先日の上高地でのキャンプの後、松本でとにかくすさまじくステキなブックカフェに行ってきました。
このほかにも松本で行った、馬肉を楽しめるイタリアンバル的レストラン、レトロな喫茶店、ユニークな書店、自然派カフェ、個人的にヨダレが垂れて止まらない品ぞろえのアウトドアギアショップがまたすばらしかったので、まとめておきます。
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松本で行った、絶品!おいしい!おしゃれ!ショップ5つ
イタリアンクロス
松本で合流した夫と夕食を食べにふらっと入った、イタリアンバル的なお店「イタリアンクロス」。
前を通った時、もう絶対にこのお店はまちがいないな!という雰囲気がプンプンしてたんですよねえ…。
真蛸のカルパッチョ。
ぷるぷるの真蛸に、焦がしにんにくと海苔の香ばしさがぴったり。
馬肉の生ハム。
馬肉の生ハムって初めて食べた…。とろけるというよりはしっかり歯ごたえがあり、塩気はあまり強くなく肉のうまみがぎゅっと詰まっている感じで、サラミにちょっと近い感覚。すっごくおいしかった。
ラムチョップの網焼き。
ほんとうに、人生で食べた中で一番おいしいラムチョップ。臭みはまったくなく、肉はやわらかく、噛むとラムのうまみがジュワっと染み出てくる。網焼きされた表面は香ばしく、油が適度に落ちているからかしつこさがない。
目の前に置かれたメニューボードから、このラムチョップが地元の女性向けタウン誌との共同企画で生まれたメニューらしいことがわかりました。
「おかわり必至!」とあった通り、もう何本でも食べられそうなラムチョップだった…。
ほんとうに、これ食べるためにまた松本行きたいと思うほどの味。
トリッパのトマト煮。
トリッパがプルプルでまったく臭みがなく、コクのあるトマトソースがいっぱいに絡みついていて絶品だった。
濃厚ペペロンチーノ。
「なにが濃厚?」と思って注文してみたら、本当に濃厚だった。ニンニクとローストオニオンのうまみと香ばしさがすごい。かといって「ニンニク臭い!」という感じはない。どうなってるのか。
わたしは松本の赤ワイン「ブラッククイーン」、夫はグレープフルーツサワー。
ふだんお酒を全く飲まない夫も思わずお酒を飲みたくなる、ものすごく雰囲気のいいお店でした。
わたしたちがいる間、けっこうな数のお客さんが来ては満席で入れずに撃沈していっていたので、地元でもかなり人気のお店まちがいなしだと思います。
いまだにここの馬肉の生ハムとラムチョップを食べたくて仕方がない。
あぜ道
朝食を食べに2日連続で行った喫茶店「あぜ道」。
宿泊していたカプセルホテルと同じブロック内にあり、古びているけれどもすっきりと清潔、クラシックがゆったりと小さく流れている店内の雰囲気が落ち着いていて、お気に入りでした。
ワンコイン500円のモーニング。
厚切りトーストにジャムとバター、ゆで卵にホットミルク。夫はコーヒー。
なんてことないメニューだけど、トーストの焼き具合、ゆでたまごのゆで加減、ホットミルクの温度など、どれもこれもがちょうどよくてほっとする。
ご夫婦で、この場所で、45年やってらっしゃる(!)そう。
常連さんぽい方、旅行のご夫婦、大きなザックを傍らに置いた男性などさまざまな人間模様をうけとめながらゆったりとした時間が流れているような、むかしながらの喫茶店です。
栞日(しおりび)
すてきな本屋さん「栞日」。
古い電気屋さんだった建物をリノベーションし、カフェと宿と本屋さんになっています。
1階はギャラリー的なスペースもあるカフェ。
コーヒーのいいにおいでいっぱい。
階段をあがると、やわらかい光が差し込む空間が。
やわらかい光で、おこもり感があって落ち着く…。
その先には、書店スペース。
一般的な書籍だけでなく、個人で発行している冊子や写真集なども置かれていて、ちいさくてひろい世界を垣間見ることができます。
紙質、デザイン、大きさ、印刷方法もさまざまな本たちは、ちょっと手に取って開いてみるだけでもたのしい。
派手さはないけどそこかしこにセンスを感じるインテリアもすばらしい本屋さんです。
アルプスごはん
栞日に行った後、前をとおりかかったお店「アルプスごはん」。
聞いたことある店名…と思ったら、先ほどの「栞日」でこの本を手に取っていました。
中をパラパラっと見て、野菜たっぷりでていねいにつくられたすてきなごはんだなあと思っていたら、こんな近くにお店があった。
「本日のアルプスごはん」。
動物性のものを一切つかわず、店主の金子さんが実際に足を運んでつながった生産者さんたちの食材だけでできているお膳です。
カブのポタージュ。
とろとろのカブと玉ねぎとお味噌のコクがたまらない、すっごいあったまる。
車麩のフライ。
サックサック&もっちりで、お肉以上の満足感。添えられている二種類のディップもとてもおいしかった。
プレートの上のお野菜はどれも意外性がありながらもまったく違和感なく染み渡る味わいで、これはほんとうに食材のことを知り尽くした上でその魅力を存分に引き出せる、プロでないと絶対につくれない味という感じ。
店主の金子さんに食材それぞれのストーリーや調理の方法などぽつぽつとうかがっていたところ、このお店も「栞日」も、わが家が以前家族みんなでリノベーションのお手伝いに行った諏訪の「Rebuilding Center」東野さんの手がけた物件であることがわかり、いろんな偶然にびっくり。
つながるもんですねえ。
充実のひととき、せっかくなので先ほどの『アルプスごはんのつくり方』の冊子をここで購入して帰ってきました。
ご縁ってすごい。
CLAMP(クランプ)
さいごにひとつ、わたしの趣味に走りまくったお店を。
アウトドアウェアやギアのおしゃれなショップ「CLAMP(クランプ)」です。
宿泊したカプセルホテルの無料レンタル自転車で松本の街を走っていて、古い蔵をリノベーションした「和泉町伍蔵」という、とても雰囲気のすてきな一角を通りかかりました。
カフェや花店、レストラン、ヘッドスパサロンなどが点在する蔵のうち、一番おおきな母屋的な建物の2階にあるのが「CLAMP」でした。
階段を上がって店内へ。
真っ白な階段と、イラストがかわいい。
店内には、UL(ウルトラライト)やトレランに興味がある人だったらヨダレがとまらないようなギアやウエア類がいっぱい…。
もう帰路につき始めていた山友さんたちにこの写真を送ったら、「ネットショップでも手に入らないものが…!お店で売ってるの初めて見た…!」と驚愕しているコメントが返ってきました。
道路に面した大きな窓の前の空間、気持ちよさそう。
オリジナルのジェラートなど、こちらで食べられるらしいです。
キャンプにぴったりなスパイスや、山登りの食事によさそうなジビエのレトルトパック、トレラン用の補給食、こまごました雑貨類もカワイイ!
店内のおしゃれな什器やカゴ、アンティークっぽいアイテム類にもどれも値段がついていて、これらも購入することができます。
こういうところもユニークだなあと思ったら、このお店、スタッフさんが全員女性なのだそう。
なるほどねー!って感じです。
セレクトされているウェア類も女性ならではの視点がすばらしくて、
思わず…衝動買いしてしまいました…山ワンピ的なの…。
山歩きのあとの着替えについて、「かるくてかさばらなくてしわにならずに持っていけて一枚でぱらっとラクに着て電車に乗って帰ってきてもおかしくない感じのモノないのかなー」なんて常々思っていたら、あったんですよ…!ここに…!
はああああ、ステキなお店だった…。
アウトドアギア好き男性も女性も、ぜひどうぞ。
おわりに
カプセルホテルの無料レンタル自転車で街をのんびり走りながら、松本ってほんと「意識が高い」というか、ナチュラルにおしゃれでおいしいお店が多いし、街全体にいい空気が流れてる感じがするよなーとひとり感心してました。
実はほかにも行ってみたいお店がいっぱいあるので、来年また上高地でキャンプして、帰りに松本に寄って、おいしいものやきれいなものをいろいろ楽しみたいです。
▼ココもすごかった。ほんと松本ってすごい。
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▼旅にはちいさい財布がいい。身軽に歩けます。
▼松本、食べ物はおいしいしオシャレスポットはいっぱいあるし、もっといたかった…。
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