長崎3泊4日ひとり旅。
今日は最終日となる4日目、宿泊していたホステル「ROUTE」の目の前のスポットを巡り、長崎駅でおみやげを買って帰路についた日の記録。
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4日目:さよなら長崎
08:30 「ROUTE」で朝食、チェックアウト
今回3泊お世話になったホステル「ROUTE」のカフェフロアで、のんびり最後の朝食。




カフェ内にある出張本屋さん的コーナーの本を手に取ってパラパラと読み始めたら、あまりに面白くて止まらなくなったので買って帰ってきた。

本とのこういう出会いもイイ。
今回「ROUTE」に宿泊している間、何人かのひとと朝のカフェやドミトリーの共有スペースで話をした。

ここに4泊して長崎市街を満喫中という男性、レンタカーで九州を回っていて前日は佐賀から来てこの日はこれから熊本へ行くという女性…。
宿でひとと旅の話をしたのって久しぶりだし、なんだか自然とそうさせる雰囲気が「ROUTE」にはあった。

いい宿だった。
10:00 日本二十六聖人殉教地、聖フィリッポ西坂教会へ
昼過ぎには長崎空港へ向かわなくてはいけないこの日は、「ROUTE」の目の前のスポットを最後に訪れて、おしまい。

小高い場所で殉教(処刑)地でなんて、ゴルゴダの丘みたいな場所だなーと思ったら、まさにだった。
豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により、1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘です。
キリストが十字架に架けられたゴルゴタの丘に似ていることから、信者達がこの地を処刑の場に願い出たのだといわれており、二十六聖人の殉教以降も多くの人々が“火あぶり”“水責め”“穴吊り”といったむごい手段でもってこの地で処刑されました。
ながさき旅ネットより引用
この二十六殉教者が聖人に列せられたことを受けて建造されたのが、初日に訪れた「大浦天主堂」。
当時の宣教会はもともと、二十六人が殉教したこの西坂に天主堂を建てたいと希望していたけれど、外国人居留地外で許可が下りないため、最終的に大浦の地で建造となったという経緯がある。
そのこともあって、大浦天主堂は西坂の方を向いて建てられているのだそう。
初日と最終日。
わたしの中で、オセロのボードの角と角がうまったような感覚があった。
つぎは、日本二十六人記念館。
となりにある「聖フィリッポ西坂教会」と合わせて、スペインの建築家ガウディを日本に初めて紹介したという今井兼次氏による建築。

旅の初日の夕方、何の前知識もなく「ROUTE」に向かって坂を上がってきて、聖フィリッポ西坂教会の2本の尖塔が見えた時、
…グエル公園…???
と思ったわたしの感覚は間違っていなかった。
それぐらい圧倒的なガウディ感ある。
記念館のファサードは、殉教した二十六聖人がたどった京都から長崎の道程にある窯元の陶器や、メキシコやスペインの陶芸家から送られた陶器が、ぎっしりと色鮮やかに埋め込まれてる。




通底するところはもちろんありつつ、ガウディよりもなんというか繊細で儚い有機物感があって、日本らしいなと思った。
最後に、聖フィリッポ西坂教会。











どちらかというと重厚でしっとりとした雰囲気の大浦天主堂とはまた違う、素朴なかわいらしさのある教会だった。
11:00 長崎駅かもめ市場でおみやげ購入&ランチ
西坂を出て、長崎駅へ向かう。
途中のこの坂、今回の旅行中何度も上り下りしたけど、きつかったなあー!

電動レンタサイクルで下りた時など、ブレーキをきつく握りながらでもものすごい加速だし、ブレーキ握りすぎると今度は後ろのタイヤが浮いて前につんのめるんじゃないかと思うほどで、心臓がバクバクした。
西九州新幹線の延伸に合わせ、大工事中の長崎駅。

次に来ることがあったら、全然違う風景になってるんだろうな。
駅ナカのかもめ市場で、家へのおみやげをあれこれ購入。

たべもの中心。
同じかもめ市場内の「だしぼんず」で、お昼ご飯をさらっと。

鯛だし五島うどん、おいしかった。
長崎空港へのリムジンバスが出発する駅前のバスターミナル。

海外のバスターミナルみたいなちょっと古びた雰囲気が、なつかしかった。
長崎の空港リムジンバスはIC乗車可。
長崎市内を走り回ってる路面電車もIC乗車OKだった。
こういう都市って案外まだ少ない。
長崎はやっぱり観光立国都市なんだなーと実感した。
さよなら長崎!

佐世保、平戸、五島列島、島原半島にも興味あります!
また来ます!
長崎3泊4日ひとり旅 4日目まとめ
宿泊していた「ROUTE」の目の前でずっと気になっていたスポットをようやく訪れ、これまで自分の目で見てきたものたちが頭の中であれこれつながって、最後の最後にぴたっぴたっとピースがハマったような感覚を味わえた1日。
長崎は今回行った以外の地域にも非常に興味があるので、次の機会がたのしみ!
▼旅にはコンパクトな財布がいい。長崎はかなりキャッシュレス対応が進んでいたけれど、旅ではまだまだ現金が必要な場面が多いです。
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