先日、関東地方と関西地方でたてつづけに大きな地震がありました。
どこかで大きな地震が起こるたびに、自分のくらしを振り返り、思います。
- もっと減らそう。
- もっと減らしておきたい。
もともと食器道楽で、売るほどたくさんの器を持っていたわたし。
ここ数年はどんどん数や種類を減らしてきており、いま毎日使う食器は、キッチンのカウンター収納にすべておさめています。
でも、そうではない場所には、日常使いではないものなどが保管されています。
その中から今回わたしが手放すことにした食器と、理由4パターンをご紹介します。
北欧アンティークのローボードに収納しているもの
和室に置いている、北欧アンティークのローボードです。
幅が2メートル以上もある、大きなものです。
左側の扉の中には、写真類。
シンプルなルールを決め、そのルールにのっとって家族の写真をすべてここに保管しています。
今回はその反対側、右の扉の中に保管されている食器類の断捨離に着手です。
大好きだけど手放す、その理由
ローボードのなかにあったものの中から、手放すことにしたものとその理由についてまとめます。
手放す理由① 結局、使わない
北欧食器ブランド「イッタラ」のショットグラス。
「ガイサ」というシリーズで、お酒をちょっとずついただくような小さなグラスですが、人が集まった時など、数えるほどしか使ったことはありません。
「ホルムガード」のフラワーベース大小。
以前すんでいた分譲マンションでは大きな枝ものを活けて飾ったりしていたのですが、いまの家は庭に緑があふれているせいか、家のなかで花や緑を飾る必要性を感じたことがなく。
越してきて三年、一度もこのフラワーベースを使ったことがありません。
イッタラもホルムガードも、どちらも好きなブランドなので何となく執着があり取ってありましたが、結局使わない。
手放します。
手放す理由② 欠けていた
北欧食器ブランド「イッタラ」のサラダボウル。
定番ライン「アイノアアルト」のものです。
実は、底の部分に欠けがありました。
小さな欠けなので支障はないだろうと、そのまま保管してありました。
自分が好きなブランドのものだという思いもありましたが、やっぱり欠けがあるのは危険だし、どうしても気持ちの中にひっかかるものもある。
手放します。
手放す理由③ 安全性が気になる
イケアで買った、ガラス耐熱皿。
冷蔵はもちろん、冷凍もレンジもオーブンもOKで、スクエアなかたちも相まって使いやすい。
ラザニアなんかつくったり。
便利なのです。
でも、便利に使いながら、実はずーーーーっと気になっていたこと。
「安全性」です。
わたしは過去に大きな病気をしたことがあり、自然療法的な考えを持ったさまざまなお医者さまにお世話になったことがあります。
そのうちの一人の先生から、
「熱いものをいれるような食器には、安すぎるものは安易につかわないように」
と過去にアドバイスされました。
それから何年も経った近年、安価に販売されていた土鍋が実際に大きな問題になるということも起きています。
このガラス容器、10年近く前のものですが、購入したときとっても安かったのが心のどこかにずっと引っかかってきています。
きっと問題ないものだとは思うのですが、基本的に熱いものを作るときに使っているものなので、どうしても自分が気にかかってしまう。
今回これを機に手放します。
手放す理由④ いやな感情と結びついている
角皿、大小セット。
もう20年近く前に手元に来たものなのですが…。
「使いやすい」と思って使ってきたのですが…。
実は、目にするたび、手に取るたび、あまり嬉しくない感情がいっしょに呼び起こされます。
モノとしては、好みなのですが。
モノよりも、自分の気持ちを優先してあげよう。
いやな感情といっしょに手放します。
まとめ
今回、自分の「好きなもの」である食器を手放すことにした、理由のパターンは4つ。
- 結局、使わない
- 欠けていた
- 安全性が気になる
- いやな感情と結びついている
また少しだけ、くらしと気持ちをかるくしました。