いかに自分をラクにするか、いかにやることを減らすか。
そんなことを、日々考えたり実際に試してみたりするのが好きです。
先日、ふと思いついてやめてみたら、びっくりするぐらい気がラクになったことがありました。
「食事の盛り付け」です。
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盛り付け、めんどくさい。
これまで、食事が出来上がったら
- ごはんを茶碗によそい
- 汁物をお椀に注ぎ
- 大き目のお皿にメインを盛り付けてちいさいおかずを添え
- 小鉢にもおかずを盛り
- 箸やスプーンなどのカトラリーを準備し
- それらをひとり分ずつトレイの上に並べる
- テーブルに運ぶ
という盛り付けを、大体においてわたしがすべてまかなっていました。
一般的には、食事を作っている人はみんな当たり前にここまでやっていることが多いですよね。
でもこれ、改めて考えると、ものすごいパワーが要ること。
- 料理の種類に合った食器を選ぶ
- 家族それぞれの食べる量を想像しながら盛り付ける
- 美味しく見えるように盛り付ける
- カトラリーは何が必要かを考える
相当めんどくさい…。
料理作るのにもすでに結構なパワー使ってるのに…。
盛り付け、やめてみた。
ある日ふと思いました。
盛り付けは家族みんながそれぞれ自分でやればいいのでは…？？？
その日の献立をみて、食べたい量を、食べやすい食器に、自分で盛り付ければいいのでは…？？？
ということで、盛り付け、やめてみました。
いまの流れはこんな感じです。
できた料理を並べておく
できた料理を、ガスコンロやカウンター収納の上に並べて置きます。
お味噌汁や大なべで作ったものなどはガスコンロにそのまま。
バットやボウルに作ったものは、カウンター収納の上に。
カウンター収納の上は基本的にいつも空けてあるので、スペースは十分あります。
家族のメッセージグループにメニューを流す
その日あるものや準備できた献立を、家族のメッセージグループに流します。
2階にいる夫と娘が、これを見てキッチンへ降りてきます。
各自盛り付ける
家族それぞれカウンター収納の上にトレイをセットし、自分で食器を選び、料理を盛り付けてはトレイの上に並べていきます。
料理を並べたカウンター収納の下のひきだしに食器もカトラリーもすべて入っているので、すぐに選び、取り出し、料理を盛り付けることができます。
食べたい量が入る食べやすい食器にお好きなだけ盛り付け、トレイごとダイニングテーブルへ運んでどうぞ。
盛り付け、やめてみた結果。
盛り付けをやめてみた結果。
作業がラクになったのはもちろん、びっくりするぐらい気持ちがラクになりました！！！
そんな簡単なことで？と思うのですが、ほんとです。
- 料理の種類に合った食器を選ぶ
- 家族それぞれの食べる量を想像しながら盛り付ける
- 美味しく見えるように盛り付ける
- カトラリーは何が必要かを考える
料理後の盛り付けにかかわるこれらのことって、こんなにも手間やプレッシャーがかかるものだったんだ！と驚かされます。
スープをたくさん食べたい人はお椀ではなく大きなカフェオレボウルを選ぶ。
おかずをたくさん食べたい人は大きなお皿を選ぶ。
食欲がない人は、小さな小鉢に盛り付ける。
ちいさいお子さんはムリでしょうが、わが家のようにもういい加減大きくなっている子供や夫のような「大人」は、食べる量やそれを食べやすい食器なんて、自分で選んで決めればいいのです。
割り切ったら、ものすごくすっきり、ラクになりました。
おわりに
盛り付けをやめてみよう！と思ったのは、ホテルや旅館の朝食ビュッフェを思い出したことがきっかけでした。
ああやってずらーっと並べて置くのは、ひとつひとつサーブするよりその方がホテルや旅館にとって圧倒的に効率がいいからのはず。
ひとつひとつサーブすることに誇りをもっているとか、きちんと盛り付けまで目を配った美しい状態で食べてもらいたい！と思う場合はともかく、わたしのようなズボラには、各自「As you like（お好きなように）」のセルフサービスでお願いする方向がぴったりでした。
▼お好きな食器でそれぞれどうぞ。
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