先日、下関・門司・小倉3泊4日ひとり旅に行ってきました。
きょうはその1日目の記録。
ここ何年かで「こんなに走ったことない…(滝汗)」と思うぐらいの爆走からスタート。
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1日目:羽田爆走~下関
07:00 羽田空港を爆走
07:00 リムジンバスで羽田空港に到着。
ANAユーザーなので、降りるのはいつもの第2ターミナル。
07:40発北九州空港行きの便までまだあと40分もある~余裕余裕~と思いつつモニターを見るが、便名がない…???
アレ…?と一瞬思いつつ、保安検査場への待機列入り口に立っていたグラウンドスタッフの女の子にスマホの搭乗券画面を見せて「この便はこちらからですか?」と尋ねると、「ハイ(にっこり)」とのこと。
列が進んで保安検査場入り口のバーコードリーダーにスマホをかざすと、エラー音。
出てきた紙片を見て係員さん、
「この便はスターフライヤー共同運航便なので第2じゃなくて第1ターミナルですねー!」
…え???
スターフライヤー共同運航便…?気が付かんかった…。
第2ターミナルから第1ターミナルへの近道(京急改札脇)を教えてもらい、お礼もそこそこに大爆走開始。
近道すごい。5分ぐらいで第1ターミナルに来られた。
いつぶりかわからないぐらい久しぶりの第1ターミナル、南ウイングか北ウイングかもわからないので、インフォメーションで確認。
「スターフライヤーの入り口は左手のいちばん奥です!」
…いちばん奥(絶望)。
エスカレーターを駆け上がり、いちばん奥の保安検査場に飛び込む。
じりじりしながら保安検査を抜け、壁のモニターで搭乗口を確認。
搭乗口は12番。
遠い。
ここから800mぐらいある。
速足で急ぎに急ぐ。
12番!見えた!
…アレ?モニタに出ている行き先が全然違う…。北九州便どこ行った…?
近くにいたスタッフさんにすがるように聞いてみる。
「スターフライヤーの北九州便の搭乗口ってどこですかっ???」
「スターフライヤー…?2番とか?逆の端の方ですね!」
…逆!?の、端!?
来た道を爆走して戻る。
800mを戻って、さらに先へ行かないと2番にたどり着けない…(涙)。
汗は噴き出てだらだら流れ落ちるし息は切れるし、前を歩いているひとに「ゴメンナサイゴメンナサイ!」と声を掛けながら横をすりぬけかわしつつ、2番搭乗口に到着。
搭乗改札機の前にいるグラウンドスタッフさんにスマホの搭乗券を示し、「搭乗口を…!間違えちゃって…!すみません…!(1分遅れちゃったけど乗せてください!頼む!)」とゼエゼエしながら頭を下げたら、
「まだご案内始まっておりませんので、もう少しお待ちください(にっこり)」
…?????(何を言われているのかわからない)。
でもまだ大丈夫というならとりあえず汗を拭こう…とトイレに入り、息を落ち着けて考えてみたら。
北九州便の出発が07:40。
わたしが2番搭乗口になんとかたどり着いたのが07:21。
通常、国内線の搭乗締め切りは、20分前までに保安検査場通過、10分前までに搭乗口で搭乗手続き。
2番搭乗口には07:30までに着いていればよかったんだ…。
焦りすぎてパニクって保安検査場通過締め切り時刻と搭乗手続き締め切り時刻をごっちゃにしてしまい、間に合わないーーー!と爆走してきてたけど、ギリギリを言えばもう10分弱余裕があったんだ…。
もうね、もうほんと死ぬ!と思いながら第2ターミナルから第1ターミナル、第1ターミナルの端から端を走った。
こんなに走ったのは、家族4人でイタリアからの帰国便に乗り遅れた時以来かもしれない。
というか、わたしまだこんなに走れるのか…。
しかし、あとから振り返ってみても、「スターフライヤー共同運航便」ってどこを見たら把握できていたのか、全然わからないのよ…。
あとからiPhoneの「ウォレット」に追加していた搭乗券を落ち着いて見たら、画面上で搭乗口のところにオレンジ色の丸がつけられていて、「搭乗口が(何番からかはわからないけど)2番に変更になっていた」ことだけはとりあえずわかったけど、この画面ではどこ見てもスターフライヤー共同運行便とはわからない…。
ターミナル違いの時点からパニクリすぎてチケットを確認する余裕がなかったし、搭乗口12番はたぶん単にわたしが慌てすぎてモニター画面を見間違えた。
こういうこともあるんだなー。
いつもテキトーにチケットを取ってはホイホイ飛び乗ってるから、今度からはもうちょっと気を付けて購入する!
09:20 北九州空港に到着。
スターフライヤーさん、おせわになりました…。
10:27 小倉発下関行き 関門トンネルを通過!
リムジンバスで小倉駅に到着。
JR山陽本線で、下関駅へ向かう。
今回の旅の目的のひとつ、「関門鉄道トンネルを通ってみたい!(直交転換の瞬間を見てみたい!)」。
小倉を出発し、途中、門司駅を出たところで車内の明かりが突然ぱっと消え、しばらくすると何もなかったかのようにまたぱっと点く。
…おおおお!これが直交転換…!!!感動!!!
あたらしい車両だと交流と直流の切り替わりに対応してしまっていてこの消灯が見られないので、古い車両に乗れてよかった。
直交転換ポイントを過ぎるとすぐに関門トンネルに突入。
関門鉄道トンネルは掘削当時、地盤の変化に合わせて掘削方法を変えたため、途中トンネルのかたちが何度か変化しているとのこと。
正面からその形状の変化を見たかったけれど、先頭車両の運転室ドアの窓ガラスがスクリーンで遮蔽されてしまっていて見ることができなかった。残念。
モノの数分で、あっという間に下関側に出た。
関門鉄道トンネル、すごいなあ。
船で行き来するしかなかったころからは考えられないほどの、輸送力の向上だよなあ。
下関駅到着、バスで唐戸市場へ向かう。
唐戸のバス停でバスを降り、カモンワーフ、亀山八幡宮の前を通って歩いていく。
暑い…焦げそう…。
かの有名な唐戸市場に、とうちゃーく!
……。
えっと、ほかに近くでふぐを食べられるお店をググって…。
お!ココおいしそう!(ドアガラガラー)
「あ、今日おやすみなんですよ、スミマセーン!」
……。
ライフが0になった…。
羽田であんなに走って、唐戸市場でお寿司でも食べようと思ってここまで何も食べずに来たのに…。
つぎ、ここがダメだったらもうなんでもいいや…と投げやりになりかけたけど、カモンワーフ脇のふくの河久は開いてた!ありがたい…。
ふくの唐揚げ定食。
おいしかった!!!ライフが戻った!!!
12:25 巌流島連絡船で巌流島へ
巌流島へ行ってみることにした。
唐戸ターミナルでチケット購入、唐戸⇔巌流島往復900円。
なんか、「巌流島」という名前の響きや、武蔵vs小次郎の決闘の地!みたいなイメージとぜんぜんちがう、ぺたーっと広くて景色のいいのどかな島、という感じ。
バーベキューのできる広場なんかもあった。
13:30 唐戸へ戻る船に乗船。
しかし暑かった…。干からびるかと思った…。
日傘とハンディファンがあってよかった。
もっとお水持っていけばよかった。
14:00 旧下関英国領事館 ティールームリズでティータイム
唐戸ターミナルで船を降り、大通りを渡る。
道路向こうにある下関南部町郵便局と旧秋田商会ビル、レトロでステキ。
旧下関英国領事館にあるティールームリズへ。
デザートや紅茶はもちろん、歴史を感じる建物もすばらしかった。
17:00 ウズハウスへチェックイン
それにしても暑い、暑すぎる。
ゆっくり歩いて、この日の宿へ向かう。
亀山八幡宮の鳥居の扁額の「山」の字のところにはまっているという有名な野球ボール、バッチリ見えた。
「キャッチボールをしていて打った球がはまってしまい、昭和33年からずっとそのままにしている」のだそう。
地元の球児のゲン担ぎスポットとなっているらしいので、これはこれでいいね。
ウズハウスに到着、チェックイン。
関門海峡の絶景が見える6階テラスのソファに座ってお酒を飲んで、のんびりだらだら。
19:30 赤間神宮さんぽ
ウズハウスのスタッフさんに教えてもらったお店で夕食を摂る前に、赤間神宮に寄っていくことに。
安徳天皇をお祀りしている墓所。
安徳天皇が眺めているのはこんな景色。
竜宮城をイメージしているという社殿は本当にきらびやかで美しく、だんだん暗くなってくる境内に浮かび上がる強い朱色に、ちょっと空恐ろしさを感じるほど。
かの有名な「耳なし芳一」のお話の舞台でもある赤間神宮、芳一の像がまつられているとのことで本殿脇に行ったけれどどれなのかよくわからず、暗さもあいまってゾクゾクが止まらないのでそれらしいものに手を合わせ、頭を下げてぴゅーっと出てきた(へなちょこ)。
商店街を通って夕食のお店へ急ぐ。
渋い商店街。
20:00 魚正本陣でふくづくしの夕食
人気店ということで、あらかじめ電話で20時に予約をしていた魚正本陣。
ふくひれ酒、ふく白子豆腐、ふく雑炊、わかめの唐揚げ…。
おいしかった!
22:00 ウズハウスへ帰還、就寝
おなかいっぱいでウズハウスへ戻る。
シャワーを浴び、歯を磨いて、またまた関門海峡と関門橋を眺めに6階テラスへ。
いつまで見ていても見飽きない。
美しいね。
おやすみなさい。
1日目 まとめ
飛行機に乗れないかも…と、焦りに焦ってはじまった1日。
おまけに下関で食事をしようと期待していたお店はことごとくお休みで、おなかが空いていたこともあってせつなすぎて心が折れそうになった。
河久の店員さんに聞いたところ、唐戸市場は月に1~2回休場があって、この日がたまたまその日だったそう。
翌日は早朝から開場しているとのことなので、楽しみ。
▼荷物はリュックひとつ。コンパクトで身軽だからこそ、なんとか走れたんだと思う…。
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