きょうは、「メルカリ出品で11万ゲット。でも、それってほんとにイイことか?メルカリ出品に感じた、自分にとってのデメリットふたつ」について書いています。
メルカリで一年間で売却したもの
昨年の夏、はじめて「メルカリ」に出品しました。
2年前から始めた断捨離がすすんできて、それまでため込んでいた「それなりに売れる価値のありそうだと思うもの」を手放し始めたからです。
それから約一年間で、食器や服飾品、インテリア雑貨など30点近くを出品。
手数料や送料を引いたのこりの利益は、111,505円になりました。
ところが最近、メルカリを使うことのデメリットを強く感じるようになりました。
デメリット① ラッキー!と勘違い
うちの中にある「使ってないもの」を売っぱらって11万円ゲットできたら、「ラッキー!」って一瞬思います。
でもこれ、考えてみれば、買うときはもっと高いお金を出して買ってきたハズなわけで…。
よくて買った時の値段とほぼ同額、そのほかは三分の一、四分の一、それ以下の金額での売却。金額で考えれば、大損です。
しかも、出品するのにも、出品中のステータスを管理するのにも、落札してもらって発送するのにも、相当の手間がかかっています。
絶対に「トクした」わけじゃないし、「ラッキー!」なわけじゃない。
なのに、メルカリを使っていると、不思議とそこをつい忘れがちになる気がしています。
デメリット② 金額の分だけ許された気になっちゃう
もうひとつ、「売却できた金額の分だけ、自分のまちがいが許された気になりそう」なのもよくないと思っています。
大事なお金をつかって手元にモノを呼び寄せたのに、ぜんぜん使わなかったということは、どこか自分に対する自分の勘違いがあったはず。
- 必要だと思ったけど必要じゃなかったのか
- 欲しいと思ったけどたいして欲しくなかったのか
- これでいいと思ったけどこれじゃだめだったのか
きっと自分で思っていた「買う理由」が、どこか違っていたのです。
その「ズレ」をちゃんとみつめて、自分を振り返らなくてはいけないのに、お金の形で手元にいくばくか戻ってくると、その分だけ反省の思いが軽くなるような気がしちゃうのですよね…。
これをきちんとしないと、「捨」はできても、永遠に「断」と「離」はできないように思います。
おわりに
これまで、使わないモノをお金に換えるというメルカリのような方法があったからこそ、身の回りの整理を進めることができてきた面もあります。
でも、今後はできるだけそれもしたくない。
自分をきちんとみつめた、モノの取り入れ方と手放し方をしていきたいと思っています。
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