身の回りの整理をはじめて4年ほど。
以前は引き出しやコンロ横にぎっしり並んでいたキッチンツールも、かなり数が減りました。
いま残っているのは使い勝手がよく、扱いもラクな精鋭ばかりです。
きょうはその中から、前回ご紹介したターナー(フライ返し)とともに10年ほど使い続けているキッチンスプーンについて。
とくに右利きの人にはものすごく使いやすいアイテムです。
megumi fujii ステンレスキッチンスプーン
ターナーと同じく、鉄フライパンに合わせておそらく10年ぐらい使っている調理スプーンがこちら。
megumi fujiiの「ステンレスキッチンスプーン」です。
18-8ステンレス製。
持ち手とスプーン部分のバランスも良く、持ちやすいです。
そして最大の特徴はこちら。
スプーン部分が左右均等ではなく、手に持った時に左になる方が浅くうすく、右に向かって深くなっていっています。
お水を入れて置いてみるとこんな感じ。
右側にかたよって溜まります。
ちょっと不思議なかたちですが、これが右利きにはとっても使いやすいのです。
megumi fujii ステンレスキッチンスプーンのいいところ
megumi fujii ステンレスキッチンスプーンのいいところをまとめます。
混ぜやすい、すくいやすい、掛けやすい
左側がうすくて浅く、右側に向かって深くなっていっている形状のおかげで、右手で持った時に料理を混ぜやすく、すくいやすく、すくったものを掛けやすいです。
たとえばブリの照り焼きで、煮汁をすくってはブリに掛けるという動作をイメージするとわかりやすいかもしれません。
少し傾けるだけで煮汁をかんたんにすくうことができ、それを右側にためて持ち上げ、また左側に少し傾けるだけで掛けることができます。
フライパンや鍋の中の食材を混ぜる時も同じ。
左側が薄いので食材の下の方にスプーンが入り込みやすく、食材にスプーンがひっかかって傷めることが少なくなります。
スプーン部分の厚みや角度が一周ぐるりとすべて同じだと、こうはいきません。
ステンレス製で清潔に保ちやすい
継ぎ目がないオールステンレス製なので、汚れが溜まったりせず清潔に保ちやすいです。
グリップ部にシリコンなどのカバーがあるわけではないので、ずっと鍋やフライパンに入れていれば当然持ち手まで熱くなりますが、そもそもそんなに入れっぱなしにするような調理で使う道具でもないので困りません。
軽くて取り回ししやすい
シンプルなつくりで軽いので、取り回しがしやすく使いやすいです。
最近はシリコン製の調理スプーンも多く見かけますが、シリコンはどうしても重く、厚みがあるものが多い…。
ターナーも調理スプーンも重くて厚みのあるモノよりも、食材の下にすっともぐりこんで小回りが効いてくれるモノの方が圧倒的に調理にストレスがなく、使いやすいです。
調理用だけでなく、とりわけ用にもぴったり!
わが家にはこのスプーンが2本あります。
新入り鉄フライパンで、キムチチャーハン。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) April 6, 2020
ベーコンかたまりを切ってじっくり炒め、出てきた脂でキムチとごはんを炒める。https://t.co/8eh5i0dxxB
最後に冷凍していたニラをパラパラっとな。
美味しかった! pic.twitter.com/WUx80X6Qcf
鉄フライパンでチャーハンを作るときなどは左右に一本ずつ持って一気に炒めるのにも便利です。
このステンレススプーン、とにかくすくいやすいので、調理の時だけでなくバットにいれたつくりおき料理を取り分けるときなどにもほんとうに助かる。
夜は姪っ子お別れ会、一家族二品持ち寄り。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 1, 2016
ついでにわが家の常備菜兼用で三品、かつ各多めに完成。
ニンニクバター醤油チキン、
ひじきの煮物、
中華風即席漬。
またしばらく手抜きできるよ〜!わ〜い! pic.twitter.com/sW5yEkz1Xw
ちょっと調べてみると、ビュッフェ用として10本単位でのまとめ買い設定もあるようなので、調理用としてだけでなくそもそも取り分け用スプーンとしての需要があるものみたい。
これは調理用としてだけではなく取り分け用として2、3本あってもいいと思う、超優秀スプーンです。
▼むかしわたしが購入したころには左利き用もあったと記憶しているのですが…。いまは右利き用しかないようです。
▼偶然ですがおなじmegumi fujii、こちらのステンレスターナーも非常に使いやすいです。