先日、鎌倉の人気ゲストハウス「亀時間」に一泊しつつ、ひとり旅。
きょうは、「決めていたのは、泊まる場所だけ。きっちり、しっかり、もっともっとと思う気持ちを手放すと、出会うもの。」について書いています。
ゲストハウス「亀時間」
鎌倉の材木座海岸にほど近いところにある、ゲストハウス「亀時間」。
古い日本家屋をリノベーションした、小さなゲストハウスです。
玄関を入ると、天井の高い空間に、古い家具が並んだレトロな共有リビングスペース。
扇風機が載ってるのは古い石臼、その奥のテーブルは、古いミシン台でした。
見上げると、立派な神棚!
ちゃんと大切に敬われている感じ。この家でずっと大事にされてきたんだろうな。こういうの、いいな。
これまた古道具をうまく使った、フリードリンクコーナー。
コーヒー、いろんな種類の紅茶、お茶、ハーブティーが嬉しい。
わたしが泊まったのは、一泊3,500円の相部屋。
カーテンタイプではなく、帆布を上からかぶせてプライバシーを確保するタイプのベッドでした。テントや秘密基地みたいで面白かった。
予約時に、野菜たっぷりのおいしい朝食をお願いすることもできます。別途500円。
ゲストへの心くばりが伝わってくる、優しさいっぱいの味。
時間がゆったりと流れるようなゲストハウスです。
ノープランで行く。
今回、鎌倉に行くにあたって事前に決めていたのは、このゲストハウスに宿泊することだけでした。
あとはまったくのノープランで、風の向くまま気の向くまま。
今回の旅のわたしなりのプチテーマ、「鎌倉で坐禅会に参加する」ですら、
- 円覚寺でやっていると聞いたことがある。鎌倉に着いたらたずねてみよう。
- もし今回ご縁がなかったら、ゲストハウス近くの材木座海岸で、ひとりで海に向かって座るというのもいいね!
という感じ。
そんなユルさで行った旅でしたが、
ゲストハウスで、香港から来たレイちゃんという女の子とたまたま仲良くなって、
たまたま食べに行ったオーガニック料理店が、料理も雰囲気もすばらしくて、
その日がたまたま隣町の花火大会で、店内から花火がきれいに見えて、
しかもその日たまたまその料理店で、最高に気持ちいい音楽ライブイベントがあって。
おいしいお酒とおいしい料理ときれいな花火とステキな音楽でうっとりしつつ、その日初めて会ったレイちゃんと、夜の海岸をおしゃべりしながらてくてく歩いてゲストハウスに戻る。
ゆったりと、満ち足りた時間。
一から十までしっかり情報収集し、事前にピシッとプランを立てたってこうはいかない。
なにも考えず、なにも決めず、からっぽだったからこそ得られた、すばらしい時間だったように思います。
いいことばかりに出会う。
日常生活でも旅でも、ごちゃごちゃ頭で考え込み、こうするべきとこだわり、いろいろ詰め込めば詰め込むほど自由さが無くなって、どんどん重く、苦しくなる。
その反対に、そんな「きっちり、しっかり、もっともっと」と自分をぎゅうぎゅうに縛る気持ちを手放し、力を抜いて気持ちよく流れに身を任せられると、いつも自然と豊かなモノやコトが入ってくる感じがします。
- 決めこまない。
- こだわらない。
- 求めすぎない。
いいことに、つぎつぎ出会える感じがします。
▼いつも、こんなふうに旅をたのしんでいます。
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