろんなかたのお知恵をかりつつ、自分軸で考え、そして微調整して、また考えつづける。

そうして備えていきたいと思っています。

 

お読みいただきありがとうございます。

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