先日、長崎へ行ってきました。
長崎3泊4日。
— ヌー : しばし低浮上 (@like_a_rhino) May 18, 2022
市街地のスポットだけでなく、端島(軍艦島)にも行ってこられた。
ここ数年で波と風による崩壊がどんどん進んでいて、大マジでいつまで見られるかわからないそうなので、行けてよかった。#長崎#ひとり旅#おみやげ pic.twitter.com/LPnFGcrXjQ
3泊4日のひとり旅で行ったお店、食べたもの、だいたいの金額を記録しておきます。
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長崎ひとり旅で行って良かった&おいしかったお店10
新地中華街 蘭華(角煮まんじゅう)
朝ごはんも食べずに朝一番の飛行機で羽田をでてきたので、小腹がすいてきちゃった。
長崎空港からのリムジンバスを新地中華街で降りて、散策開始。
…したのはいいけど、お店がまだぜんぜん開いていない…。

そしてここ、新地中華「街」と言うにはものすっっっごいコンパクト!!!
横浜中華街のイメージでいくとびっくりします 笑。
それでも沿道に何店か食べ歩き用のメニューを出しているお店があったので、せいろのふたを開けてほこほこの湯気を見せてくれた蘭香で角煮まんじゅうを購入(350円)。


甘くてやわらかい豚の角煮がもっちりした皮にはさまれてて、皮に角煮の煮汁がしみてて、おいしい。
小振りだけれどボリュームがあって、遅めの朝ごはんにちょうどよかった。
グラバー園 旧自由亭(長崎カステラセット)
グラバー園を歩いていてまたちょっと小腹が空いてきてしまったので、園内のティーハウス旧自由亭へ。

店内はレトロシックな雰囲気で、窓からは長崎の海山の景色が見えます。

長崎カステラとカフェオレのセット(1,000円)。

生地はふわっともっちり、底にはザラメ。
長崎カステラは底がザラメじゃないといけないのだそう、知らなかった。
ほろにがのカフェオレとよく合って、とっても美味しくいただきました。
このお店、アニメか何かの舞台にでもなっているのか、お店の前で手元の絵を見ながらいっしょうけんめい同じ角度で建物を撮影しているひとを見かけた。
熱意。
魚店亜紗
今回の旅で3泊通してお世話になったホステル「ROUTE(ルート)」にチェックインした際、夕食におすすめのお店をいくつか教えてもらいました。
一晩目はそのうちの一店、魚店亜紗(うおだなあさ)へ。






- 長崎の純米酒(はねぎ搾り)
- 地だこ刺身
- 長崎からすみチャンジャ
- 真鯛のしそ天
- おかかおにぎり
ホステルで「地のものと地酒をいただきたいです!」とリクエストして教えてもらったお店だけあって、地魚と地酒がとてもおいしかった。
長崎の日本酒は全般的に甘いとの前評判通り、はねぎ搾りもまさに甘口に感じたけれど、この甘さが地魚と合うのですよねえ。
からすみチャンジャも、長崎ならでは!
食べて飲んで、3,460円。
Cafe&Petit HOSTEL ROUTE(サンドイッチセット)
今回3泊ともお世話になったホステル「ROUTE」は、カフェとしてもずいぶん人気のよう。
聖フィリッポ教会の目の前という好ロケーションで、しかもおしゃれ!!!






宿泊者はサンドイッチセットの朝食を500円で付けられるということなので、初日はハムサンドのセットで予約。
雪の浦ハムという手作りハムとにんじんときゅうりのサンドイッチ、トマトとひよこ豆のスープ、長崎オレンジジュースをいただきました。

これ、サンドイッチもスープもジュースも、おそろしくおいしかった。
スープは濃厚で野菜と豆のうまみが強く、クミンが軽く香ってきて、エキゾチックでありながら日本人の舌にもなじみやすい味。
サンドイッチはパンの焼き具合、野菜のシャキシャキ感、ハムのやわらかさのハーモニーがすばらしい。
2日目は、ベーコンサンドイッチのセットで予約。
厚めのベーコン、レタスとトマトのサンドイッチ、前回と同じスープ、コーヒー。

こちらのサンドイッチもちょっとびっくりするぐらいおいしい。
コーヒーもこだわりのおいしさで、
この朝食、マジで500円で食べられるものじゃない…!!!
と思った。
あまりに感激してしまってお店のひとにそう言ったら、「同じメニューをカフェでも出してるんですけど、宿泊者にはサービス価格なんです」とニコニコしてた。
うう…泊まってよかった…。
アリガトウゴザイマスアリガトウゴザイマス。
慶華園(ちゃんぽん)
ホステル「ROUTE」では、電動自転車のレンタルも可能。
2日目は自転車を借りて、朝から晩まで長崎の町を走り回ってきました。
お昼をちょっとすぎてお腹が空いてきたので、ちゃんぽんを食べられるお店をと周辺エリアでググって見つけた慶華園へ。
観光客向けではなく昔から地元の人に愛される名店、との口コミで行ってみたら…

なんと、もうちょっとでお店を閉めてしまうとのあいさつ文の張り紙が。
逆に言えばある意味ギリギリ間に合ったわけで…。
ありがたくいただきました。

ちゃんぽん(935円)。
わたしは胃弱タイプで太い麺類があまり好きではないのですが、ここのちゃんぽんの麺はつるっとなめらかですごくおいしかった。
スープは濃厚だけどすっきり、具は肉・野菜・海鮮がぎっしりで結構なボリュームだったけど、ぺろりといただきました。
お店にいる間もお客さんがひっきりなしの大賑わいで、お店の前の駐車場には他県ナンバーの車が入れ代わり立ち代わり、という感じ。
ホステルに戻ってその話をしたところ、慶華園の閉店は地元でもかなりのショックな出来事として受け止められているとのこと。
とってもいいお店でした。
ご縁があってよかった。
魚たつ五島海山
「ROUTE」チェックイン時に教えてもらっていたお店の2つめ、魚たつ五島海山。






- 長崎の純米酒「六十餘洲」
- 縮緬雑魚と大根のサラダ
- 地魚のすり身揚げ
- 地鶏炭火焼
- おかかこんぶおにぎり
このお店もどれもおいしかった!
今回の地酒、六十餘洲は、はねぎ搾りよりはやや辛みがあるけど、それでもやっぱり甘め。
そしてこれが、やっぱり土地の食べ物と合う。
土地と食べ物とお酒は三位一体なのですよねえ。
手焼き屋BAKE
今回の旅行では、念願の、軍艦島へ!
ほんとにびっくりするぐらい「軍艦」なフォルム。
— ヌー : しばし低浮上 (@like_a_rhino) May 19, 2022
島のまわりをぐるっとまわりつつ、南側の船着場へ向かうところ。#長崎#ひとり旅#軍艦島 pic.twitter.com/FvwsBj9Gbg
朝一番のツアー時間に合わせて朝ごはんを食べずに宿を出てきたので、乗船受付場所のすぐちかくにあったパン屋さん手焼き屋BAKEへ。


ソーセージロールとチーズパンと練乳コッペパン、もっちり、しっとり、ふんわりとそれぞれの味わいに合った食感。
イートインスペースでのんびり食べている間もパンを買っていく人はひっきりなしで、どうももともと長崎で人気のパン屋さんの新規出店店舗だったよう。
大波止店は港に面したビルの1階で景色も良く、イートインスペースには買ったパンをあたためるトースターもあり、コーヒーは100円で飲め、とてもよかった。
何社かある軍艦島ツアーのうち「軍艦島上陸クルーズ」の午前中便に参加する人には、とても便利な立地だと思います。
パン3つとコーヒーで630円。
敬天(牛かつランチ)
出島に入る前にお昼ごはんを、と思って見つけたのが敬天。

出島の前の大通り沿いにあります。
10分ほど待って入店。

(あ、これは、ランチだからこそ入れたお店だな…(察し)。)
牛かつランチ(1,500円)をいただきました。


サラダ、牛かつ、ごはん、赤だし味噌汁、漬物。
「パンの食べ方お分かりですか?」と聞かれて何のことかと思ったら…


最後ひときれふたきれをこうやって挟んで、カツサンドにして食べるようにということなんですって(感涙)!!!
牛かつ、やわらかくてうまみいっぱいで、味噌ダレで食べても特製ソースで食べても塩で食べてもおいしかったー!
カツサンドにした最後の二切れもおいしかったー!
サラダにひとつ添えられたプチトマトがなんと湯剥きされていて(!)、そこまでのこの丁寧な仕事はどうしたことかと思った。
これで1,500円とは…。
びっくりです。
立ち呑み たたんばぁ
最終日の夜は、これも宿泊していた「ROUTE」で教えてもらったお店、たたんばぁで。
西九州新幹線の開通をもうすぐ先に控えた長崎駅は、リニューアルしたてでピッカピカ。
駅ビルの中にあらたにできた「長崎街道かもめ市場」には、地酒と料理が楽しめるかもめ横丁というコーナーがあります。
その中央にあるたたんばぁでは、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなどのお酒を立ち飲み形式で楽しめるだけでなく、周りをぐるりと取り囲むいろんなお店ですきなものをそれぞれ買ってきては、お酒といっしょに食べることができちゃう!すばらしい!
まずは壱岐の純米吟醸よこやまを。


うわ、ちょっと何か食べるもの買ってくる!
奥にある海鮮炙り屋いぶき地で、ハトシ。

長崎の名物、やっと食べることができた。
その隣の台湾バルLAOLEEで、空心菜炒め。

大好きなんです。
梅が枝。


初日に亜紗で飲んだはねぎ搾りがなかなか好みだったので、そんな感じのでおススメを!と言って出してもらった純米酒。
まわりはみんな、さらっと飲んでさらっと食べて、スマートに酔って去っていく感じ。
かるくあかるく気持ちよく、令和版角打ち、だな。
食べて飲んで、2,929円。
五島うどん だしぼんず(長崎鯛だしうどん)
最終日のお昼は、長崎空港へ向かうリムジンバスに乗る前にさらっと。
前日の夜と同じく、長崎駅のかもめ市場内にあるうどんやさんだしぼんず。

五島うどんが食べられるお店です。
鯛だしうどん(880円)。

皮をかるく炙った鯛の刺身がのっていて、おつゆの余熱で鯛に火が通ってぎゅっとうまみが閉じ込められる感じ。
カウンターにある柚子胡椒をちょっと加えるとすごく合う。
濃厚な出汁のおつゆと、太めのそうめんのようなつるっとしたのど越しの五島うどん、おいしかった。
かもめ市場には、ちゃんぽんで有名な蘇州林もあったし、長崎名物のトルコライスを出しているお店もあったし、初日に行っておいしかった魚店亜紗のバーVer.的なお店もあったしで、ここに来たら、長崎や九州他県のおいしいものがとりあえずいろいろ食べられちゃいそうです。
長崎みやげもかもめ市場が便利!
飲んで食べたたたんばぁと、旅の最後にお昼ご飯を食べただしぼんずのあるかもめ市場は、おみやげフロアも大充実。

今回、おみやげはほとんど全部、かもめ市場で買いました。
みろくやのちゃんぽんセット。

セットの麺とスープと具材に、白菜と玉ねぎを炒めて加えてお昼ご飯に。
ちゃんぽん、おいしい。
喜味富の長崎かんぼこ。

青のり、ゴマ、枝豆チーズ、紅ショウガ、アジ、カキ。
夫が絶賛しつつむしゃむしゃ食べてた。
このメーカーをふるさと納税で見つけたので、内容はちょっと違うけどたぶん注文する。
そして、福砂屋と言えばのカステラはキューブタイプの小さいものにしておいて、今回は「てづくり最中」をチョイス。

あんと皮が別々になっていて、食べる直前に自分であんを挟むのでパリパリの食感のまま食べられる。
これ、あんの甘さと舌触り、皮のかるい食感が最高で、夫がストップがきかなくなりそうな勢いだったよ…。
おわりに
旅先で食べるものは、おいしい。
それってきっと、味自体はもちろんのこと、そのお店の前を通りかかった時に歩いていた道の空気感や、そのお店の存在を教えてくれた土地の人との会話のやり取りのようなものまで、ぜんぶを含めて口にしているせいなんだろうな。
▼皿うどんと迷ったけど、夫がちゃんぽん食べたいというので。皿うどんも買ってくればよかったな…。
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