先日、GoToキャンペーン適用のゲストハウスに宿泊しつつ、清里へ1泊2日旅をしてきました。
1日目は現地へ向かう途中の高速道路のサービスエリアで朝食をとりつつ、検索して行き先を決めて周遊。
行き当たりばったりにしては、かなりナイスな1日になったと思います。
きょうはその翌日、2日目について。
もともと行こうと決めていた唯一の場所、「飯盛山(めしもりやま)」でのハイキングと、映え映えスポット「清里テラス」を訪れた記録です。
清里2日目:飯盛山ハイキング・清里テラス
2日目はどんよりした天気ではじまりました…。
飯盛山(めしもりやま)ハイキング
ゲストハウスでおいしい朝食をいただきつつ、天気予報とにらめっこ。
午前中はずっと曇り、午後から降水確率が上がって雨マークがついています。
飯盛山のハイキングルートはおおまかに2つのポイント、平沢集落と獅子岩駐車場からそれぞれ山頂へ向かう道がのびていて、そのどちらもが山頂まで片道1時間前後(往復2時間)のコースタイム。
整備されていて歩きやすいのですが、標高1600m強とそれなりに高さがあるので、あまり無理な状態で歩きたくはありません。
2014年にわたしひとりでこのお山を歩いた時は、
- JR清里駅から平沢集落にある登山口へ(約30分)
- 平沢集落の登山口から飯盛山山頂へ(約1時間)
- 飯盛山山頂から獅子岩駐車場・平沢峠にある登山口へ(約1時間)
- 獅子岩駐車・平沢峠登山口からJR野辺山駅へ(約1時間)
というルートで、JR清里駅から飯盛山山頂を通ってJR野辺山駅へ抜ける、約4時間のハイキングとなりました。
でも今回は天気も芳しくないので、③のルート(獅子岩駐車場・平沢峠⇔飯盛山山頂)を往復するだけに。
それであれば2時間ほどで行って帰ってこられます。
同じ道を行って戻ってくるだけなので面白味も激減しますが、まあ、行ってみましょう。
▼飯盛山のハイキングコース詳細はこちらからどうぞ。
JR鉄道最高地点
車で出発し、ちょっと遠回りですが、野辺山にある「JR鉄道最高地点」へ寄ってみます。
ここはその名のとおり、JRの路線中で最も標高が高いポイントになっていて、標高1,375mであることを標記した碑と、JR小海線の車輪をご神体とするめずらしい「鉄道神社」があります。
この「鉄道神社」、標高をあらわす1,375という数字が「ひとみなこうふく」「ひとみなごうかく」と読めるということで合格祈願に訪れるひとも多いようで、大学名や○○市公務員試験など、合格を祈願する絵馬がかかっているのが見られました。
絵馬は近くの食堂「レストラン最高地点」で購入できるようですが、この時はまだ朝早くてオープンしていなかったので、娘の合格祈願のお参りだけしてきました。
▼「JR鉄道最高地点」と「鉄道神社」の詳細はこちらからどうぞ。
獅子岩駐車場・平沢峠
JR鉄道最高地点から車で10分ほどで、獅子岩駐車場・平沢峠へ到着。
ここでは無料の駐車場とトイレを利用することができます。
実はここ、「フォッサマグナ」発想の地でもあるのだそう。
天気がよければこの場所からも八ヶ岳連峰のうつくしい山並みを堪能することができますが、この日はあいにくの天気で残念。
駐車場で出発の準備をする間にも山の方からどんどん霧が吹き下ろしてきて、車の外へ出てみるとぶるっと震えるほど寒い。
一瞬「うーん、やっぱり行くのやめようかな…」と思い息子に相談すると、
「とりあえず行けばいいんじゃないの?あんまりムリだったら引き返してくればいいじゃん」
との返事。
うーん、行きますか!
雨が降ってくることも考えるとMyカメラ LeicaQを持って行くのは怖かったので、残念ですが車内の座席の下に隠して置いていくことにしました。
▼「獅子岩駐車場」「平沢峠」の詳細はこちらからどうぞ。
飯盛山
ということで、ここからはiPhoneの写真です。
8時半、獅子岩駐車場の登山口を出発、最初の頃は石の階段や岩のゴロゴロとした道をのぼっていきます。
ポイントポイントに立派な標識が立っているので、安心。
歩くうちに、やっぱりどんどん霧がおりてきました。
右へ行けば飯盛山、まっすぐ進むと平沢山を通って飯盛山となる分岐点ですが、平沢山へのルートはかなり草が茂って特にこんな天気だと歩くのは大変そうな道に見えましたので、われわれは直接飯盛山へ向かう右のルートを行きました。
開けたところに出てみると、下の方は霧で何も見えない…。
熊笹や下草をちょっとかき分け気味に進む道があったり。
入口付近ののぼりを越えると、比較的なだらかな道がずっと続く感じです。
「飯盛山入口」の標識のあるところを入っていく。
霧の向こうに飯盛山山頂が見えてきました。
階段を上っていくと…、飯盛山山頂に到着!
…なーんにも見えません 笑。
山頂はこんな感じでした。
ガスガスでなーんにも見えなかった「飯盛山山頂」の、寒々しーい雰囲気 笑。 pic.twitter.com/ldAlff5kti
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 1, 2020
寒々しかった― 笑!
お水を飲んだりお菓子を口に入れたりして、10分ほどで早々に下山することにしました。
ふり返ると、さっきよりはちょっと霧が薄くなった感じ。
もと来た道を、戻ります。
霧がなければ、下に広がる景色が楽しめたはずだけどしかたないですね。
こんな天気ですが、のぼりの時に5人ほど、くだりの時に十数人ほどの人たちとすれ違いました。
歩きやすくて(天気がよければ)山頂からの展望がすばらしいので、人気のお山なのですよね。
ややガレガレした道を下りつつ、獅子岩駐車場・平沢峠まで戻ってきました。
往復で1時間50分のハイキングでした。
10時半時点で駐車場にはたくさんの車が停まっていて出発の準備をしている方もたくさんいたので、天気はともあれ、ちょうどお昼ごろの時間をめがけてのぼっていく方が多そうな印象でした。
うん、ガスガスで何にも見えなかったけど、たのしかった。
息子は汗すらかかなかったようで、のぼりでもジャケットを一度も脱ぎませんでした 笑。
清里テラス
今回の旅の唯一の目的だった飯盛山ハイキングがあっという間に終わってしまい、しかも時刻はまだ10時半。
このあとどうしよう…。
ということで、検索して出て来た「清里テラス」に行ってみることにしました。
獅子岩駐車場から車で20分ほどで、到着しました。
で、どうしよう…。
それはもう、リフトで上に行きますよね!
中学生以上往復1,800円で、標高1,900m地点のテラスまであがっていくことができます。
斜面に沿ってせり出した台の上に、円形のソファが10個ほど並んでいます。
各席には「30分ほどで交代してください」というようなことが書かれています。
みんなごろごろ、たのしそう。
あいにく円形ソファがすべて埋まっていたのと、かといってソファの後ろに並んでじっとり待っているのもなんとなく気が引けるので、もうちょっと奥にあるコーヒーショップへ向かいます。
ここにもボックスソファが並んでいるスペースがあり、お茶を飲みながらゆっくりすることができる。
うーん、晴れていたらもっときれいに見えるんだろうけど…、それでもやっぱり十分気持ちいい!
寒々しく見えますが案外あたたかく、お茶を飲みながら1時間ほどのんびり過ごしました。
もうそろそろ下におりようかということでリフトに向かって歩いて行ったら、グッドタイミングで円形のソファスペースがぽこっとひとつあきました。
ラッキー! 足を投げ出してごろごろでき、ものすごい解放感。
これは気持ちいい!
まわりのソファでは若い人たちがインカメでいっぱい写真を撮っていました。
この日は平日だったのでなんの苦労もなくあちこちのソファで景色を楽しめたけれど、ここはもう明らかに「映え映え」なスポットっぽいので、おそらく週末や連休などはこうはいかないだろうなあ…。
リフトで下山。
息子が「お腹が空いた、清里駅周辺まで降りるまでがまんできない」というので、リフト乗り場にあったビュッフェでランチをいただきました。
息子はキーマカレー、わたしはワイン鱒炙り丼、どちらもフリードリンク、サラダ、デザートがついて各2,000円(!)。
息子がどうしてもというのでここで食べましたが、高い割にはまあ、ふつうにおいしい、ぐらいの感じ…。
※外のテーブルスペースからの景色はよかったです。
清里テラス、おりてきたら晴れてきた 笑。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 16, 2020
飯盛山も、いまならもう少し周りが見えたかもねー。
でも天気予報では午後から降水確率上がって雨マークもついてたし、しかたない。
こういう時もある。 pic.twitter.com/dAvD0QmnuR
あえて言うなら。
ここでビュッフェランチを食べるよりも、リフトのチケット売り場をはさんだ反対側にあるパン屋さん「清里ベーカリー」でボックスランチのようなものを数量限定で売っていたので、それを買ってリフトで上がり、上でごろごろしながら食べるというのがいいのではないかなーなどと思いました。
▼「清里テラス」についての詳細はこちらからどうぞ。
清里1泊2日旅 まとめ
首都圏から車で数時間で行ける清里。
1日目は
- 萌葱の村で散策
- 老舗有名喫茶店「ROCK」でカレーランチ
- 清泉寮ジャージーハットでひとやすみ
- 聖アンデレ教会へウォーキング
2日目は
- 飯盛山でハイキング
- 清里テラスでのんびり
でおしまい。
この後、高速道路でさっと帰宅しました。
あちこち渋滞する前に、無事帰宅。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 16, 2020
娘へのおみやげ、「萌葱の村」で買ったフルーツゼリー詰め合わせ(缶が立体的でかわいくて絶対好き)。
夫へのおみやげ、清里ハム。
さて、夕飯作ろ。 pic.twitter.com/OTNghUQXuq
いきあたりばったりもいいところ、「ざつ旅」的1泊2日の清里旅。
清里も昔のようにはひとが集まらなくなってしまったようで、どこへいっても割と空き気味だった印象です。
もちろん平日だったこともあるでしょうが、適度な自然と「映え」のなかでゆったりとした時間を楽しめる清里は、首都圏からのアクセスも良く、なかなかよい旅行先ではないかと改めて感じました。
おまけの話:晴れた日の飯盛山はこんな感じ!
Googleフォトを見ていたら、2014年にひとりで日帰りハイクに来た時の飯盛山の写真が出て来ました。
この時は本当に最高のお天気で、ぐるり360°絶景を存分に楽しむことができました。
…お天気って重要ですね 笑。
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