ものすごくナチュラルなくらしを志向しているわけではないのですが、プラスチックよりは木・ガラス・金属・革といった素材が好みです。
これまで、食卓テーブルで使う箸やスプーンなどを入れて運ぶためのカトラリーケースとして、ケユカで購入したプラスチック製のボックスを使ってきました。
いつか木製でちょうどいいものがみつかるといいなと思いつつ、ようやく目星をつけた気に入ったものが毎回あっという間の完売でなかなか入手できず…。
今回、非常にグッドタイミングでそれが運よく手元に来てくれましたのでご紹介します。
東屋の「箸箱」
今回購入した、東屋の「箸箱」です。
楡(にれ)という硬い材でできています。
明るい木のままの色目が楽しめる「木地仕上」タイプとしっとりとした深い色合いの「胡桃油仕上」タイプから、「胡桃油仕上」を選択。
到着したときの箱のしみが、胡桃油がすりこまれている証し。
280㎜×63㎜×30㎜ということで、手に持ってこれぐらいの大きさ。
木製だけあってとても軽いです。
板の継ぎ合わせではなく木材をくりぬいて作られているので、汚れが溜まりにくそう。
以前、無印良品のラタンボックスをカトラリーケースとして使っていましたが、あれ、ホコリとか汚れが編み目に溜まりやすくて、あまり気持ちのいいものではなかったのですよね…。
木目が美しい…。
当然ひとつひとつ木目の出方が違うので、オンリーワンの存在感です。
底面には、東屋の印がちょこんと。
ああ、かわいい。
いつも使っているお箸と箸置きを入れたところ。
六角春慶箸6膳と、FUTAGAMIの真鍮箸置き4つが無理なく収まりました。
▼「箸箱」、こちらは落ち着いた色合いになっている「胡桃油仕上」タイプ。
▼こちらは木そのままの「木地仕上」タイプ。
食器棚からテーブルへ、「箸箱」でカトラリーを運ぶ
キッチンで食器をしまっているカウンター収納のひきだしの中です。
奥側にカトラリー類をざっくり分類し、まいにち必ず使うお箸類は「箸箱」に収納して手前に置いてあります。
食事のメニューによってスプーンやフォークが必要になれば、奥のボックスから手前の「箸箱」に必要なものを追加してそのままテーブルへ。
同梱されていた説明書きに、「水分により木が含むタンニンと金属が反応しやすくなり黒色に変化することがあります。金属製品を収納する場合はご注意ください。」とあったので、箸置きを真鍮製から陶器製のものに戻してみました。
でも正直、真鍮の黒ずみ程度のことは性格的にあまり気にならないので、好きなように使っていこうと思います。
ちいさくて自己満足なしあわせ感のつみかさねで
箸を運ぶための箱をプラスチック製から木製に替えたよ、というおはなし。
ひとことで言えばただそれだけなのですが…。
わたしの中での満足感というか充足感は、非常に高いです。
キッチンのひきだしの中でもテーブルの上でも、目に入るたび手に持つたびに美しいなあ…とうっとりほれぼれします。
こういうちいさくて単なる自己満足なしあわせ感のつみかさねで、わが家のくらしはできています。
▼今回たまたまページを覗いてみたら販売開始直後だったらしく、ようやく購入できました。こちらは深い色合いの「胡桃油仕上」タイプ。
▼こちらは木そのままの明るい色合い、「木地仕上」タイプ。