先日、岩手へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは2日目の記録。
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2日目:神子田朝市、八幡平アスピーテライン、八幡平ハイキング
早朝5時半、宿泊しているダイワロイネット盛岡駅前を出て、盛岡駅からJR東北本線に乗車。
おとなりの仙北町駅で降りる。
北上川を渡るころになって、日が昇って来た。
今回盛岡へ来るにあたっての大きな大きなたのしみだった、朝市に向かうよー。
06:20 神子田朝市
歩くこと30分ほどで、神子田朝市に到着!
月曜日以外のまいにち、年間300日ひらかれているというこの朝市。
野菜やくだものやきのこ類、お花などの青果や花卉だけでなく、ひっつみ汁、お蕎麦、ラーメン、おこわ、揚げ物、パン、お菓子、コーヒーなどのフード類の出店も多く、大賑わい。
どう考えても食べ過ぎである(朝食)
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 28, 2024
でも、満足した!!!
めっちゃたのしかった!!! pic.twitter.com/TqWUILeNiU
ひっつみ汁、鴨だしごぼう天蕎麦、おこわ、むかごコロッケ、鹿肉メンチカツ、伝説のタマゴサンド、りんごコンポート、がんづき、カヌレ、コーヒー。
食べまくった!!!
いくつかは後のおやつに回したけれど、自分でもびっくりするぐらい食べまくった!!!
そうこうするうち、テーブルや椅子が並ぶイートインコーナーの前で、津軽三味線のライブが始まった。
盛岡神子田朝市にて、津軽三味線奏者 藤原翼さんの生音Liveに遭遇
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 4, 2024
痺れた✨ https://t.co/y7eC34tTvc pic.twitter.com/hOrcoM54xL
お客さんが老若男女にかかわらずみな熱心に聴き入り、じょんから節などは特に一緒に盛り上がっていて、東北という地ならではの共感みたいなものを感じた。
前日に訪れた材木町よ市もそうだけど、こんなに魅力的な市がひんぱんに開かれて「日常」になってる盛岡、うらやましすぎるのよ。
神子田朝市は今回の盛岡旅でぜったいに訪れたいスポットだったので、大満足。
たのしかった、おいしかった、興味深かった!
09:00 レンタカーで八幡平アスピーテラインドライブ
神子田朝市を後にし、仙北町駅方面へと歩き出す。
岩手山はきょうも、雲のなか。
この先、顔を出して見せてくれるといいなー。
歩くこと30分弱で、ニコニコレンタカーの営業所に到着。
前日の夜に予約したレンタカーをピックアップし、八幡平方面へ向けて出発!
東北縦貫自動車道を1時間ほど走って、八幡平アスピーテラインへ入る。
晴れてはいるのに雲が多く、途中の岩手山S.Aに立ち寄って見上げてみた時も、岩手山は山頂付近がすっぽりと雲に包まれていて、全容をはっきりと視認することはできなかった。
カーブの多い道をのんびり走りつつ、道路脇に車がたくさん停まっているところへ来るたびに同じように車を停めて外へ出てみると、標高が上がるにつれて外気温がぐんぐん下がって来ているのがわかる。
源太岩。
このあたりから谷側の風景がひらけ、周りの木々に紅葉が増えてくる。
道路の下に大きな池が見えたので、ちょっと先で車を停めて戻って来てみた。
青空を映してたたずんでいるような静かな水面が美しく、「あそこに下りていく道ってあるのかなあ」「気持ちよさそうだよね~」などと話しつつ覗いたGoogleMapには、『熊沼』と出ていた。
…あ、これ行っちゃ多分だめなやつだ、と笑いあう。
12:00 八幡平ハイキング
秋田との県境になるみたいだからとりあえずそこまで行ってみよう、とやってきた見返峠。
レストハウスと展望台にいちばん近い駐車場に入ると、パンフレットを渡された。
そこには「ドラゴンアイ」の写真と、レストハウスを起点として湿原をぐるっと一周まわるハイキングコースの紹介が…。
この写真見たことある!これって八幡平だったんだ!
しかももらった案内を見る限り、雪解けの季節にドラゴンアイとなる鏡沼はレストハウスから歩いて10分そこそこの距離だし、その先の湿原まで周回してもせいぜい1時間半ぐらいのルートっぽい。
ふたりとも完全なアウトドア装備ではなく、動きやすいいつもの普段着にスニーカーというレベルの軽装だけど、とりあえず行ってみて、ダメそうだったらそこからさっさと引き返してこよう、ということで。
出発!
鏡沼、めがね沼、八幡沼とめぐりつつ、途中2か所で野点セットをひろげて一服したり。
のんびりのんびり歩いてぴったり2時間のハイキングは、途中危険な個所もなく、草紅葉の湿原にぽつぽつと池塘が広がる景色も気持ちよく、最高。
最後に南側斜面に戻って来た時に、ちょうど岩手山の雲がとれて山頂からすそ野まできれいに見渡せるタイミングがやってきて、まわりのひとたちも完成をあげながら一斉にスマホを向けて写真や動画を撮っていた。
レンタカーを借りたから龍泉洞行ってみる?
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 4, 2024
→片道2時間はちょっと遠いか…
→じゃあ「八幡平アスピーテライン」ってのをドライブしに行ってみよー!
→見返峠ってところまで行ってみよう!
→どうもここから湿原をぐるっと一周できるルートがあるらしい
→お手軽ハイク&よい景色だった https://t.co/gwDRmqOHBf pic.twitter.com/UZlNRWAnSy
めちゃくちゃいきあたりばったりだったけど、ここまで来てよかった!!!
こうなったら、ぜひ雪解け時のドラゴンアイも見てみたくなっちゃうね。
またいつか。
見返峠を後にし、八幡平アスピーテラインをくだる。
15:00、上って来る時に標識を見かけて気になっていた、松尾鉱山廃墟群に立ち寄り。
松尾鉱山廃墟群
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 4, 2024
東洋一の硫黄鉱山だった場所で、昭和47年廃山
かつて、ここから出る強酸水が北上川をひどく汚染していたが、現在は中和処理施設の稼働で水質が改善されているとのことhttps://t.co/K0kCQ4IsWl
(この廃墟群、心霊スポットでもあるらしい???) pic.twitter.com/BKFdxzjGSH
軍艦島へ行ったときにも感じた、あの圧倒的な「夢のあと」感がよみがえってくる。
松尾八幡平ビジターセンターへ立ち寄ってみたら、窓の外に岩手山がくっきり見えていた。
レンタカーの返却までまだ少し余裕が持てそうだったので、焼走り溶岩流を見て行こうかとも思ったのだけど、樹海ラインが全面閉鎖されていたのであきらめて帰路につく。
この旅が終わって自宅へ戻った翌々日に岩手山の噴火警戒レベルが2にあがり、入山規制が始まったのにはびっくりした。
行きたいところには行ける時に行っておかなきゃ、と最近つくづく思う。
16時、レンタカー返却。
17:00 ももどり駅前食堂で夕食
16:26、仙北町駅からJR東北本線に乗り、盛岡駅へ帰還。
宿泊しているダイワロイネット盛岡駅前へいったん戻り、向かい側にあるももどり駅前食堂へ。
部屋を出る前に窓から覗いてみた時には平気だったのに、下へ降りて交差点を渡っているあいだに6~7人の列ができていた。
20分ほど待ってカウンターに座る。
✔️「沢内村のわらび」、わらびの概念を覆すやわらかさとみずみずしさだった
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 4, 2024
✔️地酒「赤武」純米、めっちゃフルーティーでおいしかった(駅ビルで買おうと思ったら売り切れてた🥲)
✔️「盛岡名物ビス天って何ですか?」「ビスケットの天ぷらです」
→ビスケットの…天ぷら…???
→美味い!!! pic.twitter.com/DrJ52SXwuc
このお店、お昼の時間から通しでやっているそう。
だからこの早い時間でもすでに満席なのね。
お酒も、一品料理も、お酒を飲まない夫が注文した定食もどれもおいしく、カウンター越しの大将たちとの会話もたのしく、よいお店だった。
20時、北上川沿いを少し散策してからホテルの部屋に戻って入浴、就寝。
この日も朝早くからいちにち動いていたので、ふたりともあっという間に寝落ちした。
おわりに
もともとこの日、神子田朝市に行く以外の予定を決めておらず、以前家族で岩手に来た時にスルーしてしまった龍泉洞へ行ってみようかと話したりもしていたのだけど。
久慈、浄土ヶ浜、雫石、花巻、遠野、平泉にはがっつり行ってたのに、盛岡は通り過ぎる程度だったの、我がことながら不思議すぎる https://t.co/iLtweXB0qS
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) October 2, 2024
盛岡から龍泉洞まで車で片道2時間ほどかかり、それではさすがにちょっと遠すぎるかなあということで、八幡平へ行くことにした。
行き当たりばったりだったけど、とてもよい1日だった。
本日の旅の出納帳
盛岡2泊3日の旅費、2日目発生分の記録。
今回、夫が支払ってて金額がよくわからないものなどはざっくり値で(聞けばいいんだけどめんどくさいので)。
盛岡→仙北町(JR東北本線)(2名分) | 294円 |
神子田朝市 朝食(2名分) | 約3,000円 |
ニコニコレンタカー(Fit、8時間、保険込) | 4,150円 |
レンタカーガソリン代 | 約1,000円 |
八幡平レストハウス駐車場 | 500円 |
仙北町→盛岡(JR東北本線)(2名分) | 294円 |
夕食(ももどり駅前食堂)(2名分) | 約6,000円 |
複数人いると、レンタカーに割安感が出て行動の自由度も上がるというのがよいところ。
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