先日、下関・門司・小倉へ3泊4日でひとり旅に行ってきました。
3泊4日といいつつ、最終日はフェリーで寝ながら帰ってきたので、実質2泊3日。
その間に行ってよかった、おいしかったお店について記録しておきます。
下関と北九州の新鮮なお魚その他、最高だったよ…!
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下関エリアで行って良かった&おいしかったお店
ふくの河久 唐戸店
下関といえば、ふく(ふぐ)でしょー!ということで。
唐戸にあるふくの河久 唐戸店へ。
お昼前だったけど、もう結構なひとが入っていた。
食券方式。
朝ごはんを食べずにここまで来ておなかペコペコなので、どれにしようか悩むー…。
ふく刺しぶっかけ丼と迷って、ふく唐揚げ定食(1,080円)に決定。
ふぐのうまみがしっかり感じられる味付けと外のさっくりした衣がよく合って、とってもおいしかった。
全体的に値段が手ごろながらちゃんとおいしい、いいお店。
旧下関英国領事館 ティールーム リズ
旧下関英国領事館の建物内にあるティールーム リズ。
旧領事館の建物だけあって、内部も本格的。
2段・3段のアフタヌーンティーセットやピーターラビットをテーマにしたブレンドティーなど、英国!という感じ(そもそも店名からして”ティールーム”だし”Liz”だしね)。
本日のデザートセット(アイスクリーム、マカロン、ムース)と、紅茶はヌワラエリアを注文。
デザートの控えめな甘さとヌワラエリアの上品な渋みがよく合って、とてもおいしかった。
食器はウェッジウッド。そりゃそうだ。
クラシックな窓越しには関門海峡が見え、行き交う船を眺めているだけで時間があっという間に過ぎていく。
2人以上で来て、2段・3段のアフタヌーンティーセットをたのしんでいるテーブルが多かった。
こんなところで優雅なティータイムが過ごせるなんて、最高ですねえ。
わたしはひとりだったので、残念ながらアフタヌーンティーセットは注文できず。
デザートと紅茶のセットで1,210円。
魚正本陣
下関で宿泊したゲストハウスでおススメしてもらって夕食を摂った居酒屋、魚正本陣。
ゲストハウスでドリンク1杯無料券をもらったので、ふぐのひれ酒をお願いした。
店員さんがマッチで火をつけ、蓋をして出してくれた。
あーん、最高…。
ゲストハウスのヘルパーさんが激推ししていた、わかめの唐揚げ。
思っていたのの倍ぐらいの量で届いてびっくりしたけど、カリカリサクサクの食感&わかめの旨味で箸が止まらなくなるおいしさで、あっという間に平らげてしまった。
ふくの白子豆腐。
ぽん酢をかけてもみじおろしをちょっと載せ、ひれ酒といっしょにちょいちょいつまむ。うまい。
〆の、ふく雑炊。
ふぐの旨味が、暑さで疲れたからだにしみた…。
食べて呑んで、2,560円(ひれ酒無料がありがた過ぎた)。
唐戸市場 市場食堂まぐろとかめ
早朝に唐戸市場を見学。
6時半ではもう競りも終わってしまっていたけど、鮮魚を扱うお店は賑わっていて活気があった。
市場の2階にある市場食堂まぐろとかめで、朝食。
7時15分オープン。
お寿司セットとか海鮮丼とかふぐ刺しセットとか魅力的だったけど、この日は「あこう」が入ってきているということで、あこうの煮魚セット(1,800円)を注文。
あこうはハタの一種で、「冬のふぐ、夏のあこう」といわれるほどおいしい高級魚なのだそう。
ぷるっとした身はしっかり煮つけられてホロっと箸でほぐれ、あまりにおいしくて目ン玉まで全部!食べてしまった。
夏の下関ならではの味。大満足。
門司エリアで行って良かった&おいしかったお店
スターバックス門司港駅店
下関から関門海峡を越えて門司へ移動し、スターバックスでひとやすみ。
のんだのはフツーにほうじ茶ラテ(495円)だけど、ここはなんてったってお店の立地が最高なのですよねえ。
大正レトロな美しい駅舎で有名な、JR門司港駅(国指定重要文化財)の構内にあるのです。
そのむかし三等待合室として使われていた店内は、白い漆喰の壁、マスタードイエローに塗られた腰壁や天井がシックで素敵。
スツールの足元で足置きになる段差も古い鉄道レールで作られたりしていて、駅舎との統一感ある雰囲気がたまらないのです。
電車の乗り降りで行き交う人の流れをみているだけでもたのしく、何時間でもいられるスターバックス。
楓や
門司港で宿泊したゲストハウスで、夕食を摂るのにおススメしてもらった居酒屋、楓や。
入ってみたら地元のひとが3人すでに楽しそうに飲んでいたので、すみっこにちんまり収まって飲みはじめる。
お通しのふぐのアラ煮、おいしい…。
おいしいお刺身を食べたかったので、クロムツのあぶり、ひらす、地だこを1人前ずつ盛り合わせてもらう。
いやー!めっっっちゃくちゃおいしい…!
砂ずりのねぎぽん酢と黒霧島のお湯割り。
からっと揚げた砂ずりとねぎぽん酢のさっぱり感がぴったり。
店内の黒板に書かれたメニュー、“ちゃんらー”ってなんですか?と聞いたら、カウンターにいた女性二人組&ソロ男性がここぞとばかりに「ちゃんぽんらーめんです!ここのオリジナル!おいしいですよ!」とにぎやかに教えてくれたので注文。
おおほんとだ、ちゃんぽんっぽい麺としゃっきり炒めたもやしの食感が不思議なマッチング、おいしい!
これをきっかけにみんなが「え!ひとりで来てるんですか!?」「門司のまち、どう思いました?なんにもないでしょー 笑???」「明日小倉行くの?ならコレとコレ食べてほしい!超~おいしいから!おすすめ!」と話しかけてくれるようになって、どんどん話がひろがる。
こういうのもたのしいね。
「これもおいしいからどうぞー」と女性が取り分けておすそ分けしてくれた、梅しらすチャーハン。
さっぱりしてておいしい!
食べ物はどれもものすごくおいしいし、このエリアには珍しく夜おそくまで開いているらしいし、お店のお客さんもみなフランクでたのしいし、とってもいいお店でした。
食べて呑んで、4,000円ちょうど。
安全入船食堂
朝食を摂るならぜひ!と門司のゲストハウスで教えてもらった、安全入船食堂。
「朝6時からやってて、400円ぐらいでお腹いっぱいになる定食が食べられて、お店はふるーいコンテナで、お客さんは年配の男性ばっかりのことが多くて、めちゃくちゃコアな雰囲気なんですけど、そういうのがお好きであればぜひ」。
好きですねー!スキスキー!すごくいいー!
朝定食、330円。
お味噌汁、さつまあげとがんもの煮物、お漬物、ごはん、海苔、ハム、マカロニサラダ、ナスのフライ、目玉焼き、冷奴。
どれもちゃんとしっかりおいしくて、…これ全部で330円!?!?!?
つぎつぎにお店に入ってくる人はみな「いつものー!大盛で!」とか「きょうはトロロある?」と大将とツーカーな感じだし、向かい合って座った顔見知りらしき二人のお客さんの間では今朝の漁でのオキアミの話が始まったりで、店内を眺めているだけでもたのしかった。
ホテルで1,000円とか払ってヘタなバイキング朝食を食べるなら、このお店で330円の朝定食を食べたほうがずっと深く門司の港の雰囲気を味わえて面白いだろうと思った。
(決して決して「キレイな」お店ではないけどね。)
小倉エリアで行って良かった&おいしかったお店
旦過うどん
門司から近いことだしせっかくだからと思い立って行ってみた、小倉の旦過(たんが)市場。
令和…?日本…?
いまがいつなのか、ここがどこなのか、ふとわからなくなるような空気感。
歩き回ってお腹が空いたので、旦過うどんへ。
北九州といえば!の、ごぼう天うどん(600円)。
しっかりした出汁、つるっとした手打ち麺に、うすく長~く削いで長いままくるくるっとまとめてカラッと揚げたごぼうの香ばしさが合って、とっても美味しい。
うどんといっしょにおでんやおいなりさんをのんびり頬張るお年寄り、市場内のほかのお店からのお昼ご飯の注文電話でうどんを載せたトレイにラップをかけて出前しに行く店員さん。
北九州の台所である旦過市場の、さらに台所感があるお店。
ファンキーバナナ!小倉旦過市場店
暑くて暑くて、なにか冷たくてエネルギーになるような飲みもの飲みたい…。
旦過市場内で歩き回っていて通りかかった、ファンキーバナナ!小倉旦過市場店へ。
その場で作ってくれるバナナジュースは、賞味期限30分以内!というフレッシュさ。
酸味好きなので、バナナ・キウイ・パッションフルーツMIX(600円)で。
まるごと一本入っているバナナをパックの外からドロドロにもみほぐしてまぜ、太いストローでちゅーっと吸う。
エネルギー満タン!めっちゃ元気出た!
バナナの叩き売り発祥の地 門司が近いからのバナナなのかな?と思って入ってみたけど、あとから調べてみると関東含む日本全国のあちこちにあるお店だった。
おいしかったからまあいいや。
Brasserie SOMA(ブラッスリー ソーマ)
この春に大火災があった旦過市場。
再生に向けて金属板の壁で囲まれた被災区画の中にぽつんと、Brasserie SOMA(ブラッセリーソーマ)が。
まわりの木造店舗は燃えてなくなってしまったけれど、鉄筋コンクリート造だったこちらの建物だけは火災に耐えて残ったのだそう。
店内奥でクラフトビールを自家醸造しているマイクロブルワリーとのことで、面白そうだったので入ってみた。
売上の一部を旦過市場復興義援金として寄付するという「ふっこう」シリーズの中から、「ふっこうレモンサイダー(600円)」を。
『4月19日の火災時にタンクに入っていたシードル!レモン香るさわやかなシードル!』とある通り、酸味がしっかりとあり、最後に添えられたレモンスライスの香りも高いおいしいお酒だった。
「ふっこうAベルゴ」「ふっこう晩白柚ウィート」などほかのふっこうシリーズやペールエール、ニュージーランド産をメインに取り揃えたワインもおいしそうだったな…。
丁度お昼時だったので、わたし以外はみなそば粉のガレットやスパイスカレー、パスタランチを食べていて、そちらもおいしそうだったな…。
おいしいお酒とおいしい食事をカジュアルに楽しめそうなお店。
まわりのお店は火災で軒並み燃えてしまって、(どうしようもないこととはいえ)いろいろ思うところはあって複雑だろうなと思った。
がんばって…!
おわりに
わたしの胃がもっと丈夫で大きかったらなあ…と、旅に出るたびに思います。
下関のゲストハウスでも門司のゲストハウスでも、門司の楓やで出会った地元の方たちにも、おススメのおいしいお店をいっぱい教えてもらったのに全然行ききれなかった。
それでも自分の胃のキャパなりにおいしいものいっぱい食べたから、大満足です。
教えてもらったお店はいつかまたのおたのしみ、ということで。
▼旅の間の食事は、アブラサスの小さい財布やアップルウォッチで支払い、レシートをリヒトラブのバインダーに片付け、時間のある時にモレスキンにまとめて書き残します。こういう記録もあとから振り返るといろいろ思い出せて、面白いので。
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