先日、信州松本・諏訪へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは1日目の記録。
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1日目:松本民芸館、旧開智学校、松本城プロジェクションマッピング
09:38、あずさで松本駅に到着。
久しぶりに乗ったけど、「特急」ってやっぱり速いね!
松本駅前のアルピコ交通バスセンターからバスに乗り、松本民芸館へ向かう。
10:30 松本民芸館
松本には何度も何度も行っているのに、いまだ訪れたことがなかった松本民芸館。
もうほんとにね、すばらしすぎた…。
日本全国、世界各国の、エリアも時代も越えた、人間の日々の営みから生まれる「美」が詰まってる。
もっと早く来るべきでしたよ…。
アルピコ交通のバスセンターで「タウンスニーカー1日乗車券(500円)」を購入し、松本駅前からバスで行くと、松本民芸館の入館料が100円割引になった。
松本民芸館のバス停はタウンスニーカーの路線からはちょっとはみ出すので、片道で追加170円が必要になるけれど、ふつうに乗車しても片道300円かかるので、松本市内でほかにもあちこちめぐることや、いろんな施設での入館料が割引になることを考えると、タウンスニーカーの乗車券の購入はアリだと思った!
13:00 がねいしゃでスパイスカレーランチ
タウンスニーカーを松本市役所前で降り、がねいしゃへ。
✔️松本
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 8, 2024
✔️がねいしゃ
✔️2種盛りプレート 1,300円
①チキンカレー(がねいしゃ定番スパイスカレー)
②ラムキーマカレー(ネパール山椒と花椒が香るひき肉カレー)
カレーはもちろん野菜の付け合わせも全部美味しくて、カレーもご飯も野菜もぐちゃぐちゃに混ぜながら食べるのがまた更に美味しかった✨ https://t.co/i0lwY7xEeQ pic.twitter.com/08N4TXDvQz
松本って、カレー王国なんですよねえ。
メーヤウには行ったけれど、がねいしゃははじめて。
二種盛りメニューを選んで、注文した後で「ライスを小盛にしてもらうの忘れた…」と思ったのだけど、結局ぺろりと全部食べてしまった。
スパイスカレーは胃にもたれない。
好き。
14:00 旧開智学校
またタウンスニーカーに乗って、旧開智学校へ。
(がねいしゃから全然歩いて行ける距離だったけど、せっかくなので乗ってみた。)
現在、耐震工事中のため中へ入ることはできなかったけど、特徴的な尖塔や、天使や雲のデザインが斬新な校名看板は外からでもはっきり見ることができた。
おとなりの旧司祭館では、松本でのキリスト教団の変遷の説明や、旧開智学校の耐震工事の紹介も。
このグリーンがかったブルーを見ると、日本各地で見てきた明治期の西洋(模倣)建築を思い出す。
西洋に追い付け追い越せの希望にあふれ、エネルギーに満ちてた時代の色。
14:30 松本城公園で野点
すぐそばなので、歩いて松本城へ。
北側の門から入り、本丸庭園を抜けて、松本城公園に到着。
相変わらず、見目麗しい天守ですねえ。
松本城公園で野点セットを広げ、松本駅で買ってきたお茶菓子でお抹茶を一服。
…最高だ。
その土地の甘いものをお茶菓子に、その土地の空気といっしょに味わうお茶。
もともと旅は大好きだけど、お茶を始めてから旅がさらに数段たのしくなった。
15:30 蔵のある街 中町通り散策
松本城を出て、蔵のある街 中町通りへと歩きだす。
相変わらず、すてきな街並み。
午前中に行って来た松本民芸館の創始者 丸山太郎氏が営んでいた紙問屋、ちきりや。
現在は、ちきりや工芸店として、日本だけでなく世界中からの民芸・雑貨を取り扱っている。
小鹿田焼や砥部焼、益子焼、やちむん、琉球ガラスといった、日常づかいに適したうつわがいっぱい。
西に傾き始めた日の光がちょうどスポットライトのように差し込んでいて、松本民芸館で見た『美しいものが美しい』という丸山太郎氏のことばがそのままそこに体現しているような、うつくしい光景だった。
ちきりやを出て、通りのあちこちに点在するうつわ屋さんや古美術のお店を、ひとつひとつ覗いてみる。
まいにちのお茶の時間に、ふるった抹茶を入れるためのおちょこと、お茶菓子を載せる小皿にちょうどいいものがあるといいなー。
お茶の古道具がいっぱいおかれた古美術店では、ぜひゆっくり手に取って見て行ってと親切に声を掛けてもらったので、一時間ほど店内をじっくりじっくり拝見。
いくつか「これなら」と思うものはあるのだけど…。
わたしの頭の中で決まっているイメージにばちっと適うものは、ない。
むりやり買うものでもないので、なんどもご店主にお礼を言いつつ退店。
まあ、こういうのは「出会い」ですので。
ノスタルジックな雰囲気の縄手通り。
松本城へ戻ります。
18:00 国宝松本城プロジェクションマッピング
お昼にも来ていた松本城へまた戻って来たのは、このため。
出張夫に誘われて急に長野に行くことになって松本でぷらぷらしてたら松本城がプロジェクションマッピングでゲーミング松本城になっててなかなか綺麗でよかったです
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 3, 2024
(2/14までだって)(毎日18時〜21時)(観覧無料) pic.twitter.com/klVFS9fyC0
期間限定で開催されているという、松本城天守閣に映像を映し出すプロジェクションマッピングイベント。
暗闇の中、あざやかな映像とドラマティックな音楽で彩られる夜の松本城は、昼とは全く違う世界観の美しさを見せていた。
見終わった足で城外へ向かって歩き出すと、以降の回をめざして入って来たらしい女子5~6名のグループが、映像を照射された松本城を見て「やばーーーーーい!!!めっちゃきれーーーーーい!!」とテンション爆上げで、奥へ引き寄せられるように小走りしていった。
SNS全盛のこの時代におけるこの手のイベントの誘引力は、かなり強そうだなという印象。
わたし自身、正直それほど期待していたわけではなかったけれど、実際に目にするとすっかり心を持っていかれてしまった。
いろいろ、よく考えますねえ(感心)。
19:00 ざんねんなゆうしょく
日中あれほど暖かかったのに、日が落ちた後の松本は足元からキンキンと冷えてくるような寒さで、10分弱のあいだじっと立っているだけでからだが芯から冷えてきた。
バスで松本駅前へ向かい、狙っていた居酒屋卯屋へ行ってみるも満席で撃沈…。
それならばと、これまで何度も行っているラムチョップが最高においしいイタリアン居酒屋へ行ってみるも、こちらも満席で撃沈…。
金曜の夜だもんね、そうだよね。
松本駅前ならそう困ることもなかろうと、通りかかった郷土料理店へIN。
これが、ちょっと、びっくりするぐらいハズレだった…。
✔️全然人がいないのに開口一番「時間極めで退店をお願いする事があります✌️」
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 2, 2024
✔️カウンターに線が引いてあり「混み合って来たら隣同士この線から出ないように✌️」
✔️串物は「繁忙期だから(どこが???)2本からの注文のみ」
✔️「チャージ料500円✌️」
✔️大将愚痴祭り✌️
ヤメチマエェ! https://t.co/2Yn07BmpCt
お店選びの嗅覚はわりといい方だと思ってたんだけど、ダメなときはダメっすね!!!
雰囲気に耐えられず、20分で退店。
…ムーリー。
逆に記憶に残りすぎる、すっっっごくざんねんなゆうしょくだった。
19:35 下諏訪へ
夫と宿で合流するため、中央線で下諏訪へ向かう。
20:11、下諏訪駅着。
どうにも気分がおさまらなかったので、駅前の居酒屋で口直しをしてから宿へ。
一足先にチェックインし、共同リビングでほかのゲストさんたちと談笑していた夫に、ひとしきり夕食のお店のわるぐちを吐いてすっきりする(最低)。
あーもう、疲れちゃったから寝る!
おやすみなさい。
おわりに
何度も行っている松本だけど、ようやく松本民芸館へ行けた。
ほんとうにすばらしいスポットだったので、季節を変えてぜひまた行きたい。
本日の旅の出納帳
松本・諏訪1泊2日の旅費、1日目発生分の記録。
真味糖(御菓子司開運堂) | 907円 |
タウンスニーカー一日乗車券 | 500円 |
バス路線超過分別途支払い | 170円 |
松本民芸館入館料(タウンスニーカー提示で100円引き) | 200円 |
バス路線超過分別途支払い | 170円 |
スパイスカレーランチ(がねいしゃ) | 1,300円 |
くるみそ最中(藤むら) | 430円 |
夕食(居酒屋太助) | 2,320円 |
松本→下諏訪(中央線) | 506円 |
夕食(居酒屋しぇぱ) | 1,700円 |
宿泊(マスヤゲストハウス ロフトルーム2名利用・1名あたり) | 6,500円 |
14,703円 |
がねいしゃ、おいしかったなあ…。
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