食事、掃除、洗濯、子どもの世話…。
家事って、どこかで割り切りをつけないと正直キリがありません。
いかに自分をラクにしつつ、自分と家族が気持ちよく暮らせる程度の質を確保していくか。
わたしなりの合理性で割り切ったことのひとつ、ご紹介します。
わが家のドレッシング、いつもの2本
わが家の冷蔵庫には常にドレッシングが2本入っています。
キューピーの「胡麻こく味」と「黒酢たまねぎ」が一本ずつ。
ほぼまいにち食べている小松菜や茹で野菜、サラダに掛けて使っています。
残りが少なくなってくると、週に一度のまとめ買いのときにまた同じものを追加。
いつもおなじこの2種類を買ってきます。
「おなじものを」「買う」理由
毎回「おなじもの」を「買う」のには、わたしなりの理由があります。
都度都度手作りするのはめんどくさい
大病をして以来15年以上、せっかく毎回小松菜をまとめて茹でて、あとは切って出すだけにしてあるのに。
食卓に出すのに都度和え衣やドレッシングを手作りしてたら、トータルで手間が減ったことにならないです。
わざわざ面倒なことを増やして自分の首をしめたくない。
さっと使えてこれで十分おいしい
お酢や油で手作りすれば家庭のこだわりの味が出せるだろうし、ドレッシングを買う手間も、在庫管理の手間も必要なくなることもわかっていますが。
結局毎回つくるのがめんどくさくなって逆に野菜を食べる回数が減るなんてことになるぐらいだったら、ドレッシングを買って冷蔵庫からさっと出すだけで使えるようにしてあるほうが合理的です。
しかもキューピーのドレッシング、ふつうにおいしいです。
手作りに比べれば、それは添加物も入っているでしょうけど…。
そもそもまいにちごくごく飲むほど量を取るものではないので。
あれこれ迷うのはめんどくさい
いつも行くスーパーの売り場だけでもものすごくたくさんの種類のドレッシングが置いてありますし、カルディや成城石井のようなオシャレ店舗や星の数ほどあるインターネットショップで探せばもっととびきりおいしいこだわりのドレッシングがいろいろあるだろうこともわかっています。
でも、毎回おなじスーパーで、おなじドレッシングを買います。
ほかのメニューとの兼ね合いで、甘みとコクが欲しいときは「胡麻こく味」。
酸味と爽やかさが欲しいときは「黒酢たまねぎ」。
いつもの買い物でかんたんに手に入るこの2種類があれば、わが家程度の献立のバリエーションなら十分対応できる。
もっとおいしいもの、もっと使いやすいものがあるのではと迷えばキリがありません。
これがわが家の最低限で、必要十分です。
割り切り、手放し、あきらめる
わたしはめんどくさいことをどんどん減らしていく気こそあれ増やす気はまずなく、さらに、「これよりももっといいものがあるはず!」と探し求めることに割くエネルギーもあまりありません。
割り切れることはどんどん割り切り、手放せるものはどんどん手放し、あきらめられることはどんどんあきらめる。
自分をもっと気持ちよく、もっとラクにする方法をいつも頭のどこかで考えています。