先日、尾瀬を歩いてきました。
娘が小学生の夏に、ふたりで尾瀬の一番のメジャールートである「鳩待峠~見晴」を一泊しつつピストンで歩いてきたことはあるのですが、今回はもっと尾瀬ヶ原全体を歩いてみたかったので、3泊4日でひとりでのんびり行ってきました。
3泊4日もどこで何をしてたかというと…
という行程。
尾瀬沼、見晴、山ノ鼻での宿泊はすべて山小屋でした。
山小屋泊、たのしい。
まずは1日目の記録から。
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尾瀬ヶ原3泊4日ソロハイク 1日目
06:35 バスタ新宿より、「尾瀬号」で出発
2021年9月27日早朝、バスタ新宿から「尾瀬号」に乗車。
大きなバスに、乗客は10人ほど。
ガラガラでした。
バスタ新宿内のコンビニで朝とお昼を購入し、バスの中で食べながらうとうとしたり。
新宿から埼玉あたりまではぽつぽつ雨が降っていたけれど、尾瀬に近づくにつれて雨は上がってきました。
10:40 大清水着
「尾瀬号」の時刻表では11:15が着予定でしたが、だいぶ早めに、10:40には大清水に到着。
ナナカマドの赤がきれい。
山の神社にお参り。
3泊4日、おじゃまします。
この先は一般車両は乗り入れできないため、1時間歩くかシャトルバス(10分程度、700円)で一ノ瀬の登山入り口へ向かうことになります。
あまり天気が良くなく雨が降りそうだったのと、山にしては出発時間が早くはないので、シャトルバスを選択。
出発までにトイレを済ませます。
11:00 大清水を出発、一ノ瀬へ
700円払ってシャトルバスに乗車。
7~8人乗りぐらいの小さなバスで、林道を上がっていきます。
ここの林道の緑がうつくしかったので、「歩いてもよかったかもな」とちょっと思った 笑。
10分弱ほどであっという間に一ノ瀬に到着。
ここでザックのベルトとシューズの紐を締め直し、いよいよ入山です。
11:15 一ノ瀬からハイクスタート
一ノ瀬の休憩所から5分ほど行くと、登山口が。
外の種子や泥を落とすためのマットと、入山者数を数えるカウンターが設置されています。
曇天のなか、しっとりした緑と沢の流れがうつくしい。
途中、70代後半と思しきご婦人二人組が水場横のベンチで休憩していたので挨拶をしたら、
「ここのお水、おいしいわよ~!」
「えっと…でもここに、 ”この水は飲み水に適していません” て書いてありますけど…」
「え!? ”適しています” でしょ???」
「いやー…”適していません” みたいです…」
「いやあああだああ(爆笑)、もう、日本語ってやあねええ(爆笑)、結論を先に書かないからあああ(爆笑)」
その後大丈夫だったかなあ…?(しかもかなりのんびりしてたけど、この日は見晴で宿泊だと言っていた…。わたしの倍どころじゃなく長く歩かなきゃたどり着けないはずだけど…。)
ほんとうに細かい霧雨のような雨がふったり、霧がおりてきたり。
時々、下山してくる人とすれ違ったり、前を歩いていた人に追いついたりしているうちに、木々の向こうに尾瀬沼がみえてきました。
13:00 尾瀬沼(三平下)に到着
のんびり1時間半ほどで、尾瀬沼に到着しました。
ベンチに腰を下ろして残りのおにぎりをかじり、行動食を口に入れました。
ちょっと温かいものを飲みたくて、休憩所へ。
豚汁でひといき。
日中だけどもうストーブがたかれていました。
気まぐれキノコ汁はこの日はなかった。残念。
20分ほどやすんで、この日の宿泊地である「尾瀬沼ヒュッテ」へ向かいます。
しずかで、いい道。
30分ほどで宿泊する宿が見えてきました。
いい雰囲気。
14:10 「尾瀬沼ヒュッテ」到着
「尾瀬沼ヒュッテ」に到着。
チェックインをし、中へ入ります。
この日は「カプセルタイプ」のお部屋をお願いしていました。(「個室」より安いので)
こんな感じでカプセルタイプのベッドが一室に6つ。
奥にダイヤル式のカギのついたロッカーが用意されています。
必要十分!
30分ほど休憩し、周辺の散策にでました。
15:00 尾瀬沼散策
少し青空がのぞくようになってきました。
この3本のカラマツ、尾瀬沼のシンボル的に有名なのだそうですね(歩いていた人が教えてくれた)。
日が差すようになってきて、湿原の草や尾瀬沼の水面がきらきらするのが見られるようになりました。
全体的に草は枯れ色だけれど、その中にぽつぽつとかわいらしい花がたくさん咲いています。
可憐だなあ…。
尾瀬沼北岸ルートを少し先へ行ったところでヘッドライトをロッカーに置いてきてしまったことに気づいたので、あまり奥まで行くのは中止。
どうせ翌日はここを歩いていく予定だし、山の中は思いのほか早く暗くなってしまうので。
ヒュッテの方へ戻ってくると、「ベンチのある絶景ポイントあります」という小さな看板が立っているのに気づき、そちらへ向かってみる。
行ってみたら、長蔵小屋のちかくにほんとうにあった!
尾瀬沼の湿原が見渡せる場所に、きもちのいいウッドデッキとベンチがありました。
ここ、しずかで美しくて、ほんとうにいい場所だった。
ここで折りたたみチェアを出して座り、マグポットにいれたコーヒーを飲んで行動食をつまみながらゆっくり本を読んで過ごしている男性がいて、すばらしい楽しみ方だなと思いました。
わたしもここでのんびりぼーっと景色を見て30分ほど過ごし、夕食と、その前にお風呂を浴びるためにヒュッテへ帰還。
16:30 「尾瀬沼ヒュッテ」で入浴、夕食
山小屋の時間割ははやい。
「尾瀬沼ヒュッテ」では、入浴は新型コロナ対策のために3名までずつ15分程度で、16:30から19:00まで。
夕食は17:00から18:30までと決まっています。
お風呂をさっと済ませ、食堂へ。
いやー、豪華でびっくりした。
山小屋でこんなに種類豊富なおかずをいただけるなんて…。
どれもとってもおいしくて、おなかいっぱい。
21:00 「尾瀬沼ヒュッテ」で就寝
カプセルへ戻って、地図を見ながら翌日のルートを想像してまったり過ごしたり、星を見に外へでたりしつつ、就寝。
星は全然見えない…。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) September 27, 2021
中ではストーブ焚いてるし実際かなり肌寒く感じてたけど、外に出てみると意外にあたたかくて、よい夜。
さて、歯磨いて寝る準備。 pic.twitter.com/7VdfbwlGx3
1日目、おしまい。
おわりに
尾瀬ヶ原で3泊4日って、相当ののんびり旅だと思います。
でも、だからこそ味わえる時間や空間、見える景色がある。
2日目も、のんびり味わいます。
▼持って行った荷物と装備はこちら。
▼今回の尾瀬ハイクのくわしい山行記録はこちら。歩いたルートとポイントポイントで撮影した写真が、地図上で一覧できます。
⇒ 3泊4日!尾瀬ヶ原ざっくり一周のんびりハイク(ヤマレコ)
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