千葉

【宿泊レビュー】千葉勝浦の「お茶の間ゲストハウス」は、海と電車をたのしめちゃうユニークなお宿!

千葉勝浦「お茶の間ゲストハウス」は守谷海岸すぐ

12月の中旬に、千葉の勝浦にある「お茶の間ゲストハウス」に2泊してきました。

鳥居のある大きな岩「渡島」の特徴的な姿も美しい、守谷(もりや)海岸の目の前。

しかも、JR外房線の線路脇で電車の姿を存分にたのしめちゃう。

「お茶の間ゲストハウス」、ご紹介します。

「お茶の間ゲストハウス」は、なつかしさを感じる宿

守谷海岸沿いの道路から踏切を渡ってすぐ右手に、「お茶の間ゲストハウス」があります。

古い民家に手を加えて5年前に開業したというこちらの宿は、ふすまで田の字のかたちに区切られた天井の高い和室での宿泊となります。

お茶の間ゲストハウスの和室個室

ひろい縁側にはこたつが置かれ、大きな窓から差し込む光があたたかい。

お茶の間ゲストハウスは縁側にこたつがあって癒される

窓の向こうは線路と海です!

お茶の間ゲストハウスは海のすぐそば

ほりごたつがあたたかいお茶の間には、無料で貸し出してくれる半纏(はんてん)が。

お茶の間ゲストハウスのはんてん

各部屋の仕切りのふすまのガラス部分も、レトロな感じ。

お茶の間ゲストハウスのお部屋

玄関につづくとび石。

お茶の間ゲストハウスの玄関へ

気持ちのいい青空の下、洗濯ものが海風ではたはたと。

お茶の間ゲストハウスのようす

全体的にいまどきの “古民家おしゃれゲストハウス” とはちょっと雰囲気が異なり、子どものころ盆暮れ正月に行っていた田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家のようななつかしい感じがする宿です。

「お茶の間ゲストハウス」は、食事がおいしい!

「お茶の間ゲストハウス」では、別途料金で夕食と朝食をつけてもらうことができます。

今回、まわりにあまり飲食店が見当たらなそうだったので、夕食も朝食もゲストハウスにお願いしました。

一泊目の夕食は、シイラのフライ

一泊目の夕食はこちら。

お茶の間ゲストハウスのおいしい夕食シイラのフライ、ホウボウの塩干し、生野菜サラダとキュウリのたたき、白菜とアミ海老の煮びたし、きんぴら、十六穀米、おみそ汁。

追加で、地場の日本酒を一合いただきました。

お茶の間ゲストハウスで日本酒をいただく辛口の腰古井(こしごい)は500円。

一泊目の朝食は、アジの干物

一泊目の朝食はこちら。

ゲストハウスお茶の間の朝食アジの開き、ピーマンとシメジとネギの卵とじ、ごはん、おみそ汁。

二泊目の夕食は、イサキのなめろうとお刺身

二泊目の夕食はこちら。


山菜のてんぷらと野菜のかき揚げ、イサキのなめろうとお刺身、揚げ出し豆腐、十六穀米、おみそ汁、ぶどう。

二泊目の朝食は、鮭の西京焼

二泊目の朝食はこちら。

ゲストハウスお茶の間の朝食鮭の西京焼、水菜とパプリカのガーリック炒め、ご飯、おみそ汁。

(揚げ出し豆腐とぶどうは前夜食べきれなくて、朝にだしてもらいました。)

 

…すごくないですか?

これで、夕食1,000円、朝食400円とか!

 

どれも派手ではないけれどとても丁寧に作られていて本当に美味しくて、しみじみ味わいながらいただきました。

オーナーさんは若いご夫婦なのですが、奥さまは前職で給食を作られていたとのこと。

どうりで!!!

ちなみに、わたしがチェックアウトした日はお昼と夜に一件ずつ地域の方たちの忘年会の予約が入っていて、これから食事の準備をするとおっしゃっていました。

お料理のおいしさが、地域でも認められているということなんだろうな。

ゲストハウスで食事を出してもらえるだけでも結構めずらしいのに、さらにそれがこんなに美味しいとか…。

とてもありがたかったです。

「お茶の間ゲストハウス」からは、露天風呂へ!

「お茶の間ゲストハウス」にはシャワーのみで、お風呂はありません。

夏は海から上がってそのまま離れのシャワーを浴びられてとても便利そうですが、わたしが宿泊したのは12月。

さすがに湯船につかりたい。

「お茶の間ゲストハウス」では、近隣のかんぽの宿のお風呂までプリウスで送迎してくれます(片道50円、往復100円)。

このかんぽの宿は小高い山の上に建っていて、その露天風呂からは守谷海岸と鵜原海岸のうつくしい風景と、房総の海の水平線を眺めることができます。

千葉勝浦かんぽの宿からの景色うたせ湯やジャグジーなどもあり、800円で温泉と絶景をたのしむことができるこのかんぽの湯。

入湯受付は10時半から20時。

入浴が終わりしだい「お茶の間ゲストハウス」に電話すると、ロビーまでお迎えに来てくれます。

わたしは、2泊ともここで温泉と絶景を満喫させてもらいました。

宿に戻った後は、オーナーさんがいれてくれた湯たんぽでぬくぬく温まりながらゆっくり過ごします。

「お茶の間ゲストハウス」は、初日の出にもぴったり!

「お茶の間ゲストハウス」の目の前にある守谷海岸は、500m以上もゆるやかに続く海岸線がとてもうつくしい浜。

千葉勝浦の守谷海岸沖合には鳥居をそなえた大きな岩「渡島」があり、とてもフォトジェニックなスポットとして、また、日の出がきれいに見える場所としても人気だそうです。

わたしは「日の出日の入り計算」というサイトでこのあたりの日の出時間を調べ、朝はやく起きて浜辺へ日の出を見に行ってきました。

渡島の正面から撮影したタイムラプス動画と、ミラーレス一眼で撮った写真、そして守谷海岸の西側から撮影したタイムラプス動画を組み合わせた日の出の映像はこちらからどうぞ。

守谷海岸はほんとうに美しい日の出の風景が見られる場所ですので、初日の出を見るのにとてもふさわしいと思います。

来年の初日の出に、いかがですか?

「お茶の間ゲストハウス」は、目の前を外房線の電車が走る!

「お茶の間ゲストハウス」は、外房線の線路すぐそば。

長見踏切のカンカンカン…という優しい音で目を外に向ければ、外房線が走っていくのがばっちり見られます。

青と黄色のカラーリングがかっこいい!房総ビューエクスプレスが走っていく映像は、こちらからどうぞ。

全部屋貸切時以外、基本的に宿泊は10歳以上に限られているとのことですが、お子さんにもとても喜ばれる環境だと思います。

「お茶の間ゲストハウス」の基本情報

「お茶の間ゲストハウス」は、JR上総興津駅から徒歩10分弱。

「お茶の間ゲストハウス」の住所

JR上総興津駅から「ゲストハウスお茶の間」へ、わたしが歩いた時の様子はこちらからどうぞ。

途中ちょっと薄暗い長めのトンネルがあって、ドキドキするのもまた楽しい!

「お茶の間ゲストハウス」の電話番号

0470625290

「お茶の間ゲストハウス」の料金

部屋のタイプにもよりますが、わたしは一番あかるい6畳の個室「一の間」に宿泊。

一泊4,000円のところ、2泊以上は10パーセント割引ということで3,600円でした。

夕食1,000円、朝食400円。

このほか、電動自転車を3時間500円~でレンタルでき、わたしはこれで断崖絶壁の絶景スポット「おせんころがし」までのサイクリングを楽しませてもらいました。

外房のうつくしい海の景色と、走る電車の姿を満喫できるユニークな宿「お茶の間ゲストハウス」、ぜひどうぞ。

 

▼一人旅、いいものです。

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